恋人同士で”甘える”という行為は、彼女が彼氏にやるものだと思われがちです。しかし、男性だって甘えたくなるもの。彼女のみが甘えるものだと思うのはよくないですよね。でも、どちらかというとやはり彼氏から甘えることは少なそう。いったい、彼氏が甘えたくなるときってどういうときなのでしょうか。この記事では、彼氏が甘えたくなる心理やタイミング、甘えたくなる彼女の特徴についてご紹介します。
甘えん坊彼氏♡
彼女向けに「彼氏に甘える方法」を書いている記事は数多くありますが、彼氏に甘える方法に比べて「彼女に甘える方法」について書かれている記事は少ない気がします。それだけ甘えん坊の彼氏が少ないということでしょうか? でも、彼氏だって甘えたいはず。そして彼女としても、甘えん坊の彼氏もそれはそれで魅力的だしいいですよね。彼氏が甘えることは彼女にとっては心をくすぐるものなのです♡
彼氏が甘えたくなる心理
彼氏が彼女に甘える機会は少ないかもしれません。でも、それはあえて甘えたくなる心理を隠しているだけ。実際は甘えたくなる心理もきちんとあるのです。女性に比べて甘えるイメージが少ない彼氏。彼氏はどうして甘えたくなるの?
甘えるのが当たり前の性格
一人っ子や末っ子として育った男性は、甘えるのが当たり前で育っていることも多いです。一人っ子の場合は両親や祖父母から愛情をたくさん注がれていますし、末っ子の場合は両親・祖父母とともに兄弟からも愛されていることが多いでしょう。そして末っ子となれば上の兄弟を見て育つため、兄弟が甘えることに成功した経験・失敗した経験もどんどん知識として蓄えていきます。そのため、上手な甘え方やダメな甘え方も自然と学んでいるのです。
頑張りすぎる性格
人一倍頑張る男性は、その分たくさん疲れてしまいます。このままずっと頑張り続ければ、いつか疲れきって倒れてしまうでしょう。どこかで息抜きをする必要があるのは本人もわかっているため、息抜きの方法として甘えたいという心理がでてくるのです。いつもは自分だけで頑張っていても、誰かに甘えたり癒やしてもらったりすれば、頑張った分が報われる気持ちにもなれます。頑張った自分へのご褒美という感覚もあるかもしれませんね。彼女に甘えることは最高のご褒美になりそう。
マザコン
マザコン男は母親に甘えて育っています。むしろ、自ら甘えずとも母親が甘やかしてくれるのです。そういう家庭環境で育つと、母親に甘える・甘やかしてもらえることが普通のことになっても当然ですよね。そして、母親がいないときは彼女を母親代わりに思うもの。彼女に母親と同じ母性本能を求める行為が、甘える行為と繋がるのです。彼女と母親は別のものですが、彼氏にとっては彼女もこころを許せる存在。母親と似ているのかもしれませんね。彼女としては「母親と一緒にしないで!」と思うかもしれませんが、甘えん坊の彼氏はとても可愛らしいので思わず許してしまうかも?
本当に彼女を好きだから
男性は基本的に見栄を張るもの。しかし、ずっと見栄を張っていたら疲れます。ですから本当に愛している彼女には自分の情けない部分も見せるのです。全てを受け入れてほしいという気持ちもありますよね。甘えるという行為は自分の弱さ・情けなさを見せる行為ともいえます。ですから、本当に愛している彼女だけには甘えることができますし、むしろ甘えたいとさえ思うのです。「彼女は甘えられるたったひとりの人」という、特別な思いもありそう。
彼氏が甘えたくなるタイミング
彼氏が甘えん坊だったとしても、いつでも甘えたくなるわけではないですよね。甘えたくなるときはきちんと甘えたくなるタイミングがあるのです。彼氏が甘えたくなるタイミングっていつなの?
