好きな人と遠くに住んでいる……いわゆる遠距離恋愛。それを体験している・した人もいるかと思います。遠距離恋愛は思いがけないときに発生したり、恋の始まりから遠距離恋愛だったり、パターンはいろいろ。遠距離恋愛は別れやすいと言われますが、果たしてそうなのでしょうか。この記事では、遠距離恋愛とはどういうものなのか、その良さや悪さ、結婚までに繋がる方法などをご紹介します。
遠距離恋愛とは
恋人と物理的な距離が遠いことを遠距離恋愛と言います。ここでは、まず遠距離恋愛がなんなのかという基本的な部分をご紹介します。
遠距離恋愛って?
さて、単純に「遠距離」と言っても、「どこからが遠距離恋愛か」と考えれば、これは人それぞれ感覚が違います。ただ、日帰りできない距離にお互いが住んでいる場合は遠距離恋愛と言って間違いないでしょう。とはいえ、飛行機を使えば沖縄から北海道まで4~5時間ほどで行けます。こうなると時間的には日帰りできるので遠距離恋愛とは言えない……となりますが、交通費が高すぎるため、こちらも遠距離恋愛と呼んで問題ありません。物理的な距離、そしてその距離にかかる交通費をひとつの目安にしてみてください。
メリット
「遠距離恋愛にはメリットがない」と思われる方も多いかと思いますが、そんなことはありません。遠距離恋愛にもメリットがたくさんあります。たとえば、頻繁に会えないからこそ、会えたときの特別感や嬉しさはとても大きなものになること。そのためマンネリも起きにくく、毎回新鮮な気持ちで恋人と過ごせること。相手の土地に行けば、ちょっとした旅行気分にもなれますよ。それに、日頃なかなか会えない分、自分の時間はたっぷりあります。その間に自分磨きをしたり、学業や仕事に励んだりして、自立心も養えるように。また、いきなり会いに行くというサプライズの効果が高いのも遠距離恋愛のメリット。絶対に会えないと思っていた相手が、休みの日に現れたら喜びも格別ですよね。こういうときに、相手が自分にとってどれだけ大切な人なのかも再確認できます。
デメリット
遠距離恋愛と言えばデメリットが頭に浮かぶ人が多数でしょう。そしてもちろん、デメリットもたくさんあります。たとえば、すぐに会えないこと。悲しいことがあって抱きしめてもらいたくても、それができませんよね。会おうと思っても交通費と時間がかなりかかりますし、会える時間も短いです。また、人によっては会っていない間に記憶の中で相手を美化してしまい、現実の恋人を見られなくなっているなんてことも。そして、なにより浮気の心配。遠くに住んでいるため、相手が浮気をしていても気づきにくいものです。気持ちが離れていないだろうかという不安も湧き上がるでしょう。
付き合ってから遠距離恋愛になるパターン
始めから望んで遠距離恋愛になったわけではないというカップルもいます。
さて、なにがきっかけで遠距離恋愛になってしまったのでしょうか。遠距離恋愛になってしまう主なパターンを3つご紹介します。
進学
学生の場合、進学という理由が多いでしょう。進学する大学、あるいは高校を遠方にしてしまい、そこに通うため引っ越しをしてしまいます。また、学生だとあまりお金がありません。社会人に比べて交通費を捻出するのも難しいため、ちょっとした距離でも遠距離恋愛となってしまうでしょう。ただ、卒業をしたら地元に帰ってくるというパターンもあります。高校なら3年、大学なら4年待ち続ければ遠距離恋愛も解消されそう。でも、相手がそのまま遠方で就職してしまうこともあるので、遠距離恋愛が確実に解消されるわけでもないのが辛いところです。
留学
