「プロフィールちゃんと見た?笑」400km先でマッチングした夫婦のお話

37歳男性・39歳女性 東京
Kaori
さん
  • 年齢:39歳(1979年9月生まれ)
  • 出身:富山県
  • 職業:主婦
  • 趣味:音楽鑑賞
Hisayuki
さん
  • 年齢:37歳(1982年6月生まれ)
  • 居住地:東京都
  • 職業:自営業
  • 趣味:空手、バイク、スノーボード


まずPairsを使い始めたきっかけを教えてください。

Hisayuki:僕は去年の3月末に、Pairsを使い始めました。ちょうど会社の同僚がPairsを使っていて、自分も恋人を探していたのでその同僚にPairsを紹介してもらった感じです。

Kaori:私は2,3年前にPairsへ登録しました。きっかけは、身近にあまりいい人がいなかったことと、自分の結婚適齢期も意識していました。

その当時はまだ富山にいたのですが、富山在住の男性を検索しても、条件に合う人が少なく、いつも同じ人が出てきていました笑

そんなこともあり、登録をしてからはほとんど使わなくなって、最終的にはPairsに登録していたことも忘れていたくらいでした。

ペアーズを使い始めたきっかけを話してくれているご夫妻

次にいいね!のきっかけを教えてください。

Hisayuki:僕は相手を探すにあたって、相手の住んでいる場所は特に気にしてなくて、バイクのコミュニティで探して、彼女に僕からいいね!をしました。僕はバイクが好きなので、趣味が合う人に出会えたらいいなと思い。

Kaori:いいね!を貰った時は、バイクの免許を取ったばかりで運転は下手だったんですけど、同じ趣味の人だったら話も合うかなと思い、いいね!を返しました。

実はPairsを登録してから2,3年が経って、ある日ちょうどPairsの広告を見つけたんです。そういえば登録していたなって思い、久しぶりにPairsにログインしました。

そして、ログインしてから2日後に彼からいいね!を貰ったので、広告を見ていなければ、彼と出会うこともなかったかもしれないですね…笑

実際に会ってみようと思ったきっかけは何でしたか?

Hisayuki:やはり自分は、バイクのコミュニティで同じ趣味だったという事がきっかけでした。

Kaori:私は少し違うんです。富山の人ですらなかなか会おうっていう話がないのに、いいね!をもらったその夜に、もう彼から「会いに行ってもいいですか?」ってメッセージが来たんです。

そもそも東京の人からいいね!を貰ったのが初めてだったので、「この人、プロフィールの見方を知らないのかな?」って笑

Hisayuki:まあ、そんな勢いだったよね。実際に「あの…プロフィールの見方、知ってますか?私は富山に住んでますよ」って彼女から送られてきました。もちろんプロフィールの見方は知ってましたよ笑

でもバイクもあるし、それくらいの距離なら、全く遠くないと自分は思ってましたね。

Kaori:住んでる場所が違うのに、全然問題なさそうな様子だったので、「すごい!何この人!」と思いました。なので、正直バイクが趣味だからというよりも、フットワークが軽くて面白い人がいるんだったら、一度会ってみたいと思ったんです。

フットワークが軽いHisayukiさんに興味がわいてきたKaoriさん

会ってみた時の印象はどうでしたか?

Hisayuki:住んでいる場所が富山と東京なので、お互いの中間地点になりそうな、長野県で初めて会うことになりました。会うまでに頻繁にメッセージのやり取りや電話もしていたので、実際に会ったときは自分のイメージ通りでした。

Kaori:事前のやり取りは、電話の声もすごく格好よくて「私でいいの?」って逆に恐縮してしまうくらいでした。

その前もお見合いとかで、「この人はどう?」って紹介される人は、あまりタイプじゃなくて…。私ももうすぐ40歳だし、富山で結婚するとなるとかなり厳しい状態でした。

正直、やっぱり会うまでは、写真と違う人が来たらどうしようなんて思っていました。でも会ってみたらバイクに乗った格好いいお兄ちゃんっていう印象で、本当に夢みたい!って。

デート当日の印象を聞いているHisayukiさん

結婚まではどんな流れでしたか?

Hisayuki:長野での初デートの帰り際にはもう結婚の話になったので、実は結婚までにそんなにデートとかは重ねてないんですよね。初デート後には、結婚に向けての準備が着々と進んでいった感じです。

Kaori:そうですね。初デートの約1ヶ月後の2回目に会うときは、もう東京にいる彼のお母さんにご挨拶に行きました!

Hisayuki:さらに約1ヶ月後に富山に行って、彼女のお母さんにご挨拶をしたんです。なので、6月2日に初めて会って、7月27日には入籍していました。

ご結婚までスピード感がありますが、結婚を決意した決め手はありますか?

