遠距離恋愛よりも大変?中距離恋愛のコツとは

遠距離恋愛という言葉はよく聞きますが、中距離恋愛を知っていますか。遠距離恋愛よりも気軽なイメージを持つ人がいるかもしれませんが、実は遠距離恋愛より難しいといっても過言ではありません。そこで、今回は中距離恋愛とは何か、そして中距離恋愛が難しい理由について紹介していきます。

中距離恋愛ってなに?

遠距離恋愛よりも大変?中距離恋愛のコツとは
中距離恋愛といわれても、どんな距離が中距離なのかピンとこない人がいるのではないでしょうか。中距離恋愛とは、会おうと思ってから移動に1~2時間程度かかる距離でお付き合いをしていることを指します。日本と海外や東京と大阪など、ある程度距離が離れている遠距離恋愛では、長期休みに飛行機や新幹線などを利用して会いに行かなければいけません。一方、中距離恋愛の場合はそこまで離れていないため、長期休みでなくても会いに行くことは可能です。そのため、遠距離恋愛のように、会いたくてもなかなか会えないというつらい状況とは少し違います。

仮に、どちらかが仕事の失敗をして落ち込んでいるから、会って元気をもらいたいと思ったとします。遠距離恋愛の場合は移動に時間がかかるだけでなく、それなりにお金も必要なので簡単には会いに行けません。お互いにそれを理解してお付き合いをしているので、電話やスカイプで乗り越えようと努力します。中距離恋愛なら、がんばれば会いに行くことは可能です。ただし、あくまでも「がんばれば会いに行ける」です。遠距離恋愛では我慢しなければいけないことも、中距離恋愛ならがんばればできてしまうのです。ここが中距離恋愛の難しい部分といえるでしょう。では、どうしてがんばれば会いに行ける距離が、難しいのでしょうか。

中距離恋愛がうまく行かない!原因は?

遠距離恋愛よりも大変?中距離恋愛のコツとは
中距離恋愛が難しく、うまく行かない原因はいくつか考えられます。がんばればいつでも会える距離が、逆に2人をつらい気持ちにさせることがあるのです。たとえば、彼女の家まで片道2時間だった場合、2時間という数字だけをみると毎日でも会いに行けそうな気がします。車を持っている人なら電車やバスのように時間を気にする必要がないので、定時に仕事が終われば会いに行くことはできるでしょう。ただし、往復で考えると移動だけで4時間は必要です。はじめは大好きな人に、ほんの少しの間でもいいから会いたいとがんばることができるはずです。

しかし、毎日往復4時間もかけて会いに行くのは、さすがに限界が訪れます。移動だけで4時間を消費すると、1日の疲れを癒す時間や就寝時間が削られます。しかも、次の日の朝はいつも通りに起きて仕事に行かなければなりません。いくら相手が大好きな人でも、毎日では疲れてしまいますよね。電車やバスで会いに行かなければいけない場合はさらに大変です。交通手段があるうちに帰らなければいけないため、限られた時間のなかでのデートや移動を考える必要があります。数字のうえでは可能に見えますが、体力的なものを考慮すると週に1度くらいが限界ではないでしょうか。

また、金銭的な負担も生じます。車でも電車やバスでも、片道2時間かかる距離の交通費はそれなりになります。頻繁に会うとなると、その分、交通費も必要ということです。特に、まだ年収が少ない若いうちは交通費のために自分の欲しいものや、やりたいことを我慢しなければならず、ストレスとなってしまう可能性があります。会うためには時間もお金もかかるため、自然と会う回数が減るカップルも少なくないのです。

遠距離恋愛なら簡単に会えないことはわかっているので仕方ないと理解できますが、がんばれば会える距離の場合は会えないことが大きなストレスになりがちです。来てもらう側は「少しがんばれば会える距離なのに来てくれない」「会う回数が減ったのは、ほかに好きな人ができたからではないか」など、不満や不安に感じます。会いに行く側は、会っているときに万が一ケンカになると「時間とお金をかけて会いに来たのに」と、より気分が悪くなります。気分が盛り上がっている付き合い始めのころは乗り越えようと努力しますし、会えそうで会えないもどかしさがちょっとしたスパイスになるでしょう。しかし、時間がたつにつれて微妙な距離がストレスのもととなってしまいます。

