彼氏に冷めてしまった……。今までどれだけ愛していても、そんな瞬間がくるかもしれません。そんなことになってしまったとき、一体どうすればいいのでしょうか。そもそも、なぜ彼氏への気持ちが冷めるのでしょうか。
この記事では、彼氏への気持ちが冷めたときの行動や冷めるきっかけとなった彼の行動、そして冷めた気持ちを取り戻す方法についてご紹介します。
彼氏への気持ちが冷めてきた…
どれだけ好きだったとしても、あるとき彼氏への気持ちが冷めてきたという女性もいるでしょう。そんなとき、女性はどういった行動をするのでしょうか。
「彼への気持ちが冷めた時にやりがちな行動」や「気持ちが冷めた彼の行動」などについてご紹介します。
気持ちが冷めた彼の行動
次に、気持ちが冷めてしまった原因の彼の行動を5つご紹介します。今はラブラブなカップルも、彼氏にこれをされたら気持ちが冷めてしまうのではないでしょうか。
嘘をつかれた
どんな些細な嘘でも、嘘をつかれるのは気分が悪いですよね。男性にとっては他愛無いことかもしれませんが、女性にとってはそうではありません。大きな嘘でさえなければいいと思われていたとしたら、それは大きな誤解だと伝えておきたいものです。また、小さな嘘でも「どうして嘘をついたの? なにか隠しているの?」と、余計な勘ぐりもしてしまいますよね。
束縛が激しい
彼の束縛が激しいと、とても窮屈な気がして付き合いきれなくなります。「束縛をするのは好きな証拠」かもしれませんが、好きならもっと信頼してもらいたいものです。
男友達の存在を認めなかったり、誰とどこにいるのかしょっちゅう確認をしてきたりするようなら、息が詰まってしまいます。こうなってしまうと「開放されたい」という気持ちが高まり、だんだん彼氏への愛情が薄れてしまうでしょう。
お店の店員や子供に対する態度が悪い
たとえ彼女には優しくても、お店の店員さんや子供に対しての態度が悪いと「人としてどうなの?」と思ってしまいます。お店の店員さんも子供も、自分より目下の人間だと思っているのかもしれませんね。そんな思いやりのない姿をみたら、そんな彼と付き合っている自分が情けなくなりそう。人として未熟な姿は恋を冷めさせるのに十分な効果があります。
浮気
浮気はもってのほかですよね。誠実さを感じませんし「もう二度としない!」と言われても、信じられなくなってしまいそう。
「こんなに軽い男だったのね」「謝るくらいならしなければいいのに」と思い、自分でもびっくりするくらいスッと気持ちが冷めてしまいます。また浮気をするかもしれないので、今後彼氏への信頼を築くのは難しいでしょう……。なんとかその場は収まっても、わだかまりは心の中に残ってしまいますね。
何を言っても反応が薄い
彼氏の反応が薄いと、自分への愛情を感じられません。特に、話をしていて「ああ」「うん」「へー」など、適当なあいづちをうたれたら悲しくなってしまいます。
ましてや、スマホをいじりながら聞くなんてことがあればもってのほか。こうなると、話すことも嫌になり「もういいよ!」と怒ってしまいますよね。たとえその場では怒らずとも、だんだん怒りがこみ上げていきます。そしてやがては気持ちがどんどん冷めていくのです
彼への気持ちが冷めた時にやりがちな行動
まずは、彼への気持ちが冷めた時に女性がやりがちな行動です。これらの行動をするようになれば、自覚がなくても彼への気持ちが冷めている証拠かもしれません。
自分がこんなことになっていないか確認してみましょう。
小さなことにイラッとする
彼と話しているとき、メールをしているとき……または、彼との思い出を振り返っているとき。彼と関わることの中で、とても小さなことにイラッとするようになります。
でも、それらは今までイラッとすることはなかったはずのことです。むしろ、楽しかったものではないでしょうか。今まで平気だったこと・楽しかったことにイラッとし始めたら要注意ですね。
メールを返すのが遅くなる
今までは彼氏からメールがくるたびに嬉しくなり、すぐに返信をしていたはず。でも、気づけばメールの返信をするのが遅くなっている……なんてことになるなら気をつけたほうがいいですね。
かなりの多忙ならともかく、ごく普通の日常生活の中でそうなってしまうのなら、自分の中で彼氏へのメール返信の優先順位が下がっている証拠ですよね。だんだん返信が遅くなり、そのうち要返信以外の内容はなかなか返さないようになるかもしれません。
自分の予定を教えない/彼の予定が気にならない
付き合っているなら、当然デートをしますよね。そして、デートをするためにはお互いの予定を教え合う必要があります。それなのに自分の予定を教えなかったり、彼の予定が気にならなかったりするのなら、それはデートをする気もなくなってしまっているということ。
せっかく付き合っているのに、デートをしないのなら付き合っている意味がわかりませんよね。
会話が減る
話したいことがなくなってしまい、会話が減るのも冷めてきている証拠。落ち着いたカップルなら会話が少なく沈黙が多くても心地よいものになりますが、そうではないなら冷めてきていることが原因といえるでしょう。
電話をしてもすぐに切るようになるし、もしかしたら電話もしなくなるかもしれませんね。彼氏が必死で話しかけてくるようならまだ救いはありますが、お互いに会話がないならかなり危険かも。
気持ちが冷めた彼の一言
彼氏の行動のほかに、たった一言で気持ちが冷めるということもあります。そのセリフを5つご紹介します。
「まだまだ遊んでいたいな~」
