同棲する前にチェック!メリット・デメリットや準備、ルールについて

彼氏・彼女ずっと一緒にいたい、そんなとき同棲に憧れる男女は多いのではないでしょうか。今回は、そもそも同棲とはどのようなもので、どんなメリット・デメリットがあるのかや同棲前に知っておきたい情報、もしうまくいかなかったときの解消方法などについてご紹介します。同棲前にはルールを決めたり、住む部屋を決めたりと様々な準備がありますし、同棲を解消することも大変なことです。事前にしっかり考えたり準備したりして、楽しく同棲生活を送れるようにしておきましょう。

そもそも同棲って?

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パートナーと関係が深くなると同棲を考える人もいますが、同棲をすればもっと関係も深められますし、「パートナーともっと一緒にいたい」という人にもオススメです。とはいえ、同棲ならではの気をつけたい注意点もあり、そもそも同棲とは何か、といったことを同棲を始める前にしっかりと押さえておかないといけません。他人と一緒に暮らすということは大変なことで、例え仲が良いカップルであっても簡単に同棲に踏み切ってはいけないものなのです。もっと同棲生活を楽しんだり、トラブルを回避するためにも、同棲に役立つポイントやコツだけでなく、同棲が失敗した際にはどうするかといったことも知っておきましょう。

同棲とは

同棲の意味は彼氏もしくは彼女と一緒に生活することですが、家族と一緒に生活するのとは違ったポイントが有ります。家族と一緒に暮らしているならばあまり気にならないことも、同棲では問題になることが多いのです。また、同棲生活は結婚の前段階といった側面もあります。気軽に同棲に踏み切る前に、しっかりと同棲と半同棲の違いといったものを確認しておきましょう。

同棲と半同棲の違いとは

半同棲は住所も家具も移さず、日によっては自宅に帰るといったように緩い同棲を指します。気がついたら半同棲になっていた、なんてカップルもあります。同棲との違いは数多く、簡単に止められるのも半同棲ならではです。同棲に入る前に半同棲でパートナーとの相性を確かめてみるのも良いでしょう。

同棲は社会人から?それとも大学生でもあり?

同棲は社会人から始めるべきなのでしょうか。実際、同棲は学生の頃から始めても良いですし、生活費の削減というメリットもあります。逆に、社会人の同棲はすれ違いが多くて同棲しているメリットがあまりないなんてこともあります。

同棲するメリットとデメリットは

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同棲することで得られるメリットには色々なものがりますが、反対に同棲ならではのデメリットも見逃せません。人によっては同棲をしない方が得策ということもあるのです。同棲に入る前には、こういったメリットとデメリットをしっかりと検討してみることが大事でしょう。そんな同棲のメリット・デメリットについて紹介します。

同棲するメリット

同棲には良いことが沢山あります。同棲をすれば精神的な安定を得られたり、更に仲が深められるといったことだけでなく、経済的にもメリットがあるのです。パートナーが「同棲って何の得があるの?」と同棲に前向きでない際に説得できるようにするためにも、同棲のメリットを知っておきましょう。

同棲をすれば精神的に安定する

特に一人暮らしの人にとって同棲はオススメです。誰かと一緒に暮らすことで精神的にも安定できますし、孤独感も和らぎます。気の知れた恋人とであれば、毎日楽しく暮らせるでしょう。

同棲で更に仲が深まる!

同棲をすれば関係が更に深められるといった利点があります。どうしても休日に会うだけの関係だと、あまり進展出来ないこともあります。同棲をすれば四六時中一緒にいるといったこともあるので、一気に相手と仲良くなれるのです。特に「もっと関係を深めたい」なんて際には同棲の話を持ちだしてみると良いでしょう。

同棲で相手の真の姿が解る

同棲をすれば相手のプライベートも垣間見えるので、パートナーの真の姿が見えるようになります。そのため、パートナーの本当の姿を知りたいなんて場合にもオススメです。また、浮気の兆候などもすぐに見分けられるようになるので、パートナーを誰かに渡したくないなんて場合にも同棲をしてみると良いでしょう。

同棲は経済的にもオススメ!

