「オタク」な自分にコンプレックスを抱いている女性は少なくありません。しかし、できればオタク系の彼女がほしいと思っている男性もいます。オタクは女性の魅力にもなりえるといえるでしょう。この記事では、オタク彼女に惹かれる男性の心理について解説をします。
知識の幅が広い!会話が円滑に進む
男性からすると、オタク系の彼女は会話をしやすい特徴があります。その結果、男性は「一緒にいて楽」「楽しい」と感じるようになり、仲良しカップルになれる可能性が高まるのです。オタク彼女との話が盛り上げる理由の一つとして、「自分の好きなことに関しては深い知識を持つ」点が挙げられます。アニメ、マンガ、芸能人など特定ジャンルについての話題がつきないため、デート中に「間が空く」ことが少なくなるでしょう。男性は沈黙したまま時間が流れていくと「相手が不機嫌なのではないか」と心配になりがちです。たとえ、男性には興味のないジャンルであっても、女性がずっと饒舌でいてくれる状態はうれしいものなのです。
もちろん、男性にも共感できる話題で会話を持ち上げるのが理想的といえます。多くの男性には好きなアニメや映画くらいあるでしょう。好きな作品について、他人と意見を交換するのはオタクではなくても楽しい時間です。まして、相手から深い考察や裏話が飛び出してくるなら、素直に尊敬してくれる男性も多いでしょう。逆に、男性が詳しくないジャンルだったとしても知識が深いと「そんな世界もあるのか」と感心してくれます。そして、オタク知識は他のジャンルにも応用可能です。好きなアニメ・マンガを通して、スポーツや政治経済の情報を身につけられる場合もあり、男性の話したい内容にもついていけるようになります。
オタク知識は親睦を深めるために利用できるポイントです。一方で、「オタクの自分をさらけだすと相手が引くのではないか」と心配になる女性もいるでしょう。確かに、話に夢中になるあまり、相手の気持ちを見逃してしまうのは賢明ではありません。退屈している男性に対して、無理やりオタク知識を披露しないよう気をつけましょう。ただし、「オタクだから」という理由で女性を敬遠する男性は意外と少数派です。日本ではアニメやアイドルなどのオタク文化が浸透しているので、多くの大人が抵抗なくオタクを受け入れています。身近にオタクがいる人や本人にもオタク系の素養がある男性も多く、オタク彼女にも抵抗や偏見を抱かず接してくれる可能性は高いです。試しにオタク的な話題を振ってみて、食いつきが良かったら安心してオタクをカミングアウトしてみましょう。
新しい世界に触れ、自分の世界も広がる
オタク女子が恋愛において、自分に自信を持てない理由として「好きな相手と違う世界の住人に思える」という点が挙げられます。深く特定のジャンルにのめりこんだオタク女子ほど、作品の見方がするどくなりすぎる傾向です。他の人とはまったく違った角度からアニメやマンガに触れているため、いわゆる「一般人」とは意見が合わなくなる可能性もあるでしょう。また、好きなジャンルに時間とお金を優先して使う生活を続けていると、一般人からは想像もつかないような日常生活が当たり前になってしまいます。その結果、確かに世間の常識からすると「変わった人」に見える可能性は否定できません。
しかし、「変わっている」ことと「魅力がない」のはまったく別の問題です。むしろ、変わっている女性だからこそ、男性から興味を持ってもらえるケースもありえます。恋愛では、パートナーに「自分にはない要素」を求める人もいるのです。特に、のめりこむような趣味を持ってこなかった男性によってオタク彼女は「憧れ」になりえます。どんなジャンルであれ、一つのものに打ち込む姿は男性に刺激を与えられますし、異性としてもかわいらしく見えるでしょう。
男性にとって手に取りにくいジャンルを愛するオタク女子であっても、特に趣味を改める必要はありません。少女マンガ、BLのような女性向けのジャンルも、世間で認知されつつあります。自分から作品を鑑賞することがない男性ですら、知識として内容は把握しています。ゆがんだ知識でオタク女子を批判するような男性は少なくなってきているので、恋愛の障害にはなりにくいのです。