ある程度の年齢になれば、恋人同士は結婚を意識するでしょう。しかし、このセリフがでたら結婚を考えていない証拠。いつかは結婚を考えるかもしれませんが、まだまだ遊んでいたいなら結婚はかなり先でしょう。適齢期なのに自分との将来を考えてくれていない男には幻滅してしまいます。お互いに結婚願望がないというのを確認しているうえで付き合っているのならいいのですが、そうではないならきちんと向き合ってほしいものです。
「女が仕事頑張ってどうするの?」
今は女性だってしっかり働いています。もう社会は男性だけのものではありませんよね。それを否定するようなセリフは時代遅れというもの。また、彼女が一生懸命に仕事をしているなら、応援してくれてもいいはずです。こんなセリフを言われたら、彼氏は頑張っている彼女を否定的にとらえていると考えられます。彼女の考え方によっては、女性差別のセリフとしても受け止められるでしょう。
「ねぇオレのこと好きだよね? だったら◯◯して」
「オレのこと好き?」と、愛情を確認するだけなら可愛いものです。しかし、その好意を利用して彼女になにかさせようとするならNGです。「オレのこと好きならお金貸して」「オレのこと好きなら部屋の掃除をしておいて」など、彼女として扱うには疑問を持つことを指示されたらアウト。これは彼女ではなく、都合の良い女です。好きという感情をいいように利用していますよね。
「女なら◯◯すべきだろ」
「女」という部分を押し付けて、「女なら料理をすべき」「女なら男を立てるべき」などのセリフを言うのも考え方が古臭いですよね。こういう男性は、結婚をしたときに「女なら育児をしろ」「女なら旦那を支えろ」と、一生命令をしてくるでしょう。そんな人とはずっと一緒にいられません。女性を常に見下している傾向があるので、自分はおろか、自分の母親や姉妹・女友達にも辛くあたる可能性があります。
「お前って本当にダメな奴」
たとえ冗談だとしても、このようなセリフは嫌なものです。特に、彼女が失敗して落ち込んでいるときにこのセリフを言われたらトドメを刺されているようなもの。このセリフが許されるのは、このセリフのあとに「だから、オレが守ってやるよ」という少女漫画のようなセリフが続くときのみでしょう。でも、最初のセリフでダメージを受けてしまうので、このセリフは耳に入らないかもしれませんね。
彼への気持ちをもう一度取り戻す方法
彼氏への気持ちをもう一度取り戻したい場合、どのような方法があるのでしょうか。その方法を4つご紹介します。
付き合いだした頃の気持ちを思い出す
付き合いだしたころはとても楽しかったはず。毎日が輝いていて、ウキウキしていたのではないでしょうか。気持ちを取り戻すためには、まずそのときの楽しい気持ちを思い出してみましょう。
彼と付き合うきっかけ、告白の言葉、初デートのドキドキ感……。それらが思い出せれば、冷めた気持ちも少しは温まるのではないでしょうか。当時の写真や思い出の品物を眺めながら、ひとつひとつの思い出を振り返りたいですね。
いつもと違うデートを楽しむ
気持ちが冷めてしまっているとき、デートがマンネリ化していることもあります。それなら、いつもと違うデートがおすすめ。二人ではなかなか行かない場所へ行くのもいいですし、旅行をするのもいいでしょう。お家でのまったりデートが多いなら外へ行くのもいいですね。デート雑誌やネットを参考にデートプランを考えてみましょう。友達に協力してもらって、ダブルデートもいいですよ。友達カップルのラブラブさを目の当たりにすれば、自分も彼氏もとても良い刺激になると思います。
彼氏にさりげなく伝える
自分だけで抱えていても解決ができなさそうなら、彼氏にさりげなく伝えるのも手です。彼氏が女性を愛しているのなら、きちんと向き合ってくれるでしょう。女性は「冷めてきた」という気持ちだけでなく、「気持ちを取り戻したい」ということもしっかり伝えてくださいね。そうでないと、別れ話だと早合点されるかもしれません。彼氏の早合点さや思い込みの激しさなど、そのような面があるならそれを考慮してうまく伝えてみてください。
二人で新しいことを始めてみる
共同作業は二人の絆を強めてくれるものです。ですから、二人でやれるなにかを新しく始めてみてはいかがでしょうか。別に難しいものをする必要はありません。二人でデートごとに新しい食べ歩きのお店を発掘したり、共通の趣味を始めたり……。二人で一緒だと会話も弾むと思いますよ。もしも将来を考えていきたいなら、お互いに金額を決めて貯金をするのもいいでしょう。そうすれば将来に希望ももてて、楽しくなっていくはずです。
彼氏への気持ちが冷めた時の対処法
もしも彼氏への気持ちが冷めてしまったときは、どうするべきなのでしょうか。対処法は2つですので、その2つをご紹介します。
関係を修復する
冷めてしまったものの、もう一度愛情を復活させ彼氏との関係を修復するという選択もあります。関係が修復できれば、気持ちを新たにして彼氏と付き合い続けられるでしょう。もしかしたら前よりもお互いの理解が深まるかもしれませんね。この場合は気持ちを取り戻すための努力が必要となります。
別れる
冷めてしまったものは仕方がありません。ここはきっぱり別れるという選択もあるでしょう。別れは辛いものですが、自分が冷めてしまっているうちは傷も浅いかもしれません。冷めた気持ちを彼氏に話し、納得してもらうしかありません。
冷めてもまた気持ちは取り戻せる!
一度気持ちが冷めたからといって、もう過去の気持ちを取り戻せないというわけではありません。
前向きに努力と工夫を重ねれば、気持ちを取り戻すことは可能です。「冷めたからもう無理」とネガティブに考えず、どうすればいいかポジティブに考えていきましょう!