婚活疲れしてない?婚活疲れの原因と対策

積極的に取り組んでいるのになかなかうまくいかない婚活に焦り、不安を抱えて疲れを感じている人はいませんか?無理して続けていてもストレスは溜まるばかりで、精神的に不安定な状況にも陥りかねません。楽しみながら婚活を続けていけるよう、その疲労の原因、そしてそれに合わせた解決策をご紹介します!

あなたは婚活疲れしてない?

婚活 辛い

結婚へ向けて積極的に婚活をしつつも、うまくいかず何だか疲れてしまった、という人はいませんか?婚活が急速にブームになったことで出会いのツールやイベントは格段に増えましたが、せっせと取り組んでいてもなかなか手応えを得られないとストレスを感じてしまう人は少なくないようです。中には疲れからうつになってしまう人も・・・あなたは大丈夫ですか?

婚活疲れとは

婚活疲れとはそのままズバリ、婚活にまつわる疲労、特に精神的疲労のことを指します。婚活中には数多くの出会いがある一方、残念ながら縁がなくフラれてしまうことも珍しいことではありません。それを繰り返しているうちに自分に自信が持てなくなって自虐的になったり、マイナス思考になったりと負の感情が心の中に蔓延するようになってしまうのです。

婚活疲労症候群というものもある!?

最近では婚活による疲労に対し、「婚活疲労症候群」という名前がつけられメディアで取り上げられることも増えています。自身も婚活経験者であり有名ブロガーの高村恵さんが『婚活疲労症候群なんでこんなにツライのか?』という書籍を出版したことで特に注目を集めるようになったワードです。本書には「婚活疲労外来」の担当医師の協力の下、婚活疲労に悩まされる女性たちのリアルな声が掲載されています。このように一冊の本としてまとめられるほど、婚活市場では悩みを抱えたまま活動している人が多いのが現状なのです。

婚活疲れの原因って?

幸せ探しのはずの婚活で、なぜ疲れてしまうのでしょうか?自分で望んでアレコレ動いていても、なかなかうまく事が進まないと様々なプレッシャーを感じてしまうのかもしれませんね。「もう限界!」とギブアップする前に、少し冷静になって自分を分析してみてはいかがでしょうか。

そもそもあなたは本当に結婚したい?

まず、「なぜ自分は結婚したいのか?」と考えてみましょう。自分が本当に実現したいことであれば、そのための努力は厭わない、苦労も乗り越えられるという人は多いでしょう。それでも苦しく感じてしまうということは、もしかしたら何らかの外的要因によって「結婚したい“と思わせられている”」のかもしれません。

世間の風潮で焦っている

「ぼっち女子」「負け組」「独女」・・・と、独身女性を揶揄する言葉は世の中に溢れています。もちろん自ら望んでシングル生活を謳歌している人も少なくないでしょうが、日本社会は“一般的”から外れることをなかなか許してくれません。もしかして世間から後ろ指を指されているのでは・・・というプレッシャーから婚活を始めた人は、周囲の目が気になってしまってそれがストレスに繋がってしまうかもしれません。

親から言われる

実家に帰るたび、「良い人いないの?」と聞いてくる親を疎ましく思ったことはありませんか?特に兄弟姉妹が先に結婚している人は親からの視線がなんとなく気になる、ということもあるでしょう。親としては子供の幸せを願う気持ちからの発言でしょうが、あまりにそのプレッシャーが強いと「結婚しなきゃ!」と強迫観念的に自分に言い聞かせてしまうようになるかもしれません。

周りで結婚している人が増えた

「ご祝儀貧乏」という言葉を聞いたことはありますか?結婚式のお呼ばれが増えてお祝いのためにお金がどんどん無くなっていく状況を表す言葉ですが、こんな言葉が生まれるくらい結婚には年齢的な波があります。20代後半ころから周囲の友人たちが結婚していき、「自分もそろそろ・・・」と思う機会は多くなることでしょう。あるいは一緒に婚活していた友人がゴールインした、となれば焦る気持ちも生まれます。

婚活疲れしてしまう原因【女性】

疲れたとは言っても、やっぱり幸せになりたい!そんな人はストレスの原因を取り除いてもう一度積極的になれるよう、婚活疲れの原因をしっかり究明してみましょう。人それぞれ原因はいろいろと挙げられるでしょうが、女性の場合はどのような原因が多いのでしょうか。

真面目に婚活に取り組み過ぎている

婚活はたくさんの人に会い、限られた時間の中で相性を判断し、ダメならまた次・・・の繰り返しです。人見知りでなくとも、慣れない場に繰り返し足を運ぶのは気合がいるでしょうし、自分の将来のことですから真剣に考え悩むことも多く、パワーの必要な作業と言えます。また魅力的でいようと仕事の合間に自分磨きに精を出すなど、あれもこれもと真面目に頑張りすぎてしまってガス欠してしまう女性は多いです。たまには息抜きも必要ですね。

