こんにちは!ペアーズ編集部です。
ペアーズの『ビデオデート』機能、もう使ってみましたか?
先日のアップデートで、同じお相手との2回目以降のビデオデートの場合、60分まで通話できるようになりました!
60分まで通話できるようになったことで、今までよりもっとお相手のことを知れたり、仲良くなれると思います。
でも、「ビデオデートは知ってるし興味はあるけど、ちょっとまだ使えてないんだよね…」そんな人も多いかもしれません。
そこで今回ビデオデートをより楽しめるよう、イメージコンサルタントの安積陽子(あさか・ようこ)さんと一緒に、『ビデオデートマニュアル』を作成しました!
・どういう準備をしたらいい?
・どんなことを話したらいいの?
などを全3回に分けて、解説いただきたいと思います。
今回は第3回目『実践編』です。それでは安積先生、よろしくお願いします!
良い印象を与える自己紹介を教えて下さい!
安積先生:ついにビデオデートの実践編ですね!相手と楽しい時間を過ごせるよう、話し方のテクニックを学んでいきましょう。
ビデオデートで会話が始まったら、最初に自分の名前や職業を簡潔に伝えましょう。メッセージのやりとりを通して既に自己紹介をしている場合でも、改めてきちんと自己紹介をすると印象は良くなります。
会話の中で相手から褒められたときには、感謝の言葉を添えてポジティブに反応すると、相手に良い印象を与えることができます。恥ずかしがったり、謙遜しすぎたりしてはいけません。
落ち着いた雰囲気に見せたい場合は、やや低い声で、口を少し縦に広げるようにしてゆっくりと話しましょう。
逆に、フレッシュな雰囲気に見せたい場合は、やや高めの声で、口を横に広げるようにして話すと、若々しい印象に繋がります。
話し方や表情で気をつけることはありますか?
安積先生:画面に最初に映る表情は、相手の心に強いインパクトを与えます。真顔で待つのではなく、自然な笑顔を作って待ちましょう。
笑顔を作るのが苦手な人は、奥歯をしっかりと噛んで、その状態で唇を左右に引くと、笑顔が作りやすくなります。
男性と女性のアイコンタクトの長さを比較すると、一般的に男性のほうが短いものです。アイコンタクトは脳を活性化させ、心拍数を上げることが分かっています。
逆にアイコンタクトが少ないと、心理的な距離感は縮まりません。ビデオでのコミュニケーションは実際に会ったときよりも親近感を抱きにくいものですから、笑顔の頻度を高めて、長めのアイコンタクトを心がけると良いでしょう。
またビデオでは実際に会ったときよりも、会話の滑舌が悪く感じられます。
早口の人はややゆっくりとしたスピードを心がけ、一語一語「あいうえお」の母音を意識しながらハキハキと話をすると、話が聞き取りやすくなります。
話しているときに、無意識にやってしまう癖があります…
安積先生:そうですね、特に緊張しているとそういう癖は出やすいですよね。
ビデオデートの場合、お互いに得られる情報が画面の映像と音声なので、そういう無意識にやってしまう癖は目立ちやすいかもしれません。
例えば小刻みにうなずきすぎると、相手はしっかりと話を聞いてもらっていないように感じてしまうことがあります。うなずく回数が多い人は、ゆっくりと深くうなずくことを意識すると良いでしょう。
腕を組む、足を組むといったクローズドな姿勢は、緊張や拒絶のシグナルとして相手に伝わります。相手に対して自分の顔や首元、胸元がしっかりと開いた状態で向き合えば、安心感やリラックスした雰囲気が伝わります。
会話の途中に顔や髪、首元に触れるしぐさは、落ち着きのなさや自信のなさを表します。このような癖のある人は、ビデオデートの際には手の動きに注意するようにしましょう。
短い時間でも相手に良い印象を与えたいです
安積先生:最初のビデオデートは時間制限が15分間。その中で出来るだけ相手に良い印象を与えたいですよね。
短い時間でも良い印象を与えるコツですが、コミュニケーションの反応が乏しいと、相性が悪い人だと判断されてしまいます。女性は感情の共有を大切にしますが、一般的に男性は女性に比べると感情表現や表情の変化が少ないものです。
ですので、相手への興味や共感といった態度は積極的に分かりやすく出しましょう。特に記憶に残りやすいのは、最初と最後にした会話です。会話の始まりと終わりに、相手への褒め言葉や感謝などのポジティブな言葉をできるだけ多く伝えることもポイントになります。
15分間という制限時間のなかで、綿密に会話の時間配分をする必要はありません。人間は気持ちよく話をさせてくれる人や、ポジティブに反応してくれる人に好意を抱くものです。
全体の会話を通して、自分が話す時間よりも相手が話す時間が若干長くなるようにすると良い印象を与えることができるでしょう。
ぜひ、気負わず楽しみながらビデオデートを活用してみてください!
講師ご紹介
安積 陽子(あさか・ようこ)イメージコンサルタント
シカゴ生まれ。ニューヨーク州立大学イメージコンサルティング科卒業後、国際プロトコールの資格を取得。国内外の有名企業社長などのエグゼクティブのイメージづくりのコンサルテーションに従事する。IRC JAPAN 代表、一般社団法人 国際ボディランゲージ協会 代表理事。著書「NYとワシントンのアメリカ人がクスリと笑う日本人の洋服と仕草」(講談社プラスα新書)「CLASS ACT(クラス・アクト)世界のビジネスエリートが必ず身につける『見た目』の教養」(PHP研究所)