婚活サイトで知り合ったあの人!お誘いの断り方

『婚活サイト』を利用して婚活に取り組んでいる人も多いでしょう。お見合いなどの場合は間に仲介する人が入りますが、婚活サイトの場合は基本的に当人同士でやりとりすることになります。ここで困ってしまうのが自分と合わなかった人との交際を断る際の『断り方』です。今回はそのようなときに使える『マナーのよい断り方』を紹介します。

お誘いを断ることは悪いことではない

婚活サイトで知り合ったあの人!お誘いの断り方
まず、婚活サイトを利用するうえで覚えておきたいのが『お誘いを断ることは悪いことではない』ということです。婚活サイトを利用し始めたばかりの人は特に『断ること』に罪悪感を覚える人が多い傾向にありますが、利用している人の多くは『相手に断られる可能性もある』というのを前提でお誘いをしています。婚活サイトにはたくさんの人がいるため、「全員とマッチする!」なんてことはありえないのです。自分と合わない人が出てきても、それはどちらが悪いわけでもありません。ただ単に『相性』の問題なので、断ることに罪悪感を持つ必要はないのです。

自分のためにも相手のためにも、早めに断る

「なんだか違うな」と思う人との関係を続けていても、お互いのためにはなりません。最初のうちは相手も「断られるかもしれないな」と思っているので、実際に断られたとしても受け止められる場合が多いです。しかし、やりとりが長く続いたり何度も会うようになったりすると、最初の「断られるかも」という考えは薄れていき、むしろ「自分に好意を持ってくれているのではないか?」と考えるようになります。その段階で「やっぱり合わないのでお断りします」と伝えられたら、相手のダメージは非常に大きなものになってしまいます。相手も自分と同じように“真剣にお付き合いできる相手”を探しているのですから、交際する気もない相手とダラダラと関係を続けるほど時間の無駄になります。「違うな」と思ったら、早めに断ることで自分も相手も次の相手を探すことができ、時間を有効に使えます。

無理に相手に合わせる必要はない

相手が自分に好意を持ってくれていると感じた場合、断りづらくなってしまうでしょう。しかし、自分が「なんだか違うな」という違和感を覚えているのに、相手に合わせて関係を続けていく必要はありません。そのような状態で続けていても、いずれ関係はうまくいかなくなってしまいます。相手を無理に好きになろうとしたり自分が我慢したりするのではなく、きちんとお断りして次の『自分に合う相手』を探す方が、お互いのためになります。せっかく婚活サイトを利用するのなら、出会いの幅を広めましょう。

婚活サイトで知り合った人に!断りを伝えるポイント

婚活サイトで知り合ったあの人!お誘いの断り方
では実際にどのようなかたちで『お断り』すればいいのでしょうか。断るときにおさえておきたいポイントを、具体的な例を交えて解説していきます。最も大切なポイントは、相手の悪いところを責めるような断り方はせずに誠意を持って断るというのが重要です。

相手の短所は、ほかの人から見れば長所かもしれない

例えば、自分から見たときに相手が『いい加減なタイプ』だったとします。それが相手の短所に感じて交際を断るときに「あなたのいい加減なところが嫌です」とストレートに伝えてしまっては相手を傷つけてしまいます。しかし、相手の短所と思えるような部分でもほかの人の目には「細かいことを気にせず、おおらかな人」と映っているかもしれません。相手の個性が自分の求めるものと違うからといって、相手が悪いのではなく『相性』が良くなかっただけなのです。断るときにはその点をしっかりと伝えて、相手に非がないことを分かってもらいましょう。

ほかに良い相手が現れたことを伝える

婚活サイトを利用していると、たくさんの出会いがあります。何人かとやりとりをしていて、どの人と関係を続けていくのか決まったときには、ほかの人に断りを入れる必要があります。この場合も相手が悪いのではなく、自分との相性がマッチしなかっただけなので、相手の短所を責めるような方法はよくありません。むしろ、この場合は「悪いのは自分の方なので申し訳ない」というのをきちんと態度に出し、誠意を持って断るのがマナーです。

はっきりと断ることも必要!