Hisayuki:今だから言えるんですが、メッセージでやり取りしている時から、この人と結婚するんだろうなって予感がありました。

会ってから一緒に過ごしてみて、すごい自然というか落ち着く感じだったので、初デートが終わる時に結婚を決意したんです。会ってみて確信に変わりましたね。

Kaori:いま思うと、彼が東京に住んでるという事が、逆に結婚の決め手になったかもしれないですね。そもそも私の近くに住んでる人だったら、じゃあ試しに付き合おうかとか言ってたと思うんですよ。

でも彼は東京にいるので、付き合うといっても時間もお金もかかると思いました。しかも、これまでお見合いとかで紹介された中でもダントツに良かったので、彼から結婚を切り出された時にすぐ決意できたんです。

いまは一緒に住んでどれくらいなんですか?

Hisayuki:2018年の10月から住んでるので、もう半年くらい経ちますね。

お二人の中で生活のルールはありますか?

Kaori:ルールではないんですが、彼は自発的に、毎朝トイレ掃除をしてくれてます。すごい助かります。

今まで家事もやったことなかった彼が、結婚してトイレ掃除やゴミ出しとかもやってくれるようになったので、感謝しかないんです。他の家事は私がするんですけど、だいぶ助かりますね。

ケンカした時は、どうやって仲直りしてるんですか?

Hisayuki:仲良しなんですけど、些細なことでよくケンカするので、その日に仲直りをして持ち越さないようにしてます。

Kaori:ケンカの始まりと仲直りは全て夫からですね。ケンカをした数時間後、彼から謝ってくるのが可愛いんです。

ケンカのときの話をされて少し照れているHisayukiさん

休日はどんな風に過ごしていますか?

Hisayuki:休日はどこかに行きますね。山に登ったり、たまに都内でやってる食べ物のフェスに行ったりします。どこかしら遊びに行ってるので、家にいることはあまりないですね。

Kaori:朝のテレビでイベント情報を見て、面白そうだったら行くって感じです。あとは、私たちは銭湯が好きなので月に2回くらい銭湯にも行きますよ。

何をしてる時が一番落ち着きますか?

Hisayuki:仕事から帰ってきて、彼女に迎えられる瞬間が落ち着きますね。結婚したんだなーという実感も湧くというか。

Kaori:私は、彼がご飯の時に横に座ったり、寝るときはくっついてきたりする時に落ち着きます。それこそ富山にいた時は、ずっと周りから一匹狼に思われてきて、一人で頑張ってきたんです。

けど、彼といると一人で頑張らなくて良いんだって思えるので落ち着きますね。

お互いのどういうところが好きだったり尊敬をしていますか?

Kaori:私が自分にも他人に厳しくて、すぐ人の出来てないところを指摘してしまう性格なので、彼の寛容なところをすごく尊敬してます。彼は絶対責めたりしないので、本当に優しい人なんだなって思います。

Hisayuki:僕のために色々やってくれる人なので、そこがやはり尊敬してますね。会社に行くときは、僕より朝早く起きてお弁当を用意してくれます。

キッチンに立つKaoriさん

これからやってみたいこと、楽しみなことはありますか?

Kaori:結婚したからあれができないとかじゃなくて、むしろ結婚したから、今までの人生よりも華のあるものになった、という風に生きていきたいとは思いますね。

私は東京にこの歳で出てきたっていうのもあるし、彼とここ東京で生活をしていくのが楽しみです。

Hisayuki:そうですね、やっぱり楽しくやっていければ良いと思いますね。あとはいま彼女が妊娠中なので、子どもの誕生がとても楽しみです。いま自分が習っている空手を、子どもと一緒にできたらとか考えています。

最後に、これからPairsを使う人にアドバイスがあれば教えてください。

Kaori:最初Pairsが続かなかった理由って、やり取りが面倒臭いなって思ってたんですね。マッチングしても、プロフィールに書いてることを聞いてきたり、「料理は何作るんですか?」と聞かれて、「卵焼きです」と返したら「良いですね!」で終わるみたいなやり取りも笑

テンポが遅くて、男性側がリード出来てないメッセージが、私は苦手でした。お相手との相性もあると思うんですが、やっぱりメッセージはテンポが大事だと思います。

Hisayuki:メッセージの話からは逸れますが、やっぱり出身とか居住地とかは関係ないと思います。コミュニティとか趣味とかを通じてこの人だと思う人がいれば、それが自然と形になっていくんじゃないかなって気がしますね。

僕たちはバイクっていう共通の趣味があって、住んでる場所は違いましたけど、こうやって出会えましたからね。

インタビュー:Akiko Yanagida
撮影・文:Shu Kayashima

バイクと一緒に記念写真を撮っているお二人

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