海外で語学やなにかしらの技術を身に付けるため、留学するという人もいるでしょう。この場合は海外になるため、物理的には遠いですし、金銭的にも大きな負担がかかります。留学先の国にもよりますが、日本と真反対のブラジルなら、移動時間に最低でも片道24時間以上。日帰りどころか、移動だけで1日以上経ってしまいます。連絡を取り合いたくても、時差があるので電話をするタイミングがつかめないなんてことも。近隣の国なら時間も費用もそこまでかかりませんが、それでも国が違うというのは大きな障害です。しかし、留学は期限付きで必ず帰ってくることがほとんどです。その期限を耐え抜けば遠距離恋愛から開放されます。
転勤
社会人になると、勤務先によっては転勤があります。近場の場合ならまだいいですが、大阪から東京、または海外への転勤なんてことも。仕事上の理由のため断れないという人もいるでしょう。また、どれだけ自分が社会で通じるかチャレンジしたい、出世したい、という願望のある方は積極的に転勤するかもしれません。転勤の多い会社に入ってしまった場合は、遠距離恋愛になる可能性をある程度考慮しておく必要がありますね。
初めから遠距離恋愛のパターン
出会ったときから遠距離恋愛ということもあります。さて、そのパターンはなんでしょうか。
2つご紹介します。
インターネットで知り合うパターン
今ではインターネットで誰かと知り合うことは多いでしょう。オフ会で実際に会ってから付き合うようになる人もいれば、実際に会ったことがない状態から交際をスタートするなんてパターンもあります。いずれにしても、インターネットの出会いは物理的な距離というものが存在しないので、恋人がたまたま遠距離だったということはわりと多いです。
旅行先で知り合うパターン
たまたま旅行した先で出会い、恋に落ちた……というパターンもあります。旅行の際は気分もあがっており、恋に落ちやすい傾向もあるよう。旅行先ならそれなりに遠方のはず。出会ったときから遠距離恋愛になってしまうのです。また、旅行先に限らず移動中の飛行機内、立ち寄ったサービスエリアで出会うなんてこともあるかもしれません。いずれにせよ、相手がたまたま自分と同じ地元ということはなさそうですね。
国際遠距離恋愛のパターン
恋人が海外にいる場合は国際遠距離恋愛になります。海外の遠距離恋愛だと、国内の遠距離よりも物理的な距離が遠いため、恋人同士にはいろいろな負担が多いでしょう。国際遠距離恋愛になる理由には、主に2つのパターンがあります。
海外に交際相手がいる
留学や転勤で、恋人が海外へ行ってしまうことがあるのはすでに書きました。その場合は国際遠距離恋愛のパターンです。海外に住む理由によっては、本当に短期間の国際遠距離恋愛になるかもしれませんし、帰国の予定がわからないときはずっと国際遠距離恋愛になってしまいます。相手がなにかの用事で定期的にこちらの学校・会社へ戻ってくるのなら良いですが、海外へ行きっぱなしだと、こちらが海外へ行くことのほうが増えそうですね。
外国人と付き合っている
外国人と付き合っていた場合、相手が祖国にいれば国際遠距離恋愛になってしまいます。こちらも祖国である日本にいるため、どうしても距離が空いてしまいますよね。外国人と付き合う場合は、たとえそのときは相手が日本にいたとしても、いつか相手が祖国へ帰って国際遠距離恋愛になる可能性があるということを認識しておく必要があります。また、もし結婚を意識するとなればどちらの祖国で住むのかという問題も起きやすいので、真剣交際なら付き合う過程でそのことも考えていきたいですね。
遠距離恋愛ってうまくいくの?