同棲をすれば部屋の家賃を折半できます。パートナーに全部持ってもらうなんてこともありますから、生活費は確実に下がります。またパートナーと家が離れている場合、同棲をすればパートナーと会うのに余計な交通費もかかりません。同棲は経済的にもメリットが大きいものなのです。レストランなどに行かなくても自宅で一緒に食事ができますから、デートの費用も少なくなります。

同棲で結婚生活がどのようなものか分かる

結婚をする前に同棲はしておきたいものです。同棲は結婚の縮図ですから、結婚の楽しいことも嫌なことも同棲をすれば体験できます。結婚後にパートナーに幻滅するなんて人が多いですが、それも同棲をすれば避けられるのです。よりパートナーを見極めるためにも、同棲をしてもっと相手のことを知ってみましょう。

同棲するデメリット

同棲には少なからずデメリットも存在します。その一つに同棲が変に長引いてしまうというデメリットがあります。また、同棲で逆に仲良くなるはずが関係が悪化するなんてことも時によっては起こるのです。こういったデメリットの存在を知らずに安易に同棲に突入してはいけません。こういったデメリットを知っておけば対策もしやすくなりますから、ここでしっかりと確認しておきましょう。

同棲がズルズル長引いてしまうことも

同棲は結婚のように責任もなく、しかもパートナーと一緒に居れるので大変心地よいものです。そのため、ズルズルと同棲が長引いて、婚期を逃してしまうなんてこともあります。また同棲をしていると簡単に関係を解消できませんから、「別れたいけど別れられない」なんて風に関係が続いてしまうこともあるのです。生活スペースを共有する場合、こういったデメリットもあるということを知っておきましょう。

同棲で妊娠するリスクとは?

同棲中は妊娠のリスクも高まるものです。同棲中はルーズになりがちですが、ついつい避妊を怠ってしまうなんてことになると、望まない妊娠をしてしまう結果にもなりかねません。できちゃった結婚は同棲をしているカップルに特に多いということは知っておきたいことでしょう。

同棲で関係が悪化することも

同棲をすると相手の嫌な面も見えてきます。どんなに素晴らしい人でも欠点はあるものですが、同棲をするとそれがさらけ出されてしまうのです。そのため、同棲をして逆に関係が深まるどころか関係が悪化してしまうなんてこともあるのです。こういったリスクもありますから、同棲をする相手はしっかりと選ばないといけません。また、仲が悪くなっても簡単に同棲を止められないのもリスクの一つでしょう。

同棲中は秘密も持てなくなる

誰でも隠したい秘密はあるものですが、同棲をしていると秘密を隠し通すのが難しくなります。また、休日に一人で外出したいなんて際にも「他の異性と会うのでは」といった疑いを生じさせかねません。同棲ではこういった生活のしづらさがありますから、自由な暮らしが好きなんて人にはあまりお勧めできないものでもあるのです。友達も簡単に呼べませんから、交流関係が狭まるのも欠点でしょう。

家族や会社にバレる危険性

同棲は一部の人には理解されないことでもあります。特に家族に同棲がバレると、勘当されるといった厳格な家庭の人もいるでしょう。また、会社に同棲がバレるのも決して良いことではありません。同棲をしていると、人によっては低評価を下される事がありますから、同棲をしていることを隠さないといけないなんてデメリットも有ります。

同棲前に知っておきたいことと決めておきたいルール

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同棲が理由で別れてしまうなんてカップルもいますが、ルールを決めておけばそういった事態も防げます。そんな同棲前に知っておけば役立つことについて紹介しておきましょう。

同棲がきっかけで別れるカップルは多い

同棲は破局の引き金にもなります。同棲をする前は良い関係だったのに、同棲を始めたら急に仲が悪くなったなんてカップルはたくさんいるのです。分かれるきっかけには色々なものがありますが、些細なことでも同棲時には破局につながりかねません。そんな破局に繋がるポイントを見ていきましょう。

人間性が嫌いになって分かれる

同棲では相手の本当の人間性に直面しなくてはいけなくなります。それまでパートナーは「几帳面でしっかりもの」な人だと思っていたのに、同棲したらパートナーが「自堕落で自分では何もできない」ことがわかってしまうなんてこともあるのです。逆に相手の本当の人間性が分かって別れる分には良いのかもしれませんが、同棲にはこういったリスクもあるのです。

