コミュ障とは!特徴や仕事への影響、改善し就職する方法について

最近耳にすることが増えてきたコミュ障という言葉。社会生活にも影響することのあるコミュ障とはそもそもなんなのでしょうか。今回は、コミュ障になってしまった男性・女性それぞれの特徴や原因、仕事やバイトなどの社会生活への影響、改善方法や仕事の復帰の仕方についてもご紹介していきますので、参考にしてみてください。

コミュ障とは

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コミュ障という言葉をネットやテレビなどでよく耳にしますが、どのような意味を持つか知っていますか?また、生活していくうえでコミュ障が受ける影響や対処法などについて紹介します。

コミュ障ってなに?

コミュニケーション障害とは、対人恐怖症などと同じ病気の一つです。先天性の障害を持っている人もいれば、なんらかの精神的ショックで後天的に発病する人もいます。インターネットなどから普及した「コミュ障」という略語は、病気というよりも人見知りや、他人とのコミュニケーションがうまく取れないと感じたときに、「自分はコミュ障だから」と都合のいいように使うことが多く、医師に診断されるコミュニケーション障害とは少し意味合いが異なります。

コミュ障と対人恐怖症の違いって?

コミュ障は対人恐怖症の一種なのでしょうか?対人恐怖症は人の前に出ると、極度の緊張から顔が赤くなる、話ができない、人から見られるのが怖いなどという症状をもつ精神的な病気の一種です。一方、コミュ障はインターネットから生まれた都合のいい言葉です。他人を目の前にして苦手意識を感じたり、人見知りをしたり、うまく話せないときに「自分はコミュ障だから」と逃げ道を作るのです。よって、コミュ障は病気ではなく、他人とのコミュニケーションが苦手だなと思う人の総称なのです。

コミュ障の人にはどんな特徴があるの?

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ひとことでコミュ障というけれど、コミュ障の人にはどのような特徴があるのでしょうか。男女別の特徴について見ていきましょう。

コミュ障の男性の特徴とは

男性を目の前にして会話したとき、ふと違和感を感じたことはありませんか?それはコミュ障の特徴かもしれません。男性に多いコミュ障の特徴を紹介します。

一対一で話しているのに一度も目が合わない

こちらを向いていて一緒に会話しているのに目が合わない。合ってもすぐに目をそらしてしまう。一緒にいる相手が意中の人で、ドキドキしてしまって目を合わせられない場合もありますが、好きならば自分を理解してもらいたいために、目をそらしながらも強い視線を送るはずです。それが見られず、目が常に下を向いていて、あまり話さないのであればコミュ障の特徴と判断できるでしょう。

会話に一貫性がない

こう言ったら傷つけてしまうかな?気を悪くするかな?と不安に思うこともコミュ障の特徴の一つです。自分が発した言葉が相手にどのような印象を与えるか、慎重に考えすぎて話の流れを全く無視した言葉を発したり、まったく別の話題に変えてしまうこともあります。その結果、会話に一貫性がなくなり、相手に悪い印象を与えてしまいます。

そもそも人に会いたがらない

コミュ障の最大の特徴が人に会うのが怖い、人と関わりたくない、人と話す自信がないなどで、なるべく人と接しない方法を選びがちです。その結果、外に出て人に合わなくなるようになります。誘われても理由をつけて断ったり、人が多い場所を嫌がったりします。話すことは苦手ですが、文章で意思を伝えることはできるので、メールなどで距離を縮めてもいいですね。

コミュ障の女性の特徴とは

コミュ障の女性は容姿に対して必要以上の劣等感やこだわりをもち、自分をアピールできない傾向があります。男性のコミュ障とはまた違った特徴を見ていきましょう。

会話の輪に入れない

女性のコミュ障の特徴として、大人数でいる時に思っていることを伝えられなかったり、自分から話題を出せない傾向があります。自分の考えに自信が持てずに、みんなが望む話題じゃなかったら空気が壊れてしまう…この言葉を言うことで誰かを悪い気分にさせてしまうかも…などという不安要素から、言葉を発すること自体をあきらめてしまいます。相づちにも自信がなくなり、聞き役にすらなれない場合もあります。