自信を失っている

たった数回会っただけの人に、それもそこまで好きじゃない人にフラれる・・・婚活ではこのような状況になることは少なくありません。それが何度も重なれば「私って魅力がないのかな」と自信を失ってしまうこともありますよね。自分に自信がないと、良く思われようと思って必要以上に相手に合わせたり、相手からの視線が気になったりと気を揉むようになってしまいます。より魅力的に見せたいと思っても、“飾られた自分”でい続けるのは神経を使いますよね。

高望みになっている

生涯の伴侶となる相手を探すのですから、自分の理想のタイプを追い求めるのは悪いことではありません。しかしそれが行き過ぎると、良い人が現れても「もっと良い人がいるかも」といつまでも踏ん切りがつかないという事態に陥りかねません。自分の“完璧”を追い求めすぎるとついダメ出しばかりしがちです。どこにいるかわからない白馬の王子様を待っていてはいつになるかわかりませんから、相手の良いところを探してあげた方がいいでしょう。

婚活疲れしてしまう原因【男性】

婚活疲れになるのは何も女性ばかりではありません。男性も同じ土俵に立っているだけでなく、女性よりも収入や肩書きといった“条件”で判断されてしまうことが多い分、思うようにいかずにやきもきしてしまうことは多いでしょう。「疲れた!」と投げ出してしまう前になぜそう感じてしまうのかを考えてみましょう。

自分の評価が高い

自分に自信がない、という人が悩みを抱えやすいというのは既に書きましたが、反対に自意識過剰な人もまた婚活が前に進まない状況にイライラしてしまうかもしれません。こんな魅力的な自分に釣り合う人を・・・と考えていては次第に理想ばかりが高くなり、なかなか良縁にめぐり合えず徒に婚活を長引かせてしまいます。「(相手の)見る目がないんだ」などとうまくいかない原因を他者に押し付けず、もう一度自分を省みる必要がありそうです。

理想と現実のギャップにうんざりしている

みなさんそれぞれ思い描いている理想の結婚生活はあるでしょう。帰ってきたら家には明かりがついていて、温かいごはんが用意してあって・・・など、考えるのは自由ですが、果たしてそれは現実的に考えてどれほど実現可能なものなのでしょうか?経済的に共働きでないと厳しいのなら時に真っ暗な家に帰ることはあるでしょうし、家事も半々ということもあるでしょう。女性は男性より現実的ですから、婚活の場でもシビアな話をされるかもしれません。そんな理想と現実のギャップに打ちのめされて疲れてしまっている男性は少なくないのではないでしょうか。

婚活疲れへの対策とは

自分のために始めたことでも、そのせいでストレスを抱えて精神的に参ってしまうのでは元の木阿弥です。婚活に疲れたらそのまま突っ走らず、自分を見つめ直して対策を講じるのが得策でしょう。疲労度に応じた段階別の対策をご紹介します。

婚活に疲れてもう辞めたいと思っている人

もう辞めたい!それほどまでに追い詰められている人はそのまま続けていてはうまくいかないだけでなくうつにもなりかねません。「婚活うつ」というとなんだかライトな印象を受けるかもしれませんが、精神が不安定な状態にあるのは間違いないので迅速な対処が必要です。

少し休む

婚活そのものがストレスの原因ですから、1~2ヶ月休んでみてはいかがでしょうか。「休んでいる間にどんどん縁が遠のくのでは・・・!」と心配な人もいるでしょうが、実際には1~2ヶ月オフしたところで自分が急激に老けこむわけでもなし、世の中の独身男女が全員結婚するわけもなし、あまり状況は変わりません。また、一度離れてみることで「自分は本当に結婚したいのか?」「自分の理想とは何か?」と考えるきっかけにもなります。

仕事に打ち込む

婚活をしていると四六時中そのことに頭がいきがちです。「結婚こそすべて!」と婚活に振り回され、うまくいかない自分にうんざりしてしまうかもしれません。そんなときは一度婚活から意識を逸らして仕事に打ち込んでみるのも1つの解決策になります。自分の居場所があるということを確認することで自信を取り戻すことができますし、気持ちの切り替えにもなります。

同性の友達を作る

“婚活”という名目があると常に互いにチェックし合い、ギラギラと目を光らせて神経をすり減らしてしまいます。たまには婚活とは関係のない、同性の友人との出会いを楽しんでみてはいかがでしょうか。趣味仲間や習い事など、気の合う友人なら会って話すだけでも息抜きになるでしょうし、そこから広がる出会いもあるかもしれません。

婚活に少し疲れてきた人

ブームになっているとはいえ、なかなか“気軽に”とはいかないのが婚活です。何度か参加したけど手応えが得られず、ちょっと次のイベントには気分が乗らないな・・・と少しお疲れの人にはどんな対策が必要なのでしょうか。

期間を決める

婚活はだらだらと長引かせてしまってはお金と時間がかかりますし、余計なことをアレコレ考えてしまう時間も増えます。「いつまでに」と期間を決めることで1つ1つのイベントやパーティーへの取り組み方が変わり成功を引き寄せてくれるかもしれません。もし期限が来てしまっても、自分を振り返るきっかけになるので無意味ではないでしょう。