管理されたり、干渉されるのが嫌になる

同棲をすると立場や性格の差が明確になってきます。同棲で相手を管理しようとしたり、過剰に私生活に干渉しようとするパートナーは少なくありません。こういった行動を取る人に、同棲をする前は自分でも気付かないこともあるのです。同棲をすることで相手のことがより愛おしくなったり、失いたくないと思ってより管理や干渉したりするようになるのです。このような破局ケースは悲しいものですが、同棲の負の側面の一つでしょう。

不倫がバレてしまうなんてことも

同棲中に不倫がバレてしまって、別れてしまうカップルも少なくありません。同棲する前は上手く隠していたのに、同棲でバレてしまうなんてこともあります。また、お互いの距離が近くなるだけに、小さなことでも疑いやすくなるといったこともあるでしょう。信頼関係のない人との同棲が難しいのも、こういった理由が絡んでくるからだと思われます。

同棲前に話し合うべきことと決めておきたいルール

同棲をする前にしっかりとルールを決めておけば、余計なトラブルは最低限に押さえることができます。逆にルールがないと、色々なことで口論になったり揉めることになりかねません。恋人である以上に人間と人間の関係ですから、ある程度のルールは欠かせないのです。同棲をより楽しんでいくためにも、しっかりとルール作りをしていきましょう。そんなルール作りのコツを見ていきましょう。

期間はどうするか決めておこう

同棲を始めるにあたっては、「どのくらい同棲するか」を決めておいたほうがメリットは大きいです。期間を定めておけば結婚するタイミングもつかみやすくなります。また、期間を定めないで同棲に入ると、お互いに同棲を止めたくても「浮気しているのではないか」と疑われるのが怖くて切り出せないなんてこともあります。とりあえず期間を定めておけば、一旦期間が終われば同棲を止められますし、続けることもできるでしょう。期間に定めがあれば気が楽になるなんて効果もありますから、必ず定めておくと良いでしょう。期間は短い同棲ならば1ヶ月、長い同棲でも半年程度に決めておくと良いでしょう。

お金はどうやって管理する?

恋人と暮らす上で金銭管理のルールを決めておくことは欠かせません。これがないと「いつも家賃や生活費は自分が支払っている」「食費は自分持ちのことが多い」なんて不満が溜まりやすくなります。お金は関係を悪化させることも、更に良くすることもできるものです。そのためにもしっかりとルールを決めて、「食費は折半」「家賃は彼氏持ち」といったように、不満が起きないように同棲の最初の時点で定めておくと良いでしょう。また、相手に経済的に依存しないように「どちらかの仕事がなくなったら同棲は止める」「お金の貸し借りはしない」といった事を決めておくのも良いでしょう。

家事は不満の元

同棲のみならず、結婚生活でも家事分担は不公平感の多いものです。せっかくの同棲なのに「皿洗いはいつも自分がしている」「洗濯は今度はあなたがやって」といったように変に揉めるのは嫌ですよね。だからこそ賢くルール作りをして、余計なゴタゴタを防ぎましょう。家事分担表を作って、最初に明確に役割分担を決めておくと良いでしょう。また、男だから、女だからといって役割を決めるのも不満が生じやすくなるポイント。トラブルが嫌ならば、柔軟にお互いの仕事のことなども考慮してから決めましょう。

最低限のルールを定めるだけで大違い

自分は寝ているのにパートナーが何時迄も起きている、なんてことで揉めることもあります。こういった生活習慣の違いは最低限のルールを決めることで回避できます。門限や消灯時間を定めることは基本ですが、余りにも縛りすぎると同棲が辛くなるので注意しましょう。キッチンは共同でも、私生活用の部屋は別々にして生活スペースを区切るというのが、余計なトラブルを未然に避けるコツです。そのためにも、なるべく同棲向きの広い部屋を借りるようにすると良いでしょう。

同棲生活向けた事前準備

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何事にも準備は欠かせませんが、同棲生活にも同じことが言えます。準備をよりしっかりしておけば、同棲生活もより実りあるものになるのです。とはいえ、同棲生活をしたことがない、なんて人の場合には何をすれば良いかも解らないもの。一体どういった準備をしていけば良いのでしょうか。