さて、遠距離恋愛はうまくいかないイメージがあるという人もいるでしょう。実際、遠距離恋愛が理由でうまくいかない場合もあれば、遠距離恋愛だからこそうまくいく場合もあります。その両方をご紹介します。
結婚できずに別れるケース
会えない寂しさに耐えられなかったり、会わない間に相手が浮気をしていたり、または連絡が途絶えがちになり自然消滅したり……。こちらが浮気をしてしまうなんてこともありえます。そういったパターンで別れるケースがけっこうあるものです。また、結婚したいと望んだ場合、どちらかが相手の土地で暮らす必要があるでしょう。そうなると、どちらかは仕事を辞めたり、故郷を離れたりしなければいけません。それぞれの事情で相手の土地へ行けないなら、結婚はできないとなり別れるという選択をしてしまいます。別居婚という選択もあるにはあるのですが、あまり現実的ではありませんね。
結婚できたケース
会えない寂しさに耐えられず別れるというケースを上記で紹介しましたが、会えない寂しさに耐えられないから結婚するというケースもあります。こちらは、恋人同士のどちらかが相手の土地へ行くことを承諾したケースです。ずっと離れ離れでいたからこそ、相手の大切さはよくわかっているはず。そのため、その相手とずっと一緒にいたいと考え、今まで自分が築いてきた仕事や人間関係などの環境をすべて捨ててでも結婚したいと考えるのです。好きな人といれば、全部捨てても、新しい環境で新しく築いていくから大丈夫! というポジティブな考えの方は結婚までいくケースも多いようです。
遠距離恋愛のコツをご紹介
遠距離恋愛を続けるには、それなりのコツも必要です。これから、遠距離恋愛を続けるためのちょっとしたコツをご紹介します。
遠距離恋愛中の電話
会えない分、恋人同士の交流は電話やメールが多くなると思います。直接相手の声が聞けるので、遠く離れた位置にいても身近に感じられますよね。遠距離恋愛で電話するにあたり、注意したい点が3.つあります。
頻度は?
人によって「毎日電話したい」「週末だけでいい」と、それぞれ考えがあります。お互いに話し合って、生活リズムに合った頻度を決めてください。時間の余裕があるなら、おすすめは毎日です。もし多忙なら、週末のみやお互いがゆっくりできる日を選んでみましょう。ただ、女性は「電話の回数=愛情」と考える傾向があります。そうなると、毎日電話をしなければ「私への愛情は薄れたの?」「あなたにとって私は大切じゃないの?」なんていう困った感情を抱かせてしまいます。もし毎日電話ができない場合は、愛情が薄れているわけではないということをきちんと説明して、彼女を安心させてあげましょう。また、男性は「電話=用事がある」と考える傾向があります。つまり、用事がないなら電話をしないということ。女性は男性のこういう考え方も理解しておいてくださいね。
内容は?
基本的にはお互いの近状報告がいいですね。ご近所の人から手作りの肉じゃがをもらったとか、スーパーで安売りのキャベツを買えたとか、そういう些細なものでもかまいません。ただ、注意したいのが「愚痴」です。せっかく恋人と電話をしているのに、話の内容が愚痴ばかりではうんざりしてしまいます。実際に会ったときでも、愚痴はあまり聞いていて気持ちのいい話題ではありませんよね? 顔の見えない電話ならなおさらうんざりする可能性があります。まったく愚痴るなとは言いませんが、愚痴がメインの内容は避けましょう。もし愚痴るなら、最後はポジティブな言葉で締めてくださいね。
どんなことを心がけたら良い?
電話となれば、気になるのが通話料金。おそらく固定電話ではなく携帯電話で通話すると思いますが、長時間になれば通話料だけでかなりの高額になってしまいます。二人とも、またはどちらかが定額料金のプランなどに加入して、通話料金を抑えるようにするのがおすすめ。また、相手が海外の場合は時差もあるので、それも考慮しておきましょう。時差に限らず、電話をかける時間や通話時間は事前に相談するのがベスト。電話中はお風呂や来客対応などができません。いつまでも話したい気持ちはあるでしょうけれど、お互いの生活を圧迫しない程度に気をつけて電話をしたいですね。
遠距離恋愛中のメール
電話よりも時間にしばられず、気が楽に行えるメール。電話よりもメールをする回数が多いカップルも多いのではないでしょうか。サクッと電話で話すのも素敵ですが、ゆっくりお互いの好きなタイミングで返信できるメールも忙しい人にもってこいです。ここでも、注意したい点が3.つあります。
頻度は?