親友が作れない

相手の顔色ばかりうかがって、自分の言いたいことがうまく伝えられないコミュ障は、親友と呼べる友人を作るのが困難です。伝えたいことを伝え、お互いのことを認め合ってこそ親友になれるのであって、相手との距離をおき、自分から心が開くことができないコミュ障は、かけがいのない親友が作れないのです。

新しい環境になじめない

新入学や入社などの新生活により、新しい環境が始まったとき、どうしても気後れしてしまい、なじめなかったりなじむのに時間がかかったりします。隣の人にひとこと声をかけるのも困難で、孤立してしまいます。新しい教室で下を向いて一人で座っている女性をみかけたら、それはコミュ障の人なのかもしれません。

あなたはコミュ障?無料でチェックできる診断の紹介

コミュ障と言っても、明確な症状やボーダーラインがあるわけではありません。そんな時に役に立つのが、コミュ障診断ツールです。コミュ障かも?と思った時に役立つサイトをご紹介します。

言語以外のコミュニケーション能力を測る

ミラーズのサイト(http://mirrorz.jp/article/comu-type/)ではコミュ障タイプ診断が簡単に受けられます。10個の質問に4種類の答えから一番近いものを選ぶだけの簡単なテストです。コミュ障の足りない部分は言語以外の表情や声の高さ、しぐさ、態度などから相手の気持ちを読むところです。このテストでは、言語以外のコミュニケーション能力がどの程度か測ることができ、今後のアドバイスもしてくれます。

診断結果から克服法を伝授してくれるサイト

コミュ障診断(http://comyusyo.nerim.info/check.html)では、会話編と社会編に分けられた選択肢から、自分に近いものを選ぶことでコミュ障パターンを教えてくれます。その結果、コミュ障を克服するためのアクション(握手、医者、パーティなどでの行動方法)を紹介してくれるので、こんなときどうする?といったシチュエーションを疑似体験することができます。

コミュ障を4つのタイプに分けて診断

不器用型、無関心型、人間不信型、オタク型にどの程度自分が偏っているか、グラフで表してくれるのが非コミュ指数テスト(http://www5.big.or.jp/~seraph/zero/discomm.cgi)です。24個の質問に、4つの選択肢から自分がどの程度共感できるかの度合いを選択します。診断結果は非コミュ指数とタイプ別グラフで示され、どのタイプに偏っているか一目で確認することができます。また、今までテストを受けた人がどのタイプが多いか一目でわかる分布グラフも見ることができます。

コミュ症なら分かる!コミュ障あるある

コミュ障にしかわからない、こんなシーンでよくある出来事、思わず出てしまう悪いクセなど、コミュ障あるあるネタを集めました。

出会いは不要、なるべくなら新しい人と知り合いたくない

コミュ障の大きな壁、『人見知り』はあるあるネタが尽きない話題です。初めて会う人とは何を話していいかわからないですし、一緒にいるだけでも息苦しさを感じてしまいます。それだけで済めばいいのですが、なるべく新しい出会いは避けたい、むしろこれ以上誰とも出会いたくないとまで思ってしまいます。

みんなで一緒にいるはずが、気づけば一人

複数人で会話や食事を楽しんでいても、つい話題に入れなかったり、うまく自分のことを話せないために、気づくと会話の輪から外れてひとりぼっちになっていることもあります。出だしが肝心!頑張ろう!と気を張っていても所詮はコミュ障。頑張れば頑張るほど空回りしてしまい、毎回同じような結果になってしまうのです。

なんでこっちを見てるの?何か悪いことしたかな…

コミュ障の悪いクセは、次から次へと悪い方向に思考がかたより、負のスパイラルに陥ってしまうことです。あの人はこっちを見ているけれど、何か悪いことをしたかな…と、何もしていないのにいかにも自分が悪いかのように考えてしまうのです。コミュ障じゃなかったら気軽に聞けるけれど、コミュ障が故に自分の殻に閉じこもってしまうのです。

コミュ障の原因ってなんなの?