同棲にかかる初期費用を把握する

同棲にはコストがかかります。特に同棲用の物件を借りるなんて場合には、どんなに安い物件でも最低10万円はかかってくるので気をつけましょう。同棲を始める前にどれくらいコストがかかるか分かれば、同棲を始めるかどうかの参考にもなるでしょう。このように同棲を始める際には色々とお金も入用になってきます。そんな同棲を始める際にかかるコストについて見ていきましょう。

同棲用に部屋を借りる際の敷金

同棲向けの2人以上居住できる部屋は、敷金も余計に多くかかる傾向にあります。8万円程度の物件であれば、敷金として家賃の2ヶ月分から4カ月分は見ておきたいところでしょう。最近は敷金ゼロの物件も増えていますが、これはあまりオススメできません。その分、退去時に清掃費用を別途で取られるなんてこともありますし、破局して部屋を引き払う際にその清掃費用で揉めるなんてことにもなりかねません。

礼金はどれくらいかかる?

同棲が出来るシェアルームでは、未だに礼金が残っている物件が多いのも特徴です。そのため、礼金もかかると想定して家賃の2ヶ月分程度用意しておくと良いでしょう。礼金にしても敷金にしてもなるべくパートナーと折半すると、後々不満が生じにくくオススメです。

前払家賃も支払わないといけない

入居日によっては前払家賃も必要です。また、共益費や管理費といったものも必要になってきます。他にも、駐車場を借りるのであれば駐車場代もかかってきます。このようにかかってくる項目は数多いので、しっかりと計算しておきましょう。

火災保険料の相場とは?

火災保険料は物件によって異なりますが、2年契約の通常の物件であれば1万5千円から3万円程度が相場です。また、火災保険料の他に、保証人がいないならば保障代行料などもかかってきます。こういった費用は初期だけでなく、更新時には更新料と一緒に合わせて払わないといけませんから注意しましょう。

仲介手数料も要チェック

仲介手数料は不動産会社によってそれぞれです。家賃の1ヶ月分という所もあれば、家賃の3ヶ月分といったお高い不動産会社もあります。なるべく初期費用を少なくしていくためにも、仲介手数料が安い不動産会社から部屋を借りるというのは大事でしょう。

同棲生活に向いている部屋を選ぶ

物件には同棲に向いている物件、そうでない物件があります。同棲の成否は物件にかかってくると言っても良いほどに、物件は実は重要なキーポイントなのです。いくら愛があっても、四畳半で同棲したら生活しにくくて堪らないでしょう。そんな物件の選び方も見ていきましょう。

同棲生活に向いている間取り①2DK

同棲に向いているのが2DKです。この間取りならばそれぞれの部屋を持つなんてことも出来てしまいます。窮屈さを感じたくない、プライバシーはある程度保ちたいといった場合にはこのタイプの物件を選んでみましょう。とはいえ、2DKは家族向きと言っていいほどの物件で、家賃もそれなりにしてきます。特に物件によっては周辺は世帯持ちばかりなんてこともありますから、物件選びには注意しておきましょう。

同棲生活に向いている間取り②1DK

1DKは多少狭いですが、互いの距離を狭めたいといったカップルにはオススメです。お互いプライベートなスペーズが確保できなくてもあまり気にならない、同棲をしたことがあるといった場合には1DKでも大丈夫でしょう。1DKならば物件数も多く、しかも手頃な物件が多いので、そこまで予算がなくても大丈夫というのが魅力です。

同棲生活に向いている間取り③1LDK

1LDKはリビングルームがある分、お互いのスペースを確保できます。リビングルームやキッチンだけ共用空間にしてみるのも良いでしょう。リビングルームがあればまるで夫婦のようにソファでテレビを見たりなんてこともできます。余裕があるならオススメしたいのが1LDKです。

同棲に必要なものと不要なものを決める

同棲を始める際には、必要なものとそうでないものを取捨選択することが欠かせません。同棲ではベッドが一つで十分なんてこともありますが、二人で食事するための机が欲しくなってくることもあります。一体同棲では何が必要で、何が不要なのでしょうか。

同棲にはコレが必要!

