趣味コンのメリット、デメリットって?趣味コンで成功する秘訣とは?

新たな婚活イベントとして注目を集めている趣味コン。自分の好きなことをしながらパートナー探しができ、参加者同士で話が盛り上がりやすいという点が人気を呼んでいます。しかし従来の婚活イベントとは異なる趣向のため、パートナー探しを成功させるためには趣味コンならではのポイントがいくつかあります。

趣味コンのメリット、デメリット

2000年代後半から出会いの場としての“婚活”が注目を集め始め、今では全国各地で様々な婚活イベントが開催されるようになりました。もはやブームを超えて一般化しつつあり、様々な形で出会いの場が提供されています。今ではランニングや各種スポーツ、料理、ペットなど、同じ趣味を持つ人との出会いを楽しむ「趣味コン」も開催されるようになっています。自分の好きなことを楽しみながらパートナー探しができるとあって参加に対するハードルは下がっていますが、他の婚活イベントとは一味違う趣味コンは、果たしてどのような出会いをもたらしてくれるのでしょうか。

趣味コンのメリット

趣味 婚活

婚活市場は年々拡大し、業者側もあの手この手で参加者を集めようと様々に趣向を凝らしたイベントを開催しています。そんな中で生まれた趣味コンですが、参加者にとってはどのようなメリットがあるのでしょうか。

会話のネタが尽きない

当然のことながら、趣味が同じ人同士が集まるので話が盛り上がりやすいということが最大のメリットとして挙げられます。異性と話すのはどうも苦手…という人も自分の興味のある話なら積極的に会話に入っていけそうですよね。一般的な婚活イベントの場合は、会話をしていく中で趣味や関心のあることを探っていかなければならず、話ベタな人には無理難題に思えてしまうかもしれません。趣味コンならその壁はすでに取り払われていますから、会話も弾みやすいですよね。同じ趣味を持つ人の中から更に話が合う人が見つかれば「この人かも!」と運命を感じることもあるかもしれません。

次に繋げやすい

同じ趣味を持っているので、デートに誘いやすいというメリットもあります。例えば映画好きが集まる趣味コンで出会った人ならば、映画デートに誘うのに何の違和感もありませんよね。これが単なるお見合いパーティーとなるとそのハードルはグっと上がります。趣味コンの場合は参加者同士の距離感がすでに縮まっているので、次のお誘いもしやすいのです。いきなり2人きりのデートには誘えない!という奥手な人でも、そこで仲良くなった人とグループで出かける、という誘いならどうでしょうか。みんなでワイワイする中で、徐々に意中の人との距離を詰めていく…という方法も手段の1つですよね。

条件に縛られない

通常の婚活イベントでは、まず相手に求める条件を考えがちです。「年収は○万円」「身長は○cm以上」「タバコはNG」などと、その人の人間性よりも先に自分の求める条件をクリアしているか?がシビアに判断されます。しかし条件ばかりを考えていると、「この人はないな」と早々に切り捨ててしまった中に実はウマが合う人がいた、ということもありえます。それに対し趣味コンでは、趣味に関する話題から盛り上がることがほとんどなので、条件云々よりもその人の性格や人間性に触れる機会が多くなります。「見てくれや肩書きでなく、その人の“心”が知りたい!」という人にはうってつけの方法と言えるのではないでしょうか。

趣味コンのデメリット

婚活 趣味

共通の趣味がある人同士の集まりはそれだけでその場が盛り上がり、楽しい時間が過ごせそうな気がしますが、実はデメリットもあります。参加するにあたっては、メリットだけでなくデメリットも理解した上で臨む必要があるでしょう。

「好き」の程度の差

同じ趣味を持っているといっても、その趣味に対する姿勢や「好き」の度合いには個人差があります。自分は本当にそれが好きで参加したのに、他の参加者はそれほどの情熱がなかった…となれば落胆してしまいますよね。あるいは出会いのために軽い気持ちで参加したら、周りから相手にされなかった、などという人もいるかもしれません。趣味は同じでも、それに対する姿勢までも同じというわけではありません。趣味コンといえども、あくまで話のきっかけ作り程度に考えた方がいいのかもしれません。

