魅力的な相手とお付き合いを始めたら、できるだけ長く続くカップルになりたいものです。それだけでなく、いつまでも新鮮でときめく気持ちや、一途な愛情が深まることも大事にしたいですよね。長く続いてなおかつラブラブなカップルは、どんなことを実践しているのでしょうか。ここでは、幸せに長く続くカップルの特徴と彼らが意識しているポイントを解説します。
価値観が似ている!
どんなカップルも付き合い始めた当初は、自分と相手との価値観の違いが新鮮で楽しく思えるものです。自分とまったく同じ価値観の人間はいないため、多少の違いは楽しんで許容していくことがどんな人間関係でも重要な姿勢といえるでしょう。しかし、2人の価値観の違いが新鮮に思える時期はいつか終わります。この時期が過ぎたあと重要になってくるのは、2人でいて居心地が良いかどうかです。居心地が良いということは、無理をしないでいいということ。2人の価値観が似ていれば一方だけが無理をすることもなく、長く続くカップルになれる可能性が高いといえます。
お互いの趣味がまったく違うにも関わらず、カップルで行動することにこだわれば、相手の趣味に付き合い続ける側は楽しめず負担を感じることでしょう。また、デート代などの金銭感覚がかけ離れている場合も、一方にとって負担が大きければ会える回数そのものが減っていきます。一方だけが退屈を感じるデートや、金銭的に負担が大きいデートが続けば不満はどんどん高まり、ケンカの回数も増え別れにつながっていくのです。大切なのは、別れにつながる原因は趣味が違ったり収入が違うことそのものではなく、相手に負担をかけたり我慢をさせたりし続けていることです。たとえ、趣味や収入が違っても、お互いの居心地の良さを大事にするという価値観が似ていれば譲り合うことができ、長く続くカップルになれるでしょう。
適度な距離感を保っている
長く続くカップルの特徴は、お互いが適度な距離感を保っていることです。たとえば、何週間も連絡がつかないなど、2人の距離があまりに離れていたら不安を感じますよね。しかし、会えない間ずっと相手のことを考えていたり、忙しくても連絡を強要したりするなど、相手に依存しすぎてしまうことはおすすめできません。カップルは離れているとお互い不安を感じますが、距離が近すぎると今度は不満を感じてしまうのです。
カップルのどちらかが相手に依存しはじめると、自分と相手が独立した別個の存在であるという意識が薄れてしまいます。「もっとこうしてほしい」「自分のためにこうあってほしい」という理想の姿ばかりが育ってしまい、その理想を相手に投影するようになってしまうのです。しかし、現実の相手は自分の中の理想とは当然違うでしょう。依存する側はその違いに不満をつのらせ、次第に相手を理想に近づけようと支配するようになっていきます。適度な距離感を保たなければ、依存する側は理想との違いに不満を感じ、依存される側は支配されることに不満を感じて破局という結果になるのです。
適度な距離感を保つには、お互いが自分の世界を持って自立した意識でいることが重要です。自分の価値観や意見をはっきり持っている人は、相手にも相手の価値観や意見があるということをきちんと理解し尊重しています。一方、自分の世界が揺らぎがちですぐ相手に合わせてしまう人ほど、相手も自分に合わせるべきだと思ってしまいやすいのです。どんなに魅力的な相手でも、すべてを知り尽くしてしまうと飽きることもあるでしょう。しかし、自分の世界をしっかり持ちそれを広げていけば、新しい魅力を得ることにつながります。適度な距離感を保つことは、相手にとって常に新鮮な自分でいるための重要な要素といえるのです。
スキンシップが大好き!