趣味として楽しんで取り組む

自分の好きなことに取り組んでいるとき、みなさんは疲れを感じますか?きっと答えは「NO」ですよね。人は楽しんで何かをしているときは緊張から解放され、ストレスなど感じずにいられるものです。婚活も、それ自体を楽しんで取り組めたら、様々な不安や焦りを感じることもなくなり疲れを感じることも減るでしょう。「絶対パートナーを見つけるぞ!」と息巻くのもいいですが、適度に肩の力を抜いた方がいいかもしれません。

ストレスになっていることは辞める

魅力的な女性/男性になりたい、そう思ってジム通いやエステ通い、普段は読まない本や雑誌を読んで・・・と自己研鑽に励むのは素晴らしいことですが、慣れないことに知らぬ間にストレスを感じて疲れてしまっているかもしれません。婚活はただでさえエネルギーがいりますから、ストレスだと思うことは辞めてパワーチャージしましょう。婚活にまつわることに限らず、普段の生活を考えてみれば思わぬところにストレッサーが隠れているかもしれません。

婚活に疲れてきたけどなんとか成功させたい人

「婚活疲れました」と声を大にして言いたいけど、どうしても結婚したい!あるいは何か事情があって辞められない!そんな人も中にはいるでしょう。そんな人はどんな行動が解決へと繋がるのでしょうか。

タスクを決める

「月に1度はイベントへ行く」「毎日1通はメールを送る」など、婚活中の行動を仕事のようにタスク化し、それを1つ1つこなしていくことを意識しましょう。“こなす”というと無機質な印象を受けますが、そうすることで「自分は○○をやっているから大丈夫」という安心感を得ることができます。どんな些細なことでも自分で決めた事をやりきるのは達成感があって嬉しいですよね。それを繰り返していけば、次第に婚活に積極的になっている自分に気付くでしょう。

楽しく自分磨きをする

“楽しむ”ことは物事を長続きさせる上で非常に大事なことです。慣れない自分磨きも楽しみながら続けていくことで実になりますし、話のタネにもなります。楽しんでいれば自然と笑顔が増えますから、それだけでも魅力がアップするかもしれません。普段の生活とは離れたところに足を運ぶことで視野も広がり良い事尽くしですね。

出会いの幅を広げる

インターネットの普及により最近はオンラインでも様々な手段で気軽に恋人探しができるようになりました。例えばオンラインデーティングサービスであるPairsではFecebookと連動し、居住地や年齢のような基本的な条件だけでなく、趣味・嗜好といった細かい事項からパートナー探しをすることができます。イベントに参加するのもいいですが、このような新たなツールを使うことで出会いの幅は格段に広がります。

婚活疲れに負けずに頑張る人のブログ

婚活疲れは婚活中の人なら誰でも陥る可能性があります。自分がそうだと思っても決して悲観的にならず、落ち着いて対策を考えてみてくださいね。あるいは同じ境遇の人のブログを読んで勇気をもらってみてはいかがでしょうか。

アラサー女性の希望の星!

アラサーOLが全力で婚活したら結婚できましたブログ
合コンや街コン、お見合いなど様々な婚活イベントに参加し、ことごとく苦い思いを経験した30代女性Hanaさんのブログです。以前は「アラサーOLの全力で婚活中ブログ」というタイトルでしたが、今では「アラサーOLが全力で婚活したら結婚できましたブログ」に名称が変わっています。婚活中に出会った男性は300人以上という経験豊富なHanaさんの話の中に、うまくいくためのヒントが隠されているかもしれません。

疲れた人に、読んで欲しい

「婚活疲労」に負けない!
先述の『婚活疲労症候群なんでこんなにツライのか?』の著者である高村恵さんのブログです。「婚活なんかで自分を傷つけてほしくない!」という強い思いから運営しており、愚痴も大歓迎とのことですので、疲れを感じたら頼ってみてはいかがでしょうか。

男性も四苦八苦しています

完璧Y美さんとの3回目のデート Y美さんの婚活疲れで暗雲 : アラサー男婚活記録〜さくっと4ヶ月で成婚退会@パートナーエージェント
  鰻屋での第2回目のデートから一週間後、早くも3回目のデートに突入。私はこの時点で、Y美さんをなんとしても落とすと決めていたので、とにかく早くデートの回数を重ねて、真剣交際を申し込もうと考えていた。今日のメニューは映画。事前にY美さんから見たい映画を聞い

こちらは30代男性の婚活記録です。この方の場合は自身が疲れていた、というわけではなくパートナー(になりそうな人)が婚活に対しネガティブになり、それにどう対処していったのかということが語られています。婚活中はいろいろな人と出会いますから、コミュニケーションの参考になるかもしれません。

“自分らしい”婚活を目指そう

良縁

婚活疲れは決して他人事ではなく、誰の身にもふりかかる可能性のあることです。「自分なんか」と感情を押さえ込まず、時にはリフレッシュしながら自分らしくパートナー探しをしていくことが良縁を導くコツかもしれません。疲れを感じたら決して無理せず、「もう一度!」と思えるまでパワーを充電してみてはいかがでしょうか。

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