同棲に必要になってくるものとして、ベッドは重要です。一人用ベッドだと毎日一緒に寝るのには不便ですから、ダブルサイズのベッドにしておきましょう。また、雰囲気を演出するために二人用のテーブルやチェアーも必要になってきます。ホワイトボードも必需品で、例え生活の時間帯が異なったとしても、ホワイトボードがあれば簡単にメッセージを残せます。また、耳栓も意外と必要になってくるもので、騒音でトラブルになるのが嫌ならばこういったグッズもしっかりと購入しておきましょう。

同棲に要らないモノとは?

同棲をするためにわざわざ生活用品などをすべて持っていく必要はありません。破局した際に色々荷物があると面倒ですから、なるべく持って行かなくて良い物は自宅や実家においてきてしまいましょう。また、二人の時間を増やしたいならば思い切ってテレビをなくしてしまうと良いでしょう。

同棲生活するときの住民票の手続きについて

同棲を本格的にするなら住民票も移しておきたいものです。住民票を移せば郵便物も届きますし、選挙にも一緒に行けるようになります。また、住民票が一緒であれば”同棲をしている感じ”も否が応でも高まります。一緒に市役所に住民票を出しに行けば丸で結婚届を出しているかのような気持ちになるでしょう。とはいえ、住民票の手続きには種類がありますから、この違いは押さえておきたいものです。また、世帯を一緒にすることで税金や社会保険料を支払う上でもメリットがあります。住民票の手続きについて見ていきましょう。

お互いを世帯主とする方法

お互いを世帯主とするのはもっともポピュラーなものです。これであれば、銀行口座を作ったりするときにも面倒なことを考えずに済みます。しかし扶養下に入れないので、所得税が安くなることはありませんし、保険がお得に契約できるというメリットもありません。また、社会保険料もそれぞれが払わないといけません。結婚まで考えているならば、同棲時にはお互いを同居人として手続きする方がオススメです。

お互いを同居人にする方法

お互いを同居人にすることも可能です。この場合には彼氏を世帯主にして、彼女が同居人になるといったことがポピュラーです。これは事実婚と同じであり、より同棲をしているという感じが強まります。しかし、同居人にすると、別れた後に世帯主にするために新しく届け出をしないといけないので、コレが面倒という人もいるでしょう。

同棲する前に相手の両親に挨拶する

同棲を始めるにあたっては、しっかりと相手の両親に挨拶をしておくのがよりベターです。そうしておけば余計な誤解がなくなるとともに、万一できちゃった婚になった際の保険にもなります。改まって相手の両親宅に伺う必要は必ずしもなく、オープンな家庭ならば電話で報告をするだけでも良いでしょう。責任を取るという意味でも、こういったことはしておきたいものです。

結婚前に同棲するメリットとデメリットとは

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結婚前の同棲経験率は確実に高まってきていますし、それだけ同棲が一般的なものになってきています。同棲をしようと考えている人にとっては、結婚前の同棲のメリットやデメリットを知っておくことは大切です。結婚を前提にして同棲に踏み切る場合にも、こういったメリットやデメリットを知っておきたいもの。一体結婚前の同棲にはどういったポイントがあるのでしょうか。結婚前の準備にもなる同棲の気になる要点をチェックしていきましょう。

結婚前に同棲するメリット

結婚前に同棲をすれば色々なメリットがあります。例えば結婚後の暮らしが前もって予測できるといったことや、結婚の予行練習にもなるといったようなメリットはしっかりと知っておきましょう。同棲に入るにあたって両親を説得するといった際にも、こういったメリットを知っていれば説得しやすいでしょう。メリットの中にはデメリットと一体のものもあります。また「結婚を前提に付き合っているパートナーから同棲をススメられているけれども、わざわざ結婚前に同棲をするメリットがイマイチ解らない」なんて人にも知っておいてもらいたいことが多いのです。そんな同棲の数々のメリットについて見ていきましょう。

結婚後の予測がしやすくなる!

結婚後に「こんな人だったなんて!」と驚くことがないようにするためにも同棲はしておきたいものです。同棲を結婚前にしておけばより相手のことが知れるので、結婚後の後悔も格段に減ってきます。結婚後に豹変するなんて人もいますが、そういった兆候も同棲をしておけばある程度知れるものなのです。このように結婚後のことを考えても同棲はしておきたいものでしょう。また、結婚に不安があるといった人も同棲で”擬似結婚”をしてみることで、より不安なく結婚に踏み切れます。何事もそうですが、事前準備をしておけば、よりよい結婚ができるのです。同棲に対する抵抗もなくなってきていますから、結婚後をよりスムーズにするためにも同棲をしておくと良いでしょう。

結婚準備がしやすくなる!