スキンシップを大事にしていることも、長く続くカップルの特徴です。どんなに仲が良くて価値観が近くて居心地が良かったとしても、スキンシップの少ないカップルはむなしさを感じがちになります。性格の相性が良くても身体的接触がなければ、それは異性の友人と同じようなものです。「わざわざ束縛されてまで恋人でいる意味があるのか」という疑問により破局を迎えやすくなってしまいます。
カップルがスキンシップをすると、お互いの脳内にオキシトシンというホルモンが分泌されます。オキシトシンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれており、お互いの信頼感や親密さ、愛着の気持ちを高める効果があるのです。また、オキシトシンを分泌させると他の異性よりも自分のパートナーがより魅力的に見えるため、スキンシップは浮気防止にもつながるといえます。スキンシップをすることで相手が魅力的に見え、だからこそスキンシップをしたくなり、ますます魅力を感じるという幸せの相乗効果を期待できるでしょう。
また、スキンシップをすることでドーパミンというホルモンも分泌されます。ドーパミンは新鮮さやときめき、ワクワクする感覚を起こさせるホルモンです。付き合い始めの新鮮な時期が過ぎて少し倦怠感を覚える時期はより大切になるでしょう。ドーパミンを分泌させることで出会ったころのときめきを呼び起こすことができ、いつまでも相手に新鮮な魅力を感じることが期待できます。
身体を触れ合わせるだけでなく、見つめ合うことも重要なスキンシップです。視線を合わせることは相手に対する興味や親密さをあらわすため、見つめ合いながらの会話はお互いの愛情を深めることにつながります。人はやましいことがあると視線を合わせにくくなるので、見つめ合うことでパートナーの気持ちの距離をはかることもできるでしょう。あやしい予感がしたときこそ、スキンシップでオキシトシンやドーパミンを分泌させて浮気の芽を摘み、愛情を取り戻す作戦が有効です。
相手に多くを期待しない
相手に過度な期待を抱かないことも、長く続くカップルになる秘訣です。相手に理想や期待を持ちすぎると、それが裏切られたときにショックを受け失望してしまいます。たとえ、期待を受ける側が理想に合わせようと努力しても、相手の要望が多過ぎて疲れ果ててしまい、お互いの不満が爆発して破局となってしまうのです。
相手に過度な期待を持ってしまう人に多い特徴は、現実の相手を見ずに理想を作り上げてしまうことです。ドラマのカップルや身近なカップルを見ることで「恋人とはこういうもの」という理想が先にできてしまい、実際のパートナーが理想通りに行動しないと不満を持ってしまいます。以前付き合っていた相手がしてくれたことを今の相手に期待するのも現実的ではなく、お互いの不満が高まるでしょう。また、自立心の少ないタイプの人も相手に過度な期待を持ちがちです。このタイプは「こうしてほしい」という要望だけが先に立ってしまい、自分が相手になにかをしてあげるという視点が抜け落ちてしまいます。いくら魅力的でも、自分にだけ負担をかけようとする相手に愛情を持ち続けることはできません。このように、過度な期待を持つ人は相手から大切にされなくなっていき、ますます期待を裏切られるという悪循環に陥るのです。
カップルのお付き合いの形は十人十色です。周りのカップルがしているようなことができなくても、他の分野で恵まれていることもきっとあるでしょう。理想よりも現実の相手を見つめ、ニュートラルな気持ちでお付き合いをするのが長く続く要素です。相手がなにかをしてくれたとき、過度な期待を持っていれば不満ばかりが目につきますが、期待をしていなければうれしさだけを感じることができるでしょう。多くを期待しないことは相手の負担を減らすだけでなく、自分の幸せを増やすことにもつながるといえるのです。
相手が異性であることを忘れない
長く続くカップルは、お互いが倦怠感を持たないようなお付き合いをするのが上手です。2人でいて居心地が良く、無理をしないで過ごせることは大事な要素ですが、無理をしないとは「ひとりのときのように過ごす」ことではありません。恋人の前でくつろぎすぎてしまうと、次第にパートナーにとってあなたは特別感がなくなり、いて当たり前の空気のような存在になってしまいます。