コミュ障は生まれつき?突然なるものなの?その原因についてどのようなものが考えられるのか紹介します。

幼いころに親から投げられる心無い言葉

小さい子供にとって親は絶対的な存在です。一番身近にいて、一番影響を受けるのも親です。親から発せられる言葉はその子の人生を左右します。絶大な信頼を寄せている親から心無い言葉を浴びせられるだけで、自分に自信を無くし、言いたいことも言えなくなり、ストレスを抱えて人と話すのも怖くなってしまいます。そんな精神的ダメージが積み重なることで、結果的にコミュ障になると考えられています。

閉鎖された空間での孤独と悲しみ

学校は小さな社会です。親も知人も立ち入れない、生徒と先生だけの閉鎖空間で受けるいじめからは、想像もつかないくらい精神的なダメージを受けます。毎日行きたくなくても行かなければならない場所での孤独から、この世の終わりかと思うような絶望感を味わいます。そんな状態が毎日続くわけですから、自分は不必要なんだ、ここにいる意味はないなどと否定的な考えばかり持ってしまい、最終的には人と向かい合うことができなくなってしまいます。

大きな失敗は心に深い傷を残します

順調に進んでいた人生も、大きな失敗一つで180度ひっくり返ってしまうことがあります。その失敗で自分に影響があるだけならまだ助かりますが、親しい人や会社までをも巻き込んだ大きな失敗だったとしたら、とても大きな傷が心に残ってしまいます。自分ががんばることで失敗してしまったとマイナス思考が働き、結果的に自信が持てずに人前に立つことさえできなくなってしまうのです。

失恋という名の引き金

恋愛は、良くも悪くも人生を大きく動かします。好きな人に振り向いてもらえるだけで性格が明るくなり、自信をもって前向きに行動することができます。しかし、逆に失恋してしまったら…失恋の仕方にもよってダメージの受け方は異なりますが、あまりに残酷な失恋は立ち直れないだけでなく、何においても前向きに行動できなくなり、最悪の場合は引きこもり、外に出ることさえ怖くなってしまいます。

信じているからこそ、裏切られたときの失意は大きい

信じている人に裏切られるということは、失恋するよりも精神的ダメージが多きかもしれません。今まで一緒に過ごした時間は何だったのかわからなくなり、以前と同じように親しい人を作ることに恐怖を感じるようになってしまいます。その結果、人見知りや対人恐怖症などを引き起こしますし、気づいた時にはコミュ障になっているのです。

コミュ障だと生活にどう影響するの?

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現代社会では何かと息苦しいコミュ障ですが、生活していくうえでどのような障害があるのでしょうか、仕事、就職、恋愛などのシーン別に起こり得る影響を紹介します。

コミュ障が生活に与える影響【仕事・バイト編】

誰もが必ず経験するであろうアルバイト、できれば家にずっといたいコミュ障も、バイトをしなければ欲しい物も買えない。気が乗らないバイト先でコミュ障だからこそ受ける影響について考えてみましょう。

選択できる仕事のジャンルが限られる

コミュ障の典型的な特徴として、人と接する、人と協力する、自分をアピールするなどの苦手な行動が存在します。そのため、決まったことを言えばいいだけのファーストフードの店員はできるけれど、自分の意見を言わなければならない洋服店の店員は避けたくなります。また、何人かでプロジェクトを組んで目標を達成する仕事も、自分の意見を伝えることができないため、できれば避けたい職種です。このように○○が嫌だからこれは無理とか、最低限の会話ですむ仕事はできるなど、自分の気持ちを伝える仕事は無理!と決めつけ、やりたい仕事を選ぶ前に選択肢がグッと減ってしまうのです。

率先して一人でする作業を選びがち

人となるべく接触したくないがために、わざわざ裏方や、一人で作業する仕事を選んでしまうことがあります。とりわけ、仕事の中でもキツイことが多く、その結果、時給のわりに手のかかる仕事だったり、損な役回りを受けたりします。それでも、人と接するよりはましだと自分に言い聞かせて、与えられた仕事をするだけなのです。またコミュ障の悪いクセは、損なのにも関わらず、現状に満足してしまうことなのです。