落ち込んでいるとき
仕事で失敗したり、友達とケンカしたり。日常生活では落ち込むことも多くあるでしょう。そして気持ちが落ち込んでいるときこそ、甘えたくなるもの。落ち込んだときに甘えさせてもらえば、落ち込んだ気持ちも少しずつ癒えていきます。特に彼女が「大丈夫」「元気出して」などの言葉をかけてくれたら最高な気持ちになれるかも。落ち込んでいるときは心も弱っているため、そんなときに甘えられるのは究極の贅沢だと感じる男性もいそうですね。彼女に甘えることが大きな慰めにもなるのでしょう。
寂しいとき
一緒に過ごす人がいない、なんとなく独りぼっちな気持ちがする……。人はときに寂しい気持ちに襲われるときがあります。そんなとき、彼女がそばに居てくれたら寂しい気持ちも消えるでしょう。そばに居なくても、電話一本、LINE1回でも気がマシになります。彼女に甘えれば寂しい気持ちがなくなるため、甘えたくなるのです。彼女としばらく会っていないときは特に甘えたくなるでしょうね。寂しさは誰にでも埋められるものでもないため、彼女こそ寂しさを埋められる・甘えられる存在なのです。
いちゃつきたいとき
大好きな彼女といちゃつきたいときも甘えたくなります。いつもは「カッコイイ俺」でいても、たまには甘えたいもの。彼女に膝枕をしてもらったり、耳掃除をしてもらったりと、まるで子どものように甘えたくなる瞬間です。彼女への愛情が溢れているからこそ、彼女に甘えたくなるのですね。甘えることで「かわいい俺」もアピールできるでしょう。
幸せそうなカップルをみたとき
幸せそうなカップルをみると「あぁ、彼女とああなりたいなぁ」「俺も彼女と幸せになりたいなぁ」という気持ちが湧き上がります。そして、彼女に会いたい・甘えたいという気持ちもでてくるでしょう。幸せそうなカップルがいればそのカップルに対して羨ましい気持ちが湧き出てくるのは当然ですよね。彼女のことが好きであればあるほどこういうときに甘えたくなると思います。「幸せそうなカップルに負けないくらい、彼女に甘えたい!」という強い感情が湧きそうです。
癒やしてほしいとき
何かに癒やされたいと考えたとき、一番に思い浮かぶのが彼女だという男性も多いです。世の中に癒すものはたくさんあります。たとえばマッサージグッズや温泉、かわいいキャラクターグッズなど。でも、彼女ほどの効果はありません。彼女に甘えることで気持ちを癒せるため、疲れて癒しを求めているときは甘えたい気持ちが強くなります。
自分を受け入れてほしいとき
生きていれば誰かに自分を否定されてしまうときもありますよね。仕事で自分の考え方を否定されたり、友達から仲間はずれにされたり……。自分を否定されると自分の存在意義がわからなくなる男性だっています。でも、彼女に甘えて自分を受け入れてもらえれば、そんな不安もなくなるもの。甘えることを受け入れられるだけで自分の存在を認められるのです。
彼氏が甘えたいと思う彼女の特徴
どれだけ彼氏が甘えん坊だったとしても、甘えたいと思える彼女でなければ甘えようとは思いません。もしも甘えてもらいたいなら、彼氏が甘えたいと思う彼女になりたいですね。彼氏が甘えたいと思う彼女にはどんな特徴があるの?