特別な存在であることを保ったまま長く続くカップルになるには、相手が異性であることを忘れてはいけません。いつもお風呂に一緒に入ったり、目の前で着替えたりを続けていると、視覚的にも心理的にもミステリアスな部分がなくなってしまいます。相手をミステリアスに感じなくなれば、それは飽きにつながり倦怠感や浮気の引き金になる可能性が高いのです。身だしなみを相手に見せずに行うことは、お互いが異性であることを忘れないために重要な要素といえます。2人で出かけるときにも、ひとりで出かけるような着心地重視の服装はおすすめできません。2人の時間を過ごすためにきちんと服を選び身だしなみを整えることは、相手を特別に思っているというサインになります。どんなに親密で居心地が良い仲でも、相手が特別な異性であるということを忘れないように振る舞いましょう。
また、パートナーを同性の友人のように扱わないというのも重要です。たとえば、男性同士の友人関係では、少しからかったりけなしたりするような冗談が親しさの証になりますが、女性はそうではありません。男友達に話すようなきつい冗談を彼女に使ってしまうと、親しくなるどころか一瞬で気持ちが冷めることもありえます。また、女性同士の会話では不満や愚痴を共有することで、お互いの気持ちをシンクロさせ親密さを増すことが多い傾向です。しかし、男性にとっては、共感させるための不満や愚痴はただのネガティブな話題でしかないのです。自分の基準や同性同士の基準を、異性である相手にそのまま当てはめないよう注意しなくてはなりません。
末永く幸せでいるためのポイント
幸せなまま長く続くカップルは、相手の自己肯定感を高めるのが上手です。自己肯定感とは「自分には価値がある」「自分は大切な存在だ」と感じる感覚のことで、パートナーから大切にされている人ほど恋愛におけるこの感覚は高いといえます。相手の自己肯定感を高めるには、褒め言葉や愛情ある言葉をこまめに伝えることが重要です。「ありがとう」「ごめんなさい」「さすが」「大好きだよ」など、大切に思っている言葉をお互い伝え合うことを心がけましょう。自分は価値のある存在だと感じることができ、そう思わせてくれる相手にもますます愛情を感じるのです。
お互いの自己肯定感を高めるには、言葉以外のこまめな愛情表現も重要になります。幸せホルモンオキシトシンを分泌させるようなスキンシップでも良いですし、寒さや暑さを和らげてあげること、疲れたときにお茶を入れてあげることなども効果が期待できるでしょう。人間は自分を大切にしてくれる相手に大きな魅力を感じるものです。こまめな愛情表現は相手の自己肯定感を上げるだけでなく、相手から自分への愛情を高めることにもつながります。
パートナーに対して不満があるなら、時にはストレートに思っていることを伝えるのも大事です。不満を心にため込まずきちんと伝えるようにすれば、お互いの価値観について予備知識ができ、ケンカになりそうな状況をあらかじめ避けることができます。不満を言わずに我慢しすぎて突然感情を爆発させても、相手はただ不愉快に感じるだけで、行動を改めようという気持ちにはなりません。思っていることを心にため込むあなたに対して疑心暗鬼になり、取り返しがつかないほど仲がぎくしゃくしてしまうこともありえます。そうなる前に、お互いコミュニケーションをきちんととるよう日ごろから意識していきましょう。
恋人がいないならペアーズに登録してみよう
長く続くカップルになれるような相手を見つけるには、まず出会いの間口を広げてみることです。自分の行動範囲内では出会いが限られているなら、ペアーズに登録して交友範囲を広げてみるのもよいでしょう。出会える異性が多ければそれだけ選択肢も増え、より魅力的な相手を見つけられる確率も高くなります。プロフィールやコミュニティーで趣味や人となりを知ることもでき、安心感があるのも大きなメリットです。
長く続くカップルになるためには、相手に依存しすぎたり、期待しすぎたりしないことが重要になります。自分の価値観をしっかり持つことで自分を満たせれば、相手に負担をかけることなく余裕のある愛情表現ができるでしょう。人間は似た者同士が集まるといいますが、自分に余裕があれば同じく余裕のある相手が引き寄せられてきます。お互いが精神的にもしっかりと自立し、相手を尊重するようなお付き合いができるのが理想ではないでしょうか。長く続くカップルの特徴から幸せの秘訣を学び取り、確実に身につくよう実践していきましょう。