言いたいことが言えない

仕事中に上司や先輩から理不尽な言葉を投げかけられたり、理不尽な対応を取られた時に、コミュ障は自分の言いたいことを言えずに、じっと我慢することがあります。はじめは自分だけが我慢すれば済むことだからと納得していますが、その状態が続くことで、ストレスも大きくなり職場にいることすら困難になってしまいます。あの時自分の感じたことを伝えられたら、ここまで悪化しなかったのに…と後悔するのです。

誤解を受けやすい

仕事中にお客さんとトラブルがあった時に、一番困ることが起こります。目を見て話せない、思ったことがうまく伝えられないというコミュ障特有の症状が出てしまうことで、誠実な対応をしてくれない!とクレームにつながることもあります。こちらに全く非がなかったとしても、対応する態度が悪いだけで、相手に与える影響は最悪なものになってしまいます。誤解を受けたまま上司に説教されることもあり、それがまた自信喪失を深くする原因にもなるのです。

仕事が続かない

一人きりでバイトをするなんてことは、滅多にありません。必ず誰かと話し合ったり、一緒に助け合う仕事ばかりです。コミュ障だからと言って仲間との交流を避け、仕事の相談もできずに孤立していた場合、徐々にその職場にいることが苦痛になってしまいます。その結果、バイトが長く続かず、いろいろな仕事を転々とする日々が続きます。仕事を辞めるたびに心に傷が残ります。その傷は次の仕事への足かせになるのです。

コミュ障が生活に与える影響【就活・就職編】

アルバイトは気軽に職を変えることができますが、就職となるとそうはいきません。真剣に会社を選び、いざ就活!そんな時にコミュ障が与える影響とはどのようなものがあるでしょうか。

人の目を見れないのは、伝える気がないということ

小さい頃から「人の目を見て話すように」と言われて育ちませんでしたか?目が合うか合わないかでは、内容の伝わり方が全く違います。コミュ障は会話が苦手です。人の目を見て話すのはもっと苦手です。しかし、会社の面接という重要な場面で面接官の目を見て話せなかったらどう思われるでしょうか。そこまでこの会社に入りたくないのかな?何を言っているのか心に響かない。などと判断され、その結果不採用になってしまうのです。

突然予想もしなかった質問でパニック

面接マスターや、面接必勝法などという本が出版されています。これらを読んで面接のシミュレーションをするだけで、コミュ障でもなんとか乗り切れるでしょう。しかし、コミュ障だと突然予想もつかない質問が投げかけられたときに対応できる能力がありません。頭の中で最善の言葉を探しますが、パニックが起こっているため見つからず、その結果何も伝えることができなくなってしまうのです。

理不尽な仕事も思ったことが言えない

明らかに損な仕事を任されたり、通常業務の範囲外の仕事を言いつけられることがあります。普通の人ならば、上司だったとしてもその状況を改善しようと自分の意思を伝えることができます。しかしコミュ障では上手に自分の気持ちを言葉にできないため、最終的に言葉を飲み込んでしまうのです。あいつは文句を言わずになんでもやってくれると誤解され、さらに理不尽な仕事を任されてしまうのです。

後輩に対してうまく教育することができない

就職すると毎年のように後輩が入社してきます。そして新人だったあなたも何年かして教育する立場になるでしょう。その時にコミュ障だったら上手に教えることができますか?通常業務などの決まったことは伝えられても、突然の質問やトラブルの際にうまく伝えることができずに、より状況を悪化させてしまうこともあります。言葉で伝えることが難しい場合は、メールや書類などを使って文章で伝えることをおすすめします。

出世に対する野心がなく、いつまでたっても同じ地位

多くの人はより上の立場に出世するために、日々の仕事を頑張っていることでしょう。しかし、上に行くほど人との付き合いが重要になり、打ち合わせや会議、接待などの回数も増えます。仕事に対する責任も重くなるため、コミュ障の人はつい出世を避ける傾向にあります。その結果、いつまでたっても平社員のままで、代り映えのない会社員生活を送ることになります。

コミュ障が生活に与える影響【恋愛編】

恋愛するということは人生において活力にもなりますし、自分を高めるためのきっかけにもなります。では、コミュ障の人が恋愛を前にしたときにどのような影響が考えられるでしょうか?