なかなか2人きりになれない

同じ趣味を持つ人同士が集まるがゆえに、“みんなでワイワイ”という雰囲気になりやすいのが趣味コンの特徴です。ちょっと気になる人がいても、2人でグループを外れて…というのはなかなかしづらい空気があります。みんなで盛り上がるのも楽しいでしょうが、出会いを目的に参加している人にとっては少しやりづらいと感じるかもしれませんね。

参加者の目的の違い

趣味コンは数ある婚活イベントの中でも、どちらかといえば「ライト」な部類に入ります。真剣に結婚相手を探している、という人も中にはいるでしょうが、もっと気軽に「気の合う友人ができたらいいな」くらいの気持で参加している人もいます。もちろん、趣味がきっかけで意気投合し交際に至る可能性も大いにありますが、人によって結婚に対する意識の差があるということは頭に入れておいた方がいいでしょう。婚活というよりも「恋活」としての側面の方が大きいかもしれません。

趣味コンで成功する秘訣

他の婚活イベントと同様に、趣味コンにも一長一短があります。メリットを最大限に活かし、婚活を成功へと導くためにはいくつかのポイントがあります。

「趣味を楽しむ」気持ちで参加する

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恋愛に奥手、でも趣味コンなら自分でも…!というタイプの人は、実際には趣味コンであっても自分に自信が持てずに引っ込み思案になりがちです。「どうせ自分なんか」と卑屈になっていては積極的に周囲と交流することは難しいですよね。そうではなく、せっかく好きなことに関するイベントに参加しているのですから、その場を楽しむ気持ちを持つようにしましょう。その中で出会いがあればいいな、くらいのスタンスでいれば肩の力がフっと抜けて、自然と会話や笑顔が出るようになるでしょう。

盛り上げ上手を見つけよう

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いくら好きなこととはいえ、人見知りの人、話しベタな人はなかなか自分の殻を破れずにコミュニケーションをうまく取れないかもしれません。そんな人は周囲を見渡して、同性で話し上手な人を探しておきましょう。イベントが本格的に盛り上がる前にその人と仲良くなっておき、近くにいるようにしていれば自然と会話の流れに巻き込んでくれます。場を盛り上げるのが得意な人は周囲の様子を敏感に感じ取る能力も長けていることが多いので、お気に入りの人がかぶらなければ協力してくれることもあるかもしれません。

グループで盛り上がろう

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趣味コンの場合、2人でロマンティックな雰囲気に…とはなりにくくグループでの作業や取り組みが多いです。しかしそれを逆手にとって、そのグループで楽しめるよう仲を深めるのも1つのポイントです。仲良くなれば「またみんなで会いたいね!」「LINEのグループ作ろうか」と自然な流れでイベントの後も繋がりを持つことができます。グループで親睦を深める中で意中の人にアプローチすることができますし、周囲に言えば2人の仲をお膳立てしてくれることもあるでしょう。

趣味を押し付けすぎない

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共通の趣味があるとはいえ、それに対する取り組み方は人それぞれです。休日は時間を忘れて没頭している、という人もいれば年に数回程度…という人もいます。その温度差がある中で、一方的に熱い思いを語られたちょっとびっくりしてしまいますよね。もちろん好きなことに夢中になっている姿に魅力を感じる、という人も中にはいます。趣味コンですから、好きなことをアピールするのは悪いことではありませんが、その方法については相手によって変えたほうがいいかもしれません。

「女性らしさ」「男性らしさ」を忘れないで

婚活 趣味

自分の好きなことを楽しめる場ではありますが、“婚活”だということを忘れてはいけません。イベントは精一杯楽しんだし、気になっているアノ人とも盛り上がれた!…と自分では手応えを感じていても、「趣味に没頭するあまり異性といることを忘れてしまった」などと言われてしまっては本来の目的は果たせませんよね。一緒に楽しみつつも、自分をアピールすることを意識しましょう。

婚活でウケる趣味

趣味コンに参加する場合にはもちろんのこと、通常のお見合いパーティーや婚活イベントにおいても自分の趣味を紹介する機会は多いです。単に好きなものを伝えるだけでなく、自分の価値観や考え方を伝えるチャンスですから、大いに活用しましょう。しかしせっかくなら、相手に興味を持ってもらえる内容にしたいもの。そこで、異性の関心を引く趣味についてご紹介します。

男性編

彼女に会えない

男性が初対面の女性に対し、良いイメージを与えるためにはあるポイントがあります。それは「明るい」「爽やか」といった印象を持ってもらうことです。そのために役立つ趣味とはどのようなものなのでしょう。