断るときに「相手に申し訳ない」という気持ちから、はっきりと断ることができない人もいます。それでも「断られたんだな」と分かってくれる相手もいますが、上手く伝わらないケースもあります。相手が断られたと自覚していないと「まだ脈があるのではないか」と期待を持たせることになります。はっきりと断ることで相手も次の相手を探せるようになりますから、相手のためにもきちんと断りましょう。言葉を濁してはっきりと断らないのは『優しさ』ではありません。本当に相手のことを思いやるのなら、誰が見ても分かるくらい明確な言葉や態度で示すことが必要です。

相手にお断りの連絡を入れる!ツールは何を使おう

相手に「どう説明して断ったらいいのか」が決まった後は「どのような手段で伝えるのか」を考えなくてはいけません。電話や対面の方が誠意が伝わりそうですが、実はメールが1番おすすめです。

メールなら冷静に事実を整理して伝えられる

電話や対面の場合、相手の声や表情が伝わってきてしまうため、相手が悲しそうな素振りをすれば断りづらくなってしまうかもしれません。特に感情に流されやすい人なら、相手に押し負かされて断れずに話し合いが終わってしまう可能性もあります。メールであれば、自分の伝えたいことを冷静に整理してまとめることができます。自分も感情に任せて発言してしまう心配がないので、不用意に相手を傷つけてしまう可能性もありません。ただ、メールの文面では実際に話すときのような細かいニュアンスが伝わりにくいので、普段以上に丁寧な文章を心掛けましょう。

電話なら、あらかじめ伝えたい内容を考えておく

断りの連絡はメールがおすすめですが、電話で伝えたい人もいるでしょう。そんなときはあらかじめ紙などに自分の気持ちを書き出して整理をし、相手に伝えたいことをまとめておきます。その紙を見ながら話すことで、要点をずらさずに自分の気持ちを伝えることができます。大切なことは『断る』と決めたのなら相手がどう返してきても、きちんと断ることです。

急に音信不通になるのはダメ!最低限のことは伝える

「どう断ったらいいのか分からない」と悩んでしまったり、断ることへの罪悪感があったりして連絡するのをためらってしまう人も多いです。「このまま連絡をしなければ関係が断てるのでは?」と楽な方法を選びそうになる人もいるでしょう。しかし、この行為は相手に対して非常に失礼な行動であり、相手を傷つけます。相手は理由も分からず突然連絡が取れなくなったことで、「自分が何か悪いことをしたのではないか」「何か相手に嫌われるようなことをしたのではないか」と自分を責めてしまう可能性があります。相手に断りを入れるのは確かに気が重いことかもしれませんが、最低でも“断りたいという主旨”と“断る理由”は相手に伝えてあげましょう。そうすることで相手も次の出会いへと前向きに進むことができます。

ちょっと待って!本当にお断りしていいの?

婚活サイトで知り合ったあの人!お誘いの断り方
相手と合わないと感じた場合には早めに断ることが大切です。しかし、少しでも自分の理想と違うからといって次々と断り続けていては、いつまでも結婚相手に巡り会えません。直感ももちろん大事ですが、相手の申し出を断るときには「本当に断っていいのか?」と1度自分自身に問いかけてみましょう。

断ったことを後悔するかも!2度目のチャンスはない?

あとから振り返ってみると『1度自分が断った相手』が、実は自分にマッチしていたという事実に気がつく人が意外と多いのです。『自分の理想とする相手』と『自分と相性のいい相手』は違うこともあり得ます。婚活サイトを介して知り合った人が、自分の理想の人とは少し違うからと断りを入れたとします。ところが、そのあと何人かとの出会いを経たあとに「やっぱりあの人がよかったな」と感じることがあります。これは『その人だけ』で見たときには気がつかなかった『魅力』が、ほかの人と比較したときに分かるようになるからです。しかし、1度断ってしまった相手にもう1度アピールすることはとても難しいのです。そのため、相手の申し出を断るときには後悔しないように、よく考える必要があります。

断るタイミングは?最低2度は会ってみよう!

