「とりあえずやってみるか」と始めたPairsで運命の出逢い

初めてお会いした日から、約8ヶ月で入籍しました。

彼は耳が聞こえません。彼との会話は、ほとんど手話、それと筆談・読唇術です。

私は、手話が当たり前だと思っている方との出逢いを希望していたので、Pairsを通じて、今のパートナーに出会えた幸運に、とても感謝しています。

結婚相談所で思うような成果が得られぬまま、中途退会に至り、しかし、自力ではお相手を見つける自信はありませんでした。Pairsは、「女性は原則的に無料」とのことでしたので、「とりあえずやってみるか」という程度の気持ちで始めました。

はじめは、私から彼に「いいね！」。マッチングし、メッセージ交換をしている中で、くだらない話でも、穏やかに、丁寧に応じてくれる彼。長文には長文で答え、短文には短文で答えてくれて、会話のリズムを合わせてくれていると思いました。また、境遇や家族構成に共通点が多かったのも、安心できた理由の一つだと思います。

Facebookを交換した際に、“共通の友人”として浮上したのが私の親友でした。それで一気に警戒心が薄れ、その友人にも陰でこっそり聞いて（笑）、「悪い噂のある人ではない」と言われたので、お会いしてみようと思いました。

初めてお会いした日。段差を踏み外しそうになったら支えてくれたり、階段をのぼるときに手をとってくれたりなど、随所で所謂「女の子扱い」をしてくれたので、照れくさくはありましたが、やはり嬉しかったです。

何度かお会いしていた、ある日のデートで、「僕と、結婚を前提におつきあいをしてください」と、きっぱり言葉にしてくれました。やさしすぎるあまり、草食系といいますか、そういう物足りなさがあったのに、言うときは言うんだ、というギャップがとても心に響きました。

これからも二人で力を合わせて、幸せな家庭を築いていきたいと思っています。ありがとうございました。