感染対策をしながらパートナーを求め恋活・婚活する全ての方を応援するために
Pairsは「かけがえのない人との出会いを生み出す」ことを掲げ、パートナーを求める全ての方にサービスを提供しています。一方、コロナ禍以降、「感染が心配でデートが不安」といったお声や、「デートの際パーテーションで会話がしにくい、声が聞こえづらい」といった不便・不満を聞くことが増えていました。
そんな声から、「コロナ禍でも安心してデートを楽しむサポートができないか?」と考え、継続するコロナ禍でも少しでも安心して人に会える、デートが出来る環境を整えるための施策をスタートします!
「声が届きやすい 距離が縮まるパーテーション」を開発
一定の感染防止効果を持ちながら、会話を妨げる煩わしい存在であった「パーテーション」に着目し、音響学と感染症の専門家と共同で、聞こえやすさを追求しつつ感染防止効果を維持した、積極的で楽しいコミュニケーションをサポートする「声が届きやすい 距離が縮まるパーテーション」を開発しました。
デート時は緊張で声が小さくなったり上ずってしまいがちです。二人の間にパーテーションがあることで更に聞こえづらくなり、コミュニケーションが円滑に進まず親密になる機会を逃してしまいます。
本パーテーションを利用することで、「相手の声が聞き取りにくい」「聞こえないかもしれない不安で会話に積極的になれない」という課題を払拭し、お相手との円滑なコミュニケーションを実現しながら恋活・婚活における飲食店でのデート時間を少しでも安心してお楽しみいただければと思います。
店舗での実証実験の様子
パーテーションについて
鈴木 創氏
日本音響研究所 所長
音声科学 音響心理学声紋の研究、音声合成、音声識別、音声科学、音声心理学、マルチメディアに関する音声処理。
音声による印象で最も大切なのは、何を話しているか分かるはっきりとした発声です。対面して障害物が無いという良好な条件でさえ95%程度しか相手の発声を理解出来ていないと言われています。
モゴモゴとした不明瞭な話し方では類推して補っている部分が増えてしまいます。それでは話を理解しようとすると疲れてしまい、「疲れてしまう→話したくない→好感度低下」となってしまいます。
日本語の母音は200Hz~3,000Hzの周波数帯の成分が伝わることで、発声された音韻を認識することが出来ますが、一般的なパーテーションは500Hz以下の低い周波数帯域は通しますが、逆に1,000Hz以上の成分が減衰してしまうため、モゴモゴとした明瞭性の低い音声になってしまいます。
つまり、一般的なパーテーションでは会話に疲れてしまい、相手に対して本来とは違った悪い印象を与えてしまうことになります。
今回、一般的なパーテーションでは欠落してしまう1,000Hz以上の周波数帯の成分を通すことを目指し実験と計測を繰り返しました。その結果、パーテーションの両サイドに3cmの隙間と反射板を置くことで、声が反射するため、より相手の耳元へ音が届きやすくなるような構造に至りました。さらに、声に清潔感や爽やかさを感じる10,000Hz前後の音が一般的なパーテーションよりも多く聞こえるため、円滑なコミュニケーションに加え初デートの第一印象のアップも期待できます。
実証実験の様子はこちらか→https://bit.ly/3pfynVp
榮留 富美子氏
株式会社ビーテックインターナショナル顧問
感染症対策専任アドバイザー
理化学研究所のスーパーコンピューター富岳の検証結果では、床から1.2mは感染対策に不十分であり、1.4mと1.6mではほとんど効果は変わらない結果が出ています。しかし1.6m以上高くなると、換気を遮る事になり感染対策としては逆に不十分となります。
一般的な飲食店のテーブルの高さを0.7mとし、さらに会話をする際に口元から30cmの放射線状に飛沫が飛ぶことも考えると、パーテーションの高さは0.7m(座席に座った状態で頭上より10cm程高い)が推奨されます。
左右にある3cmの隙間も、全体の横幅を60㎝にすることで放射線上に飛ぶ飛沫の外側となり、隙間付近の飛沫量は少なくなります。仮に飛沫が3cmの隙間を飛び超えても、声を反射をさせる反射版があることで防御する事ができます。これにより、感染防止効果を維持しながら、声の聞こえやすさを兼ね備えたパーテーションとなったと思います。
山下 春幸氏
HAL YAMASHITA東京 オーナーシェフ
ウォーターマーク代表取締役社長
日本飲食未来の会 理事長
未曾有の危機に日本の飲食業界は見舞われ、予想を遥かに超える多くの飲食店が閉店を余儀なくされてきました。その中でも、本気で『飲食店の環境衛生』に取り組んできました。
多くの方々に本当に助けられて、励まされて未曾有の「コロナウィルス」に恐怖を感じながら立ち向かってきました。
昨今の報道の通り、ワクチン接種率も上がり、新たな感染者の数字も抑えられているように見えますが、いつ第6波が来るかわかりません。また辛い日々が来ないためにも、飲食店サイドはもとよりご来店されるお客様自身がルールに則りながら食を楽しんでいただけるのが新しい日常と考えます。
この度のパーテーション企画は、気を抜けない中でも安心して楽しくお食事や会話を楽しんで頂く。という画期的な企画と考えられます。新たに開発された「距離が縮まるパーテーション」の機能はもとより飲食店を応援する気持ちも本当にありがたいと思います。
これからも気を緩めずこの危機をみなさんと乗り越えつつ、飲食店での食事と会話も楽しんでいただき、お客様の仲が深まるようになれば嬉しい限りです。
引き続き、皆さま方のご指導お力添え どうぞ宜しくお願い申し上げます。
パーテーション先行設置店舗 詳細
- ・NADABAN by HAL YAMASHITA (東京都千代田区有楽町1-1−2 東京ミッドタウン日比谷2階)
- ・HangOut HangOver渋谷店 (東京都渋谷区神南1-20-2 第一清水ビル1階)
先行設置開始:2021年12月1日(水)より
設置店舗が全国へ拡大!〈2022年1月31日(月)更新〉
約50店舗に設置いただきました!