結婚後には転居をしたり、婚姻届を出したり、結婚式をしたりといったようにイベントが盛り沢山です。こういったことは仕事が忙しい人には負担になってくるものでもあります。こういった負担を減らしていくためにも、同棲をしておくことがオススメなのです。同棲をしておけば結婚後のスケジュールも調整しやすいですし、転居の必要性もなくなってきます。そのため、より時間の節約ができるようになってくるのです。結婚は一大イベントですから、余計な労力を減らすためにも同棲を早いうちからしてお互いに慣れておくのも良いでしょう。

結婚の資金が集まる!

結婚前に同棲をしておけばお金の節約にもなります。そのため、結婚式費用の捻出にも役立つのです。こういった利点がありますから、特に若い内に結婚をするといった人は同棲をして節約に努めていくと良いでしょう。また、家デートなどでガマンすれば余計なデート代や飲食代もかからなくなってきます。結婚前の同棲はこのように良いことだらけなのです。節約を一緒にすることでより仲が深まったり、結婚に向けて心の準備が出来るようになるといったメリットも有りますから、結婚前には是非とも同棲をしておくと良いでしょう。

結婚に踏み切らせることができる!

結婚を前提に付き合っているのに、いつまでたってもパートナーから具体的な話が出てこないなんて際にも同棲は活用できます。同棲をすればパートナーも結婚について真剣に考えてくれるようになるものです。特に「同棲=結婚の前段階」といった認識も根強く、両親に同棲の話を事前にしておいたり、周囲に「同棲している」と告知しておけば、パートナーも後に引けなくなります。このように結婚前に同棲をすることは結婚をより容易にしたり、早めるといった効果もあるのです。そのため、パートナーがいつまでたっても結婚に対して煮え切らないなんて際にも同棲をしてみると良いでしょう。

結婚後に転居する際にもメリットが多い

結婚後は新居に移り住むといった人も多いでしょう。そんな人でも同棲は役に立ちます。同棲を一度経験しておけば、自分たちにはどういった部屋が必要で、どういったモノがあればよいのかが解るのです。そのため、新築を買うなんて際にも必ず同棲をして新築に必要な要素を見極めておくとよいでしょう。急に同棲もしたことがないとに新築を買うなんてことはリスクの大きいことで、取り返しがつきませんから、しっかりと結婚前に同棲をしておくことをオススメします。

結婚前に同棲するデメリット

結婚前の同棲にはメリットだけではなく、少なからずデメリットもあります。時には結婚が取りやめになるなんてこともありますから、しっかりと同棲のデメリットについては押えておきたいものでしょう。ずるずると同棲が長引いてしまうなんてのは最悪とも言って良いものですが、こういった事態は対策をすれば防げます。そんな結婚前の同棲のデメリットにはどういったものがあるのでしょうか。

同棲で結婚までの期間が長引くというリスク

同棲をすればいつでも一緒に要られますから、腰が重くなるといったことは押さえておきたいことです。また同棲をするとお互いの関係が近くなりすぎて、改まってプロポーズしにくくなったり、関係に緊張感がなくなるということもあります。同棲前は「他の人にパートナーを取られてしまうかも」といった不安があるものですが、同棲を始めると「一緒にいるからもう大丈夫」ということで結婚の必要性がなくなってくることもポイントです。このように同棲で逆に結婚までの期間が長引いてしまうといったこともありますから、気をつけましょう。

「結婚しなくて良いのでは?」と疑問が生じることも

結婚の準備として同棲を始めたのに、同棲をしている内に「結婚は本当に必要なのかな?」と疑問に感じてしまうこともあります。同棲は責任もほとんどなく、それでいてパートナーと一緒に入られるので大変「心地よい」ものなのです。だからこそ、結婚をして責任が増えたり、面倒が増えるのが嫌になるパートナーもいるのです。特に結婚をすれば結婚式の手間もありますし、出費も飛ぶように増えます。そのため、「同棲を続けていけば結婚しなくてもいいや」と心変わりしてしまうパートナーもいるのです。このようなことを防ぐためにも、同棲に期限を設けたり、結婚のロードマップを作成するといったことは必要になってくるのです。

時には騙されることも!?