最初にやりとりをする段階で、どうしても合わないと感じる人と無理に会う必要はありません。その場合には早めに断りを入れてしまっていいですが、少しでも興味のある人とは積極的に会ってみましょう。実際に会ってみると印象が変わったり、相手の話し方や雰囲気もよく分かったりします。1度目の対面ではお互いに緊張もしていて、普段の自分が出せないかもしれません。緊張のせいで上手に話せなかったり、相手の様子をきちんと見ることができなかったりする可能性もあります。2度目に会ったときには相手の違う面が見られるかもしれませんし、自分の緊張も少し和らいで相手との会話を楽しめるようになるでしょう。2度目の対面の際は気負わず、その場を思い切り楽しむ努力をするといいです。最低2度は会うことをおすすめしますが、1度目の対面のときに相手が「こちらが話しているのにスマートフォンをいじっている」など明らかに失礼な態度をとった場合には、もちろん無理に2度目の対面まで進む必要はありません。

後悔したくない!お断りした人ともう一度会いたい時

婚活サイトで知り合ったあの人!お誘いの断り方
婚活をしていると、1度断ってしまった相手に対して「自分と最も相性がよかった、やっぱりもう1度アプローチしたい!」と考えるケースもあります。1度断ってしまった相手に再度アプローチすることはとても難しいですが、不可能ではありません。しかし、注意しなくてはいけないことがいくつかあります。

断るときは、常に丁寧な対応を心掛ける

相手のお誘いを断るときは、常に優しさと誠意を持って断ることです。もし、1度断った相手に再度アプローチをしたいと考えたとき、以前の断り方が酷いものだったらどうでしょうか。相手はきっと自分に対していい印象を持っていないでしょう。そんな人から再びアプローチされても相手は好意を持ってくれません。どんな場合でも断るときは失礼のないようにしておくことで、チャンスが訪れるかもしれません。

相手には新しい出会いがあったかも?迷惑にならないようにする

婚活サイトで知り合った人の場合、相手も婚活中ですから次の出会いを探して順調に交際が進んでいるかもしれません。それを邪魔してしまっては相手にとって迷惑になります。しかも1度断られている相手ですから不快感を持たれかねません。相手にまだ新しい出会いがない場合にはチャンスがありますが、そうでなければ潔く諦めましょう。

もう1度!と思ったら早い段階でアプローチしよう

相手に新しい出会いが訪れる前にアプローチをする必要があります。早ければ早いほどチャンスはあるので、後悔したくないのなら思い切って再びアプローチしましょう。また、相手からの申し出を自分が断った場合なら、その時点まで相手は自分に好意を持っていたことになります。断ってから時間が経つと段々と相手の好意も薄れていってしまうので、アプローチすると決めたのなら早いに越したことはありません。もし、ダメだったとしても早い段階で諦めをつけることで次に進むことができ、自分にとってもプラスに働きます。

2度目は簡単に断れない!本当にアプローチする?

運よくアプローチが成功し、再度関係を築くことができたとします。しかし、「やっぱり違うかも」と感じても1度目のように簡単に断ることはできません。相手からしてみれば、1度断られた相手からアプローチされたことは非常に嬉しく感じ、期待もしているでしょう。そのため、1度断った相手に再度アプローチするときには『簡単に断ることはできない』というのを頭に入れて、それでも連絡を取りたいくらい真剣な相手にだけアプローチしてください。

お誘いを断る時は丁重かつ優しさを持って!

お見合いや知人・友人からの紹介の場合、紹介してくれた人に気を使ってしまい「なんだか違うな」と思った相手でも断りを入れるのが難しいかもしれません。その点、婚活サイトの場合は第3者の存在を気にすることなく断りやすい雰囲気があります。この断りやすさが婚活サイトの利点でもありますが、利用者の多くは真剣に婚活をしているため、断るときも雑にしてはいけません。どのような場合でも、優しさと礼節を持って『きちんと断ること』が大人のマナーです。最初のうちは『上手い断り方』が分からず難しいかもしれませんが、相手のことを思いやり丁重に接していれば誠意が伝わり、断られた方も必要以上に嫌な思いをしなくて済みます。自分自身が楽しく婚活をするためにも、しっかりとマナーを守って相手と接しましょう。

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