※店舗により設置状況は異なります。
安心・安全にデートを行うために
パーテーションがあれば感染を完全に予防できるわけではありません。安心・安全なデートを行うためのいくつかのポイントをご紹介します。
■デートを検討したり実施を決める前に…
- ・各都道府県が発表している感染拡大状況や宣言・発令などをご確認ください。
- ・感染が拡大している状況ではデートの中止や延期も検討しましょう。
- ・デートを行う前に、お相手の方の意見を伺い、合意の元でデートを行いましょう。
■お店を決める時に…
- ・各都道府県や自治体が公表している感染防止ガイドラインに沿った店舗であるかを確認しましょう。
- ・換気がしっかりされているか、消毒などの準備がされている飲食店を選びましょう。
■飲食店でのデートのあいだは…
- ・食事をしない時はできるだけマスクを着用しましょう。
- ・食事をシェアしたり、大皿での注文は控えましょう。
- ・お酒が入ると声が大きくなりがちなので、声量には気をつけましょう。
■デートの後は…
- ・帰宅時は手洗い、うがい、アルコール消毒を行いましょう。
(感染防止対策:株式会社ビーテックインターナショナル顧問、感染症対策専任アドバイザー 榮留 富美子氏 監修)
コロナ禍での出会いをサポートすべくPairsも強化!
コロナ禍での出会いをトータルにサポートするために、新開発した「距離が縮まるパーテーション」に加えて、Pairsの機能も強化します!
①プロフィールでワクチンの接種状況が設定可能に!(iOS版を2021年12月初旬開始予定)
新型コロナウイルスワクチンに対する意見や考え方は人それぞれであり、個人の選択が尊重されるべきものです。一方で、恋活・婚活における価値観の一致を考えるさい、「新型コロナウイルスワクチンの接種状況が近い人と出会いたい」というニーズも見られることから、コロナ禍で重視されるようになったニューノーマルな価値観であるとも考えられます。
そこで、ワクチンの接種状況を自分のプロフイールに表明できる「ワクチン接種状況の設定」をiOS版Pairsで2021年12月初旬(予定)より新たに開始。コロナ時代のニューノーマルなお相手探しに対応し、コロナ禍での恋活・婚活、お相手探しをサポートします。
※本機能はワクチンの接種を強制・推奨するものではありません。また、会員のワクチンの接種状況や接種意志を保証するものではありません。
※画像は開発中のものです。実際の画面とは異なる場合があります。
※Android版とWeb版は11/29(月)に公開済みです。
②メッセージやコミュニティチャットで使える「セーフティーデートスタンプ」も!(仮称、2021年12月中旬より開始予定。)
初対面のお相手に新型コロナウイルスに関する考え方やコロナ禍でのデートにおける自らのスタンスをお伝えすることは難しく、心理的な負担も大きいものです。
伝えにくく聞きづらい、そのような話題を簡単に表現し、ニューノーマルな価値観が一致するお相手を探せるよう、「セーフティーデートスタンプ」(仮称)を開発中です。
「(感染の)対策はバッチリ!」や「(体調が悪かったら)無理をしないでね」などのスタンプを制作予定で、マッチング後の1対1のメッセージやコミュニティチャットへの投稿で使用できます。1対1のメッセージであればマッチング後に自らの価値観を伝えながらお相手とコミュニケーションしたり、コミュニティチャットであれば新型コロナウイルスに対する考え方や価値観を表明・理解してから「いいね!」を送ることができます。
※本スタンプは現在開発中です。名称やスタンプの詳細は変更となる場合があります。
もしもリアルデートが不安なら…
新型コロナウイルスに対する意見や考え方は人それぞれで、個人の意見が尊重されるべきものです。もし実際にお会いしてのリアルデートに不安を感じる場合は、無理をしてお相手に合わせる必要はありません。ペアーズでは、アプリ内でも様々な方法でお相手とコミュニケーションが取れます。
2021年5月に開始した「コミュニティチャット」なら、お相手とマッチングする前に、趣味や価値観など共通の話題を通じて、お相手の人柄や雰囲気を知ることができます。
コミュニティチャットに関して詳しくはこちら→https://www.pairs.lv/communitychat
また、マッチングしたお相手とビデオデートを実施すれば、お家や好きな場所からいつでも、直接会わずにお相手の顔を見て会話できるので、お相手の雰囲気や話し方を感じたり、お相手との相性を確かめて仲を深めることができます。
ビデオデートに関して詳しくはこちら→https://www.pairs.lv/videodate
Pairsでは、コロナ禍でも引き続き「かけがえのない人」との出会いやデートをサポートしていきます。