中距離恋愛は交通費もかかるし、移動するだけでも疲れることがわかっているのについ会いたくなってしまいます。遠距離恋愛では会えないことが当たり前と納得してお付き合いをはじめるはずです。近距離恋愛なら、よほどのことがない限り会いたいときに会えるのが当たり前ですよね。中距離恋愛では会おうと思えば会える距離なのに、いつでも会えるわけではないという微妙な状況から、うまく行かないことが多いのです。

中距離恋愛のコツ!一方に負担がかからないようにする

なかなかうまく行かない中距離恋愛ですが、ちょっとしたことを意識するだけで長続きする可能性があります。まず、気をつけたいのは「一方に負担がかからないようにすること」です。週に何度かしか会わないとしても、一方だけに負担がかかるとうまく行かなくなります。優しい人なら相手に負担をかけさせないよう、いつも自分から会いに行きます。しかも、時間や交通費が負担になっていても、相手に心配をかけさせないために平気なふりをするでしょう。来てもらう側からするとうれしいしありがたいことですが、甘えてばかりではいけません。交互に会いに行ったり、数回に1回は自分から会いに行ったりすることも必要です。

また、交通費を少し負担するのもひとつの方法です。相手が車で来てくれているのなら、一緒にいる間にガソリンを入れてあげられます。電車やバスで来てくれるのなら、切符を買ってあげるなどできます。大きな金額ではなくても相手を気遣っていることが伝わりますし、相手は自分だけに負担がかかっているという不満にもなりにくいはずです。デートで食事の支払いをするというのも良いでしょう。

ほかにも、デートをするときは中間点で会うという方法もあるでしょう。片道2時間かかる距離でも、中間点で会えば片道1時間で済むので時間を大きく節約できます。さらに、新鮮なデートができるというメリットもあります。どちらか一方の家に行くだけだと、何度も会っているうちにマンネリ化してしまいますよね。でも、どちらの近所でもない中間地点でデートをすれば、普段からあまり行く機会のない場所を選ぶことができます。きっちり中間地点を選ぶ必要はないので、お互い無理なく行ける範囲で行きたいところを選んでみてください。行ったことのない町やお店に行くことで、いつでも新鮮な気分でデートができます。

それから、精神的な部分で相手に負担をかけるのもNGです。移動時間や次の日の仕事を考えると会いに行けないような時間に「今から会いたい」など、わがままを言うのは控えましょう。自分のために無理をしてでも会いに来てくれたらうれしいものですが、言われた側は負担に感じる可能性があります。会いたい気持ちは理解できますし、相手も同じように会いたいと思っているはずです。がんばれば会える距離とはいえ、いろいろな事情を考慮せずに自分の気持ちだけを押し付けると、自分勝手な人と捉えられてしまいます。なにかつらいことがあったときに、つい言ってしまうのは仕方ありませんが、頻繁に会いたい気持ちを押し付けると、その気持ちが負担になることがあります。物理的にも精神的にも一方に負担がかからないように気をつけましょう。

中距離恋愛のコツ!普段の連絡をまめにする

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中距離恋愛では、普段の連絡をまめにするのもコツです。会えそうで会えない距離にいると、相手は会えないことを不満に感じていて誰かにとられてしまうかもと不安に感じることがあります。はじめは無理をして会っていたのに会う回数が減ったというカップルなら、なおさら不安になるでしょう。そこで、大切なのがまめな連絡なのです。「おはよう」や「おやすみ」などのあいさつはもちろん、ささいなことでも連絡することで相手を不安にさせずに済みます。

ラインやメールで写真を一緒に送るのも良いでしょう。たとえば、ランチでおいしいそうなご飯を食べたならその料理を、自分で料理をしたならその料理の写真などです。写真は何でも良いのですが、料理の写真なら「次のデートで一緒に食べよう」など話題が広がります。ほかにも新しく買った雑貨やサロンで施術してもらったネイルなど、日常生活の何気ないことの写真を送ることで近くにいる気分になれるものです。写真は毎回送る必要はなく、何か報告したいことがあるときに送るだけでも、同じ情報を共有できるので安心感につながります。