電話と比べて自分のペースで返信できるものなので、一日数回くらいがおすすめ。忙しいなら一日1回でもかまいません。もしお互いにメールが好きではないのなら、数日に1回という頻度でも問題ないでしょう。お互いがどれだけメールが好きか考えて、日常生活に差し障りのない程度の頻度でやりたいですね。あまり多いとずっとスマホをチェックするようになるかもしれませんので、一日に何度もする場合は気をつけてくださいね。
内容は?
電話と違い、メールなら画像添付も可能です。通勤時に見つけた野良猫の写真や美味しかったご飯の写真、自撮りなどを添付して送るのもいいですよ。本文はあまり長々としていると返信も大変なので、サクッと読める程度に。メールでも愚痴は控えたほうがいいですが、送信前に内容をじっくり確認してあまりネガティブな内容でなければ送っても大丈夫。メールは送信前に読み返せるので、その内容で本当にいいのかしっかり確認してみてください。相手の気分を害さないか、ポジティブな内容か……自分なりに再確認すればOKです。そして、その人のキャラにもよりますが、文章のみではそっけなく感じやすいものです。少しだけ顔文字や絵文字を入れるのもいいでしょう。
どんなことを心がけたら良い?
メールは相手が即座に見る必要がないとは言え、深夜に送るのは考えもの。メールの着信で相手が起きてしまうかもしれません。いつ送るかは電話同様、タイミングを考えたいですね。また、返信を催促するようなこともやめましょう。忙しいときはゆっくりと返信したいですし、メールが苦手な人もいます。あとは誤字脱字にも気をつけてくださいね。
遠距離恋愛で別れてしまう理由・前兆
遠距離恋愛で別れてしまうパターンも多いですが、なぜ別れてしまうのか……。その理由や前兆をご紹介します。
別れの理由
まずは別れの理由です。カップルの数だけ別れの理由があるものですが、遠距離恋愛の場合はだいたい下記3つが多いでしょう。
不安になる
遠く離れている分、相手の愛情が冷めていないかどうか不安になります。「最近メールの回数も減った……もしかして浮気?」「仕事が忙しいと言っているけど……異性ばかりの職場らしいから心配」などなど……。また、恋人に浮気心がなくても、恋人に言い寄ってくる異性がいないとも限りません。それらは勝手な想像ではあるのですが、こういった不安感に耐えられず別れてしまうケースがあるのです。
金銭面
会うためには交通費がかかります。基本的には遠ければ遠いほど交通費がかかり、海外となれば片道だけでも数万円は使ってしまうでしょう。そのほかに滞在費やデート代もかかり、とにかく大きな出費は避けられません。お金が有り余っているなら問題ないでしょうが、そういう人はまずいません。数時間会うためにかなりの費用になるのは、愛し合っている恋人同士とは言え負担が大きいのです。こうして金銭的な負担が大きくなってしまい、別れてしまうというケースです。
寂しさ
なかなか会えないのは寂しいものです。たとえ日頃は平気だったとしても、仕事で失敗したときや、悲しいことがあったときは恋人にソッと抱きしめられたいと思うでしょう。でも、遠距離恋愛はそんなときに抱きしめてもらえません。すぐに会うこともできず、そばにいてほしいときにそばにいてもらえない……。それはとてもさみしいことなので、その寂しさに耐えかねて別れてしまいます。
別れの前兆
いきなりわけも分からず別れがくるというときもあるでしょうけれど、だいたいは別れの前兆があります。その前兆を4つご紹介します。
連絡が増える
連絡が増えるのは愛情の証だとも言えますが、何かこちらの行動を疑って連絡を増やしている可能性もあります。たとえばこちらの浮気を疑っているかもしれません。もしくは、相手が浮気をしており、その罪悪感から逃れるために連絡を多くしていることも考えられます。今までよりも連絡が増えたら、少し気にしておきましょう。
束縛するようになる