自分に自信が持てないために、気持ちを押さえつけてしまう

人と関わるのが苦手なコミュ障でも、好きな人はできます。その時にどうやって想いを伝えようかと考えると思います。しかしコミュ障の人は「どうせ自分なんて」と悪いほうに考えるクセがあるため、想いを伝えても笑われる、自分に好意は持っていない、釣り合わないなどというマイナス思考が働き、結果的に恋愛に対して諦めを持ってしまうのです。

振り向いてもらうための第一歩が出ない

好きな人ができたときには、まず自分の存在を知ってもらおうと考えます。そして、自分の良さをさりげなくアピールするのです。しかし面と向かって話すのが苦手なコミュ障は、一対一での会話はもちろんのことグループ内で自分の存在をアピールすることすら難しく、「あんな人いたかな?」と思われる結果にもなります。ましてや自分の良さを伝えるという難易度の高いミッションは不可能に近いのです。

新しい出会いを求めたがらない

コミュ障の一番の難点は『知らない人と出会いたくない』、『初めて会った人と話をしたくない』という思考が働くことです。今置かれている状況に満足し、新しく出会った人との関わりを極力避けようとします。その結果、恋愛面での出会いもなく、好きな人ができることもなくなってしまうのです。日々、恋愛とは遠い場所での生活を好んでいるように見えます。町ですれ違った好みのタイプの人に声をかける勇気もないのですから。

最後の一歩を踏み出せない

コミュ障の人はマイナス要素を乗り越えて、好きな人に出会い、自分の存在をアピールし、なんとなく自分のことを良く思ってそうだと感じたときに、最後の一歩が踏み出せずに躊躇してしまいます。「好きだ」という言葉が出ないのはもちろんのこと、想いを伝えた後に起こることを悪い方に考えてしまうのです。相手からアプローチしてくれたらいいのですが、迷っているうちに他の人に取られる…なんてことにもなりかねません。

気がないと思われてしまう

コミュ障には人と会話をするときに、目が合わせられないという特徴があります。せっかく相手が好意を寄せているのに、こちらが目を見て話さなければどう思われるでしょうか。興味がないのかな?一緒にいても楽しくないのかな?と思われてしまい、結果的に相手が恋愛することを諦めてしまうのです。

コミュ障ってどう治せばいいの?

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コミュ障における特徴や生活する際の影響について紹介してきましたが、コミュ障は永遠に治らないものなのでしょうか?治し方や克服方法が存在するのか見ていきましょう。

コミュ障の治し方・コミュ障を克服する方法

生活する上で損することばかりのコミュ障。もっと人との付き合いがうまくなればいいのにと思っていることでしょう。そんな人におすすめなコミュ障の治し方・克服方法について、いくつか紹介します。

自分に自信を持つため、思い切ったイメージチェンジ

コミュ障は自分に自信が持てないために、マイナス思考で悪い方にばかり考え、その結果人前に出て話すことすら苦手意識を感じるようになります。そんな時は思い切ってイメージチェンジをしてみてはいかがですか?美容院で髪の毛を切り、色も思い切って変えてみましょう。また、ファッションに疎い場合は、自分の好みに合ったお店で、店員さんに上から下までコーディネートしてもらってもいいですね。鏡に映る新しい自分は、何かパワーを得たような気分になるはずです。

話せなくても、相手の目を見るだけでも違う

いきなり話題の中心になれというのはハードルが高いでしょう。そんな時はまず、相手の目を見ることから始めましょう。はじめは恥ずかしくてなかなか見ることが難しいかもしれません。しかし、話している人は目を見られているだけで、真剣に聞いてもらっていると好感を持ってくれます。自分のためでなく、相手が気持ちよく話せるようにと思い、勇気を出してください。ほんの些細なことですが、これができるだけで気づいたら会話の輪の外だったということはなくなるはずです。