むしろ、自分の世界観を持っているオタク女子に惹かれる男性も少なくありません。「周りが見えなくなる」「好きなことを話し出すと止まらなくなる」といったオタク女子の欠点ですら、男性からはチャーミンングに映るでしょう。また、自分の知らない世界を教えてほしいと願う男性もいます。オタク趣味は異性とコミュニケーションを図るためにとても便利です。なぜなら、男性に知識を「教えてあげる」ことで、対等な目線を維持できるようになるからです。
好きな作品を二人で共有!節約にもなる
自らもオタク趣味がある男性は、オタク彼女を持ちたいと強く願いがちです。「価値観が合う」「自分の趣味を理解してもらえる」などの理由がありますが、交際を続けていくにあたって現実的なメリットも少なくないからです。たとえば、DVDや単行本の収集を手伝ってもらえます。オタク趣味はお金がかかるジャンルが多く、特にアニメやマンガだと定期的に関連グッズがリリースされる傾向です。オタクとしては、ぜひとも手に入れたいグッズも多いでしょう。1人で集めるには経済的に苦しい場合でも、オタク彼女と一緒に集めれば出費は半分になります。いわゆる「大人買い」で一度に大量のグッズを購入するなどの手段も取れるので、コレクター欲が満たされやすくなるのです。
デートを考える手間が省けるのもオタクカップルのメリットといえるでしょう。男性の中には、毎回のデートに悩んでいる人もたくさんいます。なぜなら、デートプランを立てるのが面倒なだけでなく、お金のかかったデートばかり繰り返してお金がたまらなくなるときも多いからです。しかし、彼女がオタクならデート場所は「ゲームセンター」「アニメショップ」など、お金がかからないスポットでも満足してもらえます。マンガ喫茶でのんびり過ごしたり、カラオケでアニメソングを歌ったりしても長く一緒にいられるでしょう。また、オタクカップルでは「自宅デート」も人気です。まったりできるからという理由もありますが、相手の家に置いてあるグッズで一緒に遊べるのが大きいでしょう。その結果、オタクカップルのデートでは費用が浮きがちです。
そのほか、オタクイベントでもカップルで参加するとさまざまな局面で有利になります。同人誌の販売会場では、人気サークルの作品ほどすぐに売切れてしまいますが、カップルなら複数のサークルで同時に並べます。手分けして効率よく買い物をすれば、目当てのグッズもすべて手に入るでしょう。人気のコンサートや舞台を観に行きたいときも、二人でチケットに申し込めば当選率が2倍です。観終わった後も感想を言い合える相手がいるので、楽しさも2倍になるでしょう。オタク男子にとって、オタク彼女は趣味の世界をさらに輝かせてくれる存在になります。そのため、好きな男子にオタク趣味があるとわかった時点で、女子はためらうことなく自分のオタク趣味も告白するのがおすすめです。
2次元のキャラが好みである場合浮気などを疑わなくて済む
多くのカップルで破局の原因になりやすい問題が「浮気」です。特に、ルックスや性格がいい彼女を持つと、「他の男性に誘われるのではないか」と男性は気が気ではありません。なかには、彼女が浮気をしたわけではないのに浮気を恐れるがあまり束縛を強めて関係を壊してしまう男性もいるのです。浮気の不安や誘惑をいかに乗り越えられるかが、カップルが長続きできる秘訣でしょう。
ただし、彼女がオタクだと浮気に関する不安が軽くなります。そのため、オタク彼女とは安心して付き合えると考える男性も少なくありません。理由としては、まず「彼女が好きなのは2次元キャラだから」という確信があるからです。2次元キャラに本気で恋をしている女性にとって、彼氏ですら「2番手」の存在です。彼女が1番好きなのはあくまでもキャラであり、現実の男性と浮気をしてまで楽しもうとする発想にはいたりにくいといえます。