束縛されると面倒になってしまうものですが、それは遠距離恋愛でも同じこと。やたら独占欲が強くなり、束縛をするようになれば要注意です。「今日はどこへ行っていたの?」「さっき電話にでなかったのはなんで?」など、あれこれ聞いてくると疲れてしまいます。遠く離れて暮らしているためどうしても不安がでるとは思いますが、そこは信頼関係を築いていくしかありません。
やきもちをやかせようとする
たとえばわざと返信を遅らせたり、忙しいふりをしたり、異性の存在を匂わせたり……。相手にヤキモチを焼かせようとする行動も別れの前兆になります。そもそも相手を信頼していれば、わざとヤキモチを焼かせる必要もないはず。可愛いヤキモチでお互いの関係に良い刺激を与えることはありますが、遠距離恋愛だとそばにいない分その効果はあまり発揮されません。むしろ、逆効果。相手をわざと不安にさせる行為は遠距離恋愛ではNGです。
ネガティブな態度をとる
ネガティブになっている状態も危険です。もともとネガティブな感情は別れを呼びやすいもの。遠距離恋愛の場合、たとえば会うとなってもどちらかが相手の土地へ行ったり、または中間の位置で会ったりします。どちらにしても、移動する側からすればプチ旅行気分。旅行気分でウキウキしていると、相手が「私と会うのは旅行のついでなのね!」と悪い方向に考えだし、せっかく会っているのに邪険モードに。遠距離恋愛は次に会えるのがまだまだ先のため、ネガティブな態度で邪険な空気にしてそのまま解散してしまうと、取り返しがつかなくなります。
遠距離恋愛で別れを防ぎ結婚する方法
遠距離恋愛でも結婚まで持ち込むことはもちろんできます。ここではその秘訣をご紹介します。
会う頻度
物理的距離の問題もありますが、東京から大阪くらいの距離であれば、最低月に1回は会いたいところ。会わなさすぎると気持ちが冷めやすいですし、しょっちゅう会うのは金銭的な負担が多く、これはこれで別れを招きやすいです。1ヶ月ならお互いの時間も大切にできますし、「次に会ったらこうしよう」という考えや準備も十分できますよ。久しぶりに会ったときに感じる「寂しさ」「嬉しさ」も、過剰にならずちょうど良いかと思います。
デートの楽しさ・見た目
毎回久しぶりに会うのですから、見た目も変化させてみましょう。女性の場合なら季節に合わせたメイクやファッションをしたり、ダイエットをしたり。料理のスキルをあげて、一人暮らしの彼に日持ちのする惣菜をプレゼントするのもいいかもしれません。料理上手をアピールできれば、その分結婚が近づきます。男性の場合も、季節に合わせたファッションをしたり、飲みに行く回数や飲酒量を減らして規則正しい生活を送るようにしたり……。久しぶりに会ったとき、お互いが「あ、良い感じに変化した!」と思えるようになれば、それだけでデートも楽しくなりますよ。また、デートの際は天候も気をつけておきましょう。せっかく会えたのに天気が……と嫌な気分になるのは避けたいもの。雨なら雨で、雨用のプランも作っておいてくださいね。
遠距離恋愛の期間
あまり長い期間遠距離恋愛をしてしまうと、相手がいなくても平気な生活になってしまったり、身近にいる別の異性を好きになったり……いろいろと不安材料が集まります。期間としては、2年くらいが目安。結婚適齢期の場合は、それ以上の交際になると年齢も気になっていきます。特に女性は年齢に敏感。もしも女性が27歳だったとしたら、2年の遠距離恋愛で29歳に。結婚にも焦りだし、周囲からもなにか言われているでしょう。適齢期のことがなくても、遠距離期間が長いとそれだけ別れの可能性が上がるので、3年を越える場合はしっかりと愛情表現をしてよく会うようにしてくださいね。
遠距離恋愛についてもっと知りたい
思わぬ形で遠距離恋愛になる人もいますし、遠距離恋愛をしていなくても遠距離恋愛に興味がある方はたくさんいると思います。ここでは、遠距離恋愛にまつわるものをいくつかご紹介します。
遠距離恋愛している人にぴったり
まずは遠距離恋愛をしている人にぴったりの映画と恋愛ソングをご紹介します。