上手な聞き役になる

自分から話すことが苦手なのだから、無理に話す必要はありません。こちらから話さなかったら会話が盛り上がらないと思われがちですが、聞き上手な人が一人いるだけで、話している人に好印象を与え、ものすごく会話が弾むのです。基本は相手の目を見て「うなずくこと」です。とてもシンプルですが、これをやるのとやらないのとでは相手が受ける印象が全く違ってきます。うなずくことができるようになったら、「へぇ」「うんうん」「そうそう」「え~」などという言葉をプラスしてください。上級編として、相手の言ったことを繰り返すテクニックがあります。「この前○○に行ってね、××買ったの」と言われたときに「へぇ~」と返すだけだとそれで会話が終わってしまいます。「××買ったの?」と相手の言ったことを繰り返すだけで、共感を持ってくれたと感じ、色や形、値段など、次々に話してくれます。このテクニックをたまに入れるだけで、会話が盛り上がること間違いなしです。

深く考えすぎない

これを言ったらどう思うかな…悪い気分にさせないかな…などということはなるべく考えずに、思い切って言葉にしてみましょう。違っていたら笑ってごまかす!友人関係のグループならば、たいていはこれで乗り切れます。むしろ何も言わないほうが、考えていることがわからない、心を開いてくれないなどと思われてしまい、ますます輪の中に入ることが困難になってしまいます。

思い切って外に出てみる

人に会いたくない、話したくない、そう思って家に閉じこもっていたのでは何も変わりません。天気のいい日に外に出てみませんか?散歩するだけでも気分転換になります。ちょっとだけ勇気を出してショッピングはどうですか?洋服店などの店員さんは、コミュ障克服の会話の相手として最適です。その場限りですし、こちらが間違ったことを言っても気を悪くせず親身に聞いてくれますよ。

コミュ障を改善できるおすすめの仕事

自分で努力をしてコミュ障を克服するのもいいけれど、仕事をしながらコミュ障を克服できないかな?そんなときにおすすめの職業を紹介します。

人ではなくPCと向き合うIT関係の仕事

PC関係に興味があるならば、IT関連の仕事はどうでしょうか。プログラマーなどは基本的にはPCに向き合う仕事なので、あまり人と接することはありません。また、自信を持って作ったプログラムをプレゼンするのはとても簡単なことです。仕事に対して自信がつくと、自分に対しても自信を持つことができます。その結果、仕事をする上でも責任のある仕事を任され、人との付き合いも苦にならなくなるでしょう。

工場などの流れ作業や単純作業

人と向き合うのが苦手なら、まずは物と向き合ってみましょう。工場での単純作業は、毎日同じことの繰り返しで面白くないかもしれません。しかし、大きな失敗をすることもありませんし、トラブルが起きた時にも対処がしやすいです。また、新人教育という面でも相手に伝えることができるので、自信をもって仕事をすることができます。コミュ障を改善するとともに、これ以上悪化させないためにお勧めの仕事です。

イラストレーター、画家などの芸術系

芸術系の仕事に興味があるなら、イラストレーターや画家、フィギュア制作などの芸術系の仕事はどうでしょうか。芸術には正解がないので、自信をもって作ることができます。作業中は、基本的には一人なので集中して行うことができますし、興味のある分野での打ち合わせも苦手意識を感じずに進めることができるでしょう。また比較的に在宅でできる仕事が多く、通勤などで煩わしい思いをすることがないのもお勧めのポイントです。

奥が深いコミュ障の世界

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コミュ障について、特徴やコミュ障度のチェック方法、生活における影響、原因、治し方など多方面から見てきました。あなたはどう感じましたか?現代社会においては、人と接しないと生活が成り立ちません。コミュ障の人にとってはとても生活しにくい世界でしょう。しかし、コミュ障について知ることで、コミュ障にならないように注意すること、なってしまった後の対処法などが見えてくると思います。またコミュ障の人を見つけたときに、あの人は変わった人だと毛嫌いする前に、一緒に改善できるように手を差し伸べることもできるはずです。国民病とも言われるコミュ障、簡単に片づけられない原因が隠れているかもしれませんが、まずは初めの一歩から始まります。勇気をもって外の世界に踏み出してみませんか?

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