スポーツ

定番中の定番ともいえますが、スポーツマンはそれだけで爽やかな印象を与えます。平日は仕事に、休日は好きなスポーツに一生懸命汗を流す姿は健全でいかにも男らしいですよね。その際、ポイントになるのはフットサルや登山など、「誰かと一緒に楽しめるスポーツ」を選ぶことです。ジムトレーニングやランニングはあくまで個人で取り組むものですから、趣味として聞かされても「そうなんだ」で終わってしまいます。しかしみんなでワイワイ盛り上がれるスポーツなら、女性が興味を持ってくれたときに「今度一緒にやろう」とデートにも誘いやすくなります。

アウトドア

アウトドアは男性らしさをアピールできる趣味、といっても過言ではないでしょう。屋外でのキャンプやバーベキューでは、重いものを運んだりテントを組み立てたりといった力作業が必要になります。それらをソツなくこなす男性は頼りがいがあり、タフなイメージを持ってもらえます。アウトドアで一緒に共同作業に取り組めば、家庭を持ったときの具体的なイメージを抱いてもらえるかもしれません。また、キャンプやバーベキューは基本的には大勢で楽しむものです。女性側にもそのような認識があるので、あまり警戒せずに誘いに応じてくれる可能性が高いというのもポイントです。

旅行

あちこち旅をするのが好き、という人は初対面の人とも話のネタが尽きないでしょう。スマホに旅行の写真を入れておけば、「これどこ?」「すごーい!」などといった女性のリアクションが期待できます。特に海外旅行が好き、と聞くと女性は「おっ」と思いはずです。それは海外に頻繁に行くということはある程度の経済力があることが予想できるからです。自分の好きなものにどれだけお金がかけられるか、というのは男性のお財布事情を探る上では1つの指標になります。婚活女性の中には単に相手の好きなものを知りたいだけではないという人がいることも覚えておきましょう。

女性編

かわいい彼女

それに対し、男性から見て好感度の高い女性の趣味には何があるでしょうか。趣味1つで相手の関心を引くこともできますから、どのような趣味に人気があるのか知っておきましょう。

料理

ベタですが、男性の支持を多く集める女性の趣味は「料理」です。料理好きな女性は家庭的なイメージが強く、一緒に家庭を築くイメージが持ちやすいのかもしれません。仕事で疲れて帰っても、美味しい料理があれば頑張れる…なんて男性は多いのではないでしょうか。「料理は苦手」という人もプロの指導を受けながら料理に取り組む料理コンなら失敗することもありません。現時点では得意でなくても、料理コンに参加することで「向上心を持っている」ということのアピールができます。

スポーツ観戦

自分でやるのは苦手だけど、見るのは好き!という人はいるでしょう。テレビで見るだけでなく、実際に生の試合を見に行く、という女性はアクティブで健康的な印象を与えます。サッカーや野球など、スポーツ観戦が好きな男性は多いので共感しやすい趣味といえます。大きな大会やイベントが近ければデートにも誘いやすく、一緒にワイワイ楽しみながらひいきのチームを応援することで2人の距離もグっと縮まることでしょう。

楽器

楽器ができる、というだけでどこか上品で教養のあるイメージがあります。普段活発でボーイッシュなイメージのある女性が実はピアノやヴァイオリンが弾ける、と知ったらギャップを感じて「おっ」と思ってしまいそうですよね。また、楽器をやっていると聞くと「音楽が好きなのかな?」と考える男性もいるでしょう。自分では楽器は弾かなくても、音楽が好きだという男性は多く、共通の趣味として盛り上がれるのではないでしょうか。好きなジャンルが同じならばもちろんのこと、違う場合にも自分の知らない価値観を知ることが互いにとって刺激になるでしょう。

好きな人と好きなことを

婚活 趣味

趣味コンはすでに共通の話題を持った人同士が集まる場ですので、無理をせずとも自然と話が盛り上がることの多いイベントです。素敵な出会いに恵まれ、家庭を持ったあとも趣味を通じてパートナーと交流を持つ姿が具体的に想像できるというのも趣味コンの魅力の1つです。しかし一方で「楽しみすぎて出会いに繋がらなかった」といった趣味コンならではのデメリットもあります。利点・欠点をそれぞれできちんと認識し、パートナーとの出会いを探してみてはいかがでしょうか。

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