「結婚前に同棲をしよう」とパートナーから告げられて、「結婚が前提だから、いいか」といった気持ちで同棲に入る人もいます。しかし、「結婚する気はないけれど同棲したいだけ」で嘘をついているといったこともあるのです。特に結婚前提で同棲しているのに、結婚に向けて具体的なアクションを全く起こさないといった場合には、この可能性を疑ったほうが良いでしょう。

子供ができやすくなるリスク

同棲して子供ができてしまい、意図せずして「できちゃった結婚」になってしまうこともあります。できちゃった結婚は印象も余り良くないですし、結婚後にやることが余計に増えてしまいます。結婚前に同棲する際には、お互いがしっかりと避妊しておくことが大事になってきます。

結婚生活の新鮮さが失われる

結婚前に同棲をしてしまうことで、結婚後の「新婚生活」の楽しみが薄れてきてしまうといったデメリットが有ります。「結婚したのに何も今までと変わらない」なんてことにもなりかねませんから、結婚後には変化をつけるためにも引っ越ししてみたり、家具を変えてみたりといったように変化をつけるといったことも必要になってくるでしょう。

同棲に失敗したときに上手に解消する方法

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同棲は必ずしも成功するとは限りません。同棲をすることによって仲が悪くなって破局することもあるのです。特に同棲を失敗した際の関係は修復困難なものになりがちです。だからこそ、同棲に入る前に仲が悪くなった際に上手く関係を解消するための方策を知っておきたいものでしょう。上手に関係を解消できるかどうかで、その後にも友人としてやっていけるか、また恋人として付き合っていけるかが決まってきます。こういったことを知っておけば「もしも関係が破綻したらどうしよう」なんて不安を抱くこともなくなります。「愛があるから破局なんてことにはならない」といった過剰な自信は後で自分を苦しめることにもなるのです。プランなしに同棲に突入すると破局後が悲惨ですから、しっかりと破局した際の対応法を知っておきましょう。

同棲が破綻したらすぐに出て行くのが鉄則

同棲が破綻したら直ぐにでも行動して別居を進めていきたいものです。関係が悪くなったのに、いつまでも同棲しているようではより関係が悪化しますし、お互いの生活のためにもよくありません。また、別れ話をしたらすぐに出ていけるように準備をしてから話を切り出すといったことも必要になってきます。行動が遅れれば遅れるほどに状況は悪化しますから、早めに動いていきたいものです。

直ぐに引っ越しできるようにしておこう

同棲に失敗しても直ぐに別れられないのは引っ越しが面倒だったり、整理が大変だからという事情も絡んできます。そのため、関係が悪くなったらズルズルと同棲を続けないためにも常日頃から引っ越しをすぐにできるようにしておくと良いでしょう。そのためにも余計なものは同棲先には持って行かない、身の間わいのものは常にまとめておくといったことが大事です。同棲相手がいつまで経っても出て行かないといった場合もあるでしょう。そんな場合にはパートナーの友達に手伝ってもらったり、引越し費用を肩代わりして早めに退去してもらうように心がけましょう。恋人ではなくなったのに生活費が安上がりだからいつまでも居候のように住まわれることもありますが、これでは新しい恋人を作ることができません。こうならないためにも、関係が破綻したら早めの行動が大事です。

引越し費用を予め折半して出しておく

同棲が破綻した際には、共同購入した家具の所有権を巡って口論になることもあります。また、引越し費用をどちらが出すかなんて些細なことでも揉めるものです。こういったことを避けるためにも、引越し費用は同棲前に折半して捻出して、封筒にでも入れて取っておくと良いでしょう。こういったことは小さなようにも思えますが、同棲の失敗時にはとても役立つものです。

同棲は慎重に

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このように同棲に入る前にはしておきたいことや考えておきたいことが沢山あります。また、同棲では結婚のことも考えておくことは大事です。また、準備をしっかりすれば同棲もより実りの多いものになるものです。しっかり準備をして良い同棲を送れるようにしましょう。

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