遠距離恋愛している人向けの映画
有名なものだと、『遠距離恋愛、彼女の決断』があります。『遠距離恋愛、彼女の決断』は2010年公開のアメリカ映画。主人公の男性はニューヨークで働いており、フランシスコからインターンでニューヨークにきた女性と恋に落ちます。始めは後腐れのない軽い関係でいるはずだったのに、いつの間にかお互い本気に。男性はインターンが終わりサンフランシスコに戻る彼女と遠距離恋愛をする覚悟をし、二人の遠距離恋愛がスタート。同じアメリカ国内ですが、ニューヨークとサンフランシスコともなれば、国内なのに時差もある超遠距離恋愛です。それだけの果てしない距離の遠距離恋愛がテーマですが、ラブコメディ映画のため気軽に笑いながら観られる映画に仕上がっています。気を楽にしてお菓子でもつまみながら観るのにおすすめですよ。
遠距離恋愛ソング
恋愛ソングの歌詞に自分の気持ちを重ねる人も多いですよね。遠距離恋愛におすすめの恋愛ソングは『三日月』(絢香)と『電話』(レミオロメン)です。『三日月』の主人公はずっと一緒にいた人と別々になり、とても寂しい思いをしています。でも、泣いてばかりもいられないので、強くなろうとする歌。次に会えるときを心待ちにしながら、三日月を通して恋心を歌っています。こちらは切なくなる歌ですね。一方『電話』は、男性目線の歌詞です。タイトル通り「電話」がテーマになっていますが、こちらの歌詞は明るく優しいもの。歌詞にでてくる男性は、「遠くても僕がいるからね」というメッセージを発信しています。この2つは雰囲気が違いますが、遠距離恋愛をしている方には支えになる曲だと思いますよ。
遠距離恋愛している人の心に響く
映画と恋愛ソングをご紹介しましたが、続いて遠距離恋愛をしている人の心に響く名言エピソードとブログをご紹介します。
遠距離恋愛に役立つ名言エピソード
世の中にはたくさんの名言があります。もちろん遠距離恋愛向けの名言もありますよ。たとえばアメリカの政治家であるベンジャミン・フランクリンは「会えなければ募り、会えばもっと深まるのが恋心。」と言っています。遠距離恋愛では会えない時間が多いですよね。その間に気持ちが募り、そして恋心が深まる……なんとも素敵な名言です。また、オーストリアの詩人・作家であるライナー・マリア・リルケは「あなたの姿が眼に見えなくてもいいのです。あなたがこの世にいるという、ただそれだけで私は幸せなのです。」という言葉を残しています。どんなに遠距離恋愛で離れていても、この世にいると思えば幸せなんて、とても良い言葉ですね。
遠距離恋愛のブログ
遠距離恋愛をしている人のブログも注目を集めています。『とと』さんの『愛してるの『あ』(http://ameblo.jp/satoku-n/)』というブログ。人生や恋愛に関するポエムが書かれており、遠距離恋愛以外の方も共感するのではないでしょうか。ポエムには顔文字や☆などの記号も入っているため、そういう軽い雰囲気が好きな方におすすめです。そして、もう一つおすすめなのはオタク女子の『レイ』さんが運営するブログ『オタク女が婚活はじめました -現在 遠距離交際中-(http://ameblo.jp/rei-konkatsu/)』です。「30歳までに結婚&出産を目指してオタクが婚活中」という、アラサー世代の女性は特に気になる内容です。遠距離恋愛相手のことをしっかり見つめて分析しているときもあるので、燃え上がる恋というより落ち着いた遠距離恋愛をしている人には特におすすめのブログです。
なにはともあれ信頼が大切
遠距離恋愛をするうえで、相手への信頼がなにより大切です。極端な話、相手を信頼しきっていれば毎日の電話も月1回の逢瀬も必要なくなるかもしれません。それくらい、相手を信頼するというのは重要なことです。もし不安があるようでしたら、その不安が小さいうちに相手と相談しましょう。自分たちがよりストレスにならない遠距離恋愛ができるよう、定期的に話すことも大切ですよ!