男性が甘えることを気にしない
男性にはしっかりしてもらいたいし、男らしい彼氏であってほしいと願う女性もいるでしょう。そのため「男が甘えるなんて情けない!」という思考をもつ女性もいるはず。しかし、彼女に「男が甘えるんじゃない!」という考えをもたれてしまうと、彼氏は甘えられなくなります。甘えたくても我慢するでしょう。逆に、男性が甘えることを気にしない女性なら、遠慮なくたくさん甘えられます。それなら甘えることを気にしない女性のほうが断然いいですよね。
家庭的で母親っぽい一面がある
男性は多かれ少なかれマザコンの部分があるものです。子どものころは母親にベッタリと甘えたことでしょう。自分なりの可愛い甘え方もできていたはずです。そして、彼女ができれば彼女に母親の面を求めるときがあります。家庭的で母親のような一面がある彼女なら、より甘えやすいものです。家庭的な女性なら膝枕や耳掃除もしてくれそうですね。
優しい
甘えても冷たくあしらわれたら悲しいですよね。でも、優しい彼女ならそんなことはないでしょう。彼氏が甘えてきたらしっかりと甘やかしてくれるだけの優しさをもっているはず。そんな優しい女性なら、男性も気軽に甘えられます。逆に、優しさのかけらもなく、甘え甲斐のない彼女には甘えてもつまらなくなってしまうでしょう。
笑顔が多い
彼女の笑顔は彼氏にとって特別なものです。ニコニコと可愛らしい笑顔を向けてくれる彼女にはとても安心感を得られます。彼氏が甘えてきても笑顔で受け入れてくれるでしょう。男性が甘えるというちょっと情けないかもしれない面を見せても笑顔でいてくれる女性なら、彼氏も心置きなく甘えながら彼女の笑顔を堪能するでしょうね。
頼もしい面がある
頼りない彼女には甘えにくいもの。なぜなら頼りない女性に男性が甘えると、頼りない者同士が甘え合っているような、不安定な状態になってしまうからです。また、頼りない女性に甘えても満足できなさそう。だからこそ、彼女に頼もしい面があることは大切。頼もしければ安心して甘えることができます。
癒し系
甘える=癒やしてほしいという感情もあります。癒やしてほしいときには、癒し系の彼女が最適です。ふわっとした雰囲気の女性とか、マッサージが上手な女性とか。癒し系の彼女がいれば、仕事で疲れきっていてもしっかり甘えることができそう。場合によっては彼女を見ているだけで癒やされるかも。
心が穏やか
心が穏やかな女性は、誰かに甘えられても受け入れられるだけの心の余裕をもっています。逆に忙しく心が荒れているときは、甘えられても「邪魔!」「しっかりしてよ!」と言いがちです。これでは甘えたくても甘えられませんよね。彼女が精神的に安定しており、心が穏やかなら甘える側も心穏やかに甘えることができます。また、心が穏やかな彼女といれば、彼氏も自然と心が穏やかになっていくでしょう。
彼氏の甘えたいサインに敏感
彼氏が彼女に甘えたいと思っても、ストレートに「甘えたいです!」なんて主張できませんよね。男としてのプライドがあればなおさらです。でも、甘えたいため何かしらのサインは送るでしょう。ですから彼女がそのサインに敏感であれば、スムーズに甘えることができます。もしも彼女が鈍感なタイプなら、甘えることもできず、かといってストレートに主張することもできずで、彼氏はつらい思いをしてしまいます。
愛情深い
愛情深い女性は、彼氏が甘えてきたときにその愛情でしっかりと甘えさせてくれます。彼氏への愛情も溢れていることでしょう。愛情深い女性は多少のことでも怒ったり嫌いになったりしないため、彼氏も容赦なく甘えて情けない部分もさらけ出すことができます。また、自分への愛情の深さを知れば、それだけ愛されている自分自身の自信にも繋がります。甘えることで気持ちがリフレッシュできるうえに、自分に自信がもてるなんていいですよね。
信頼関係ができている
甘えるという行為は、ある程度信頼できる女性にしかできません。たとえ彼女であったとしても、信頼関係が築けていなければ甘えようとはしないでしょう。自分の心をさらけ出して甘えることができるのは信頼している証拠です。もしも彼氏が甘えてきたら、信頼されていると思ってOKですね。また、信頼している女性なら彼氏が甘えきっていてもそれを他人に話すことはないでしょう。彼氏の甘えを自分ひとりで受け止めてくれることも魅力です。
彼氏に甘えられることはラブラブな証拠♡
女性に甘えるという行為に抵抗がある男性も数多くいます。それがたとえ彼女だとしてもです。プライドや見栄が入り交じるからこそ甘えにくいのですが、本当に大好きな彼女になら自分のダメな部分も見せられます。だからこそ、彼氏が彼女に甘えるということはそれだけ彼女を愛している証拠。彼女さえ彼氏の甘えを受け入れれば、それはラブラブな恋人同士の証拠ですよ♡