次に、「恋愛以外の関心が多い」点が挙げられます。2次元キャラを愛するオタク彼女と付き合ってみると、彼氏もおざなりにされるケースが少なくありません。リリースイベント、オフ会、コミックマーケットといったオタク系の催しをこまめにチェックしていると、デートの時間すら確保しづらくなっていきます。まして、浮気をしようという発想も時間も後回しです。だからこそ、彼氏は会えないつらさを抱えながらも、浮気の心配だけはしなくて済むでしょう。
男性側もオタクだと、「彼女を理解できるのは自分だけだ」という確証を抱けます。オタク彼女の言動、価値観は世間一般の常識からずれていることも珍しくありません。ルックスに惹かれて言い寄ってきた男性がいたとしても、あまりにも会話がかみ合わなくて退散してしまう可能性があります。同じオタクなら、彼女の突拍子もない言動も受け入れられます。つまり、自分に自信が持てるから、オタク男子はオタク彼女を求める傾向にあるのです。
ただし、ある意味で男子は常に彼女が2次元キャラと「浮気している」姿を見せられているようなものです。いくら理解ある男性とはいえ、2次元キャラに嫉妬してしまう場面は出てくるでしょう。仲良く関係を続けていくためには、彼女もときには現実の彼氏にかまってあげる気持ちが大切です。
一方でドン引きしてしまったという意見も
オタク彼女は男性から愛されるタイプですが、あまりにも趣味がエスカレートするとドン引きされてもおかしくありません。客観的に自分を見つめながら、時には衝動を抑える術も覚えていきましょう。たとえば、彼女が「男性のアイドルオタク」だと、彼氏にとっては複雑な感情を呼び起こされます。いくらステージの上の存在とはいえ、自分以外の男性に声援を送っている姿は積極的に見たくはないでしょう。
しかも、コンサートのチケットや遠征費も決して安くはありません。デートの約束が、アイドルに会うために消えているのだとすれば、彼氏が嫉妬を抱くのも自然です。そのうえ、チェキ会や握手会などの接触系イベントにまで参加しているとなると、嫉妬が怒りに変わる可能性もあります。彼氏がいながら、男性アイドルにのめりこむのはほどほどにしておきましょう。
オタク女子には、「心霊オタク」や「スプラッタ映画オタク」など、ホラー要素を含む趣味を愛する人もいます。こうした趣味が好きだからといって、すべての女子が「心に問題がある」わけではありません。むしろ、創作物として理解しているからこそ、冷静に批評し、楽しむことができるのです。しかし、世の中にはホラーというだけで眉をひそめ、苦手意識を抱いてしまう人たちもいます。彼氏がホラー系のオタクを「怖い」と考えているなら、無理に作品をすすめるのは控えましょう。オタク趣味には、理解に時間がかかる種類も含まれます。強引にわかってもらえなくても、秘密のまま楽しむのもまたオタクのたしなみです。
そして、オタク趣味にかける予算には節度を持つようにしましょう。「彼氏も同じオタクだからわかってもらえる」と思うのは早計です。いくらオタクだからといって、別ジャンルにまで理解が深いとは限りません。また、お金をかけずに自宅で作品を楽しむタイプのオタクもたくさんいます。激しい出費をするオタクに、マイナスな印象を抱いている男性は少なくないのです。彼氏に「こんなに無駄遣いをして、自分との将来をちゃんと考えてくれているのか」などと思われたら、納得してもらうのは手間でしょう。すぐにはどうしても出費をセーブできそうにないなら、彼氏に内緒にして徐々に金銭感覚を戻していくように努めましょう。
自分の価値観と会う人を探すならペアーズがおすすめ
恋人を選ぶなら、自分の趣味を理解してくれる人が理想的でしょう。特に、オタク女子の恋愛では彼氏からの理解はとても重要です。理解のない彼氏と付き合うと、常に偏見の目にさらされてしまいます。なかには、「自分とオタク趣味とどっちか選べ」と無茶な要求をしてくる彼氏もいるでしょう。その場合はオタク男子、あるいはオタクを許してくれる男性と付き合うのがおすすめです。
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