ただし、写真が2人の関係にヒビを入れる結果にならないよう、気をつけなければいけません。お互いに報告したいことの写真なら問題ありませんが、強制すると負担になります。何をしているのか心配だから、写真で確認したいという気持ちになることもあるでしょう。特に、飲み会などがあると異性の存在や飲みに行くお店が気になりますよね。しかし、「飲み会の風景を写真で送って」や「一緒にいる人との写真を撮って」という要求をすると、単なる束縛になってしまいます。そして、それが当たり前になると写真を送れない状況のときに相手を疑ってしまいかねません。さらに、友達や職場の人の前で写真を撮って送らなければいけないというのは、写真を要求される側もつらくなってきます。あくまでも、お互いの日常を共有するために写真を送るということを意識してください。

ラインやメールだけでなく、テレビ電話やスカイプで会話をするのも有効です。急に会いたくなったとき、実際に会うのは難しくてもリアルタイムで顔を見て話ができるので、会っているときと近い気分になれます。お互いの予定がない限り、寝る前はテレビ電話で会話することを日課にしても良いのではないでしょうか。ちなみに、テレビ電話やスカイプは相手の顔は見えるけれど目の前にいるわけではないので、普段は照れくさくて言えないことでも言いやすくなるはずです。「大好き」など、一緒にいるときは恥ずかしくて言えないことも、テレビ電話やスカイプを通して素直に伝えてみましょう。

どちらかの熱意が恋愛の潤滑剤に

遠距離恋愛よりも大変?中距離恋愛のコツとは
どちらかの熱意は、難しい中距離恋愛の潤滑油になります。相手が情熱的でいてくれれば、時間や交通費などの問題を乗り越えて頻繁に会いに来てくれるでしょう。頻繁に会いに来てもらえると愛されていると感じることができるので長続きしやすいです。また、頻繁に会えれば、中距離恋愛という微妙な距離も感じずに済みますよね。ただし、これはどちらかに熱意がなければいけません。がんばりすぎて疲れてしまったり、何かのきっかけで熱意がなくなったりすれば、たちまち難しい距離になってしまいます。自分が会いに行く側なら、会いに行くまでの時間を楽しむこともポイントです。移動時間がもったいないと感じると、会いに行くのがしんどくなってしまいます。移動中に好きな音楽を聴いたり本を読んだりすれば、移動時間を有効に使えるため、ゆっくり好きなことを楽しめる貴重な時間と考えられるのです。

それから、ラインやメール、テレビ電話も、どちらかが「めんどうだな」と感じれば続かなくなります。強制すると相手を追いつめることになりますし、連絡がまばらになれば気持ちが離れてもおかしくありません。相手からの連絡が減ったと感じたなら、一方的にならないように気をつけつつ連絡をしましょう。「相手から連絡が来ないから自分もしない」という考え方では自然消滅になる可能性もあります。しかし、一方的に頻繁に連絡をすると、相手の負担になることもあるのです。長続きさせるためには、最低限の連絡はしながら自然消滅にならないように気をつけてください。

しかし、恋愛はどちらか一方が情熱的なら良いかというと違います。お互いの気持ちがなければ長続きはしないものです。なかには続かないなら続かないで仕方がないと考える人もいます。確かに、恋愛をするなら無理をしないと続かない相手よりも、無理しなくても自然に長続きする相手のほうが安心ですよね。中距離恋愛では、続かなければ仕方がないという気持ちを持つことも必要です。

恋の相手を見付けるならペアーズ!

中距離恋愛は、遠距離恋愛よりも大変な部分があります。中距離恋愛を長続きさせたいなら、どちらか一方だけに負担がかからないようにすることや、連絡をまめにすることがポイントです。微妙な距離の問題を乗り越えれば、会いたい気持ちが高まって新鮮な気持ちを持ち続けることができます。今回紹介した内容を参考に、中距離恋愛を成就させましょう。恋の相手がいない人は、ペアーズを利用してみてください。ペアーズではさまざまな条件や価値観、相性から相手を探すことができます。普段の生活で理想の人とめぐり会えるチャンスはなかなかありませんが、ペアーズならきっとすてきな相手が見つかるはずです。

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