「自分と対極にいる人と一緒にいるほうがシナジーが生まれる」ハヤカワ五味に聞く“本命”との出会い方

学生時代に起業し、多岐にわたり手腕を発揮するハヤカワ五味さん。一方で「同棲8回のセミプロ」を自称しnoteやSNSなどを通して自身の恋愛遍歴を発信、マッチングアプリを利用したパートナー探しを公開されていました。そしてペアーズでパートナーと出会い、この度ご結婚を発表! そんな恋愛にも仕事にもエネルギッシュなハヤカワ五味さんに恋愛への姿勢、そしていかにペアーズを利用されていたのか伺いました。

ハヤカワ五味(はやかわ ごみ) 240321 Eureka173275 72dpi 1000 q85 1995年東京都出身。株式会社ウツワ代表取締役。高校1年生でアクセサリー・アパレルのデザイン・製作・販売をはじめ、多摩美術大学在学中にランジェリーブランド「feast」を立ち上げ、2022年に株式会社ブルマーレに事業譲渡。2019年に立ち上げた株式会社ILLUMINATEは、2022年にユーグレナグループにジョイン。2024年4月にペアーズで出会ったパートナーとの結婚を発表。

ひとりでは得られない充実感を考えると「誰かと一緒に生きたい」という想いが強い

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―恋愛とキャリアの両立に悩み、その結果恋愛に消極的になってしまう方も中にはいますが、ハヤカワさんは精力的にビジネスに取り組む一方で、恋愛に対しても積極的に行動されている印象があります。何か理由があるのでしょうか?
確かに私は同棲の回数でいじられることもあるほど、恋愛に関して積極的なほうです(笑)。私の考えとしては、例えば自分一人だけだと日々から得られる情報が限られますが、誰かといると情報を得る“目”が増える感覚なんです。お互いにさまざまなことに気づき、辛い時は支え合う。一人では得られない力強さや充実感を考えると、「誰かと一緒に生きていきたい」という想いが強いですね。
あと、私は自主的に動いて自分自身で意思決定するタイプなので、恋愛に対する動きもどちらかといえば早いほうかもしれないです。

―恋愛で疲弊して、出会いに消極的になってしまう……という感覚はあまりないですか?
正直、疲れることもありますよ! ですが「他人と向き合う難しさ」は恋愛だけじゃなく、仕事でいろんな方々と関わる場合でも同じだと思います。
恋愛において「パートナーとうまくいかない」とか「相手の嫌なとこが目につく」理由って、相手を通して、自分自身の嫌なところが見えてくるからじゃないかと感じます。つまり自分自身が思う自分の嫌なところに向き合わなきゃいけないから、恋愛って大変なんだと思うんです。ですがそれを乗り越えた先に「付き合ってよかった」という経験が得られる気がします。
また私の特性として、人と会うことにあまりエネルギーを消費しないほうなので、機会があるなら無限に会える(笑)っていうのも含めて、結果的にパートナーがいる期間が長いんだと思います。

決め手は「自分自身で自分たちを最高に」できる相手かどうか

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―ハヤカワさんの好きなタイプはどんな方ですか?
まず「魅力的に見える異性」と「生活を共にするパートナーとしてお互い心地いい人」って違いますよね。20代半ばでその違いに気づいて、自分が考える「理想のパートナー観」がすごく変わっていきました。
以前は、メディアとかに影響されて「常にリードしてくれる頼り甲斐のある男性」がいいのかなと思っていました。しかし、あるとき気づきましたが、私はパートナーにリードしてもらう必要はないし、むしろ誰かを養うとか、責任を持って動くことにプライドを持っているタイプ。どちらかというと家庭的だったり、共感性が高かったりする人のほうが自分には合うのではないかと思いました。
気づいたきっかけはまさにペアーズで、普段のコミュニティでは会うことがないような人と交流するようになってからですね。私は立場上「起業家コミュニティ」との交流が多く、オフラインではアグレッシブな人との出会いが増えがちですが、自分もアグレッシブなほうなので、似たもの同士で恋愛していたから上手くいかなかったんだなと。
自分と対極にいる人と一緒にいるほうがシナジーが生まれるというか、相性がいいって初めて知りました。

―ご結婚した現在のパートナーは、どんな方ですか?
性格的な部分では、私とは対照的なキャラクターです。初めて会った時は「なんでこの人こんなにゆっくり喋るんだろう?」って印象でした(笑)。
例えば、私は人と会うのがストレスじゃないので毎週何十人とでも会えますが、パートナーは「今週私としか会ってない?!」ってくらい人と交流しないですし、一人で黙々と作業するタイプ。得意なことも全然違います。私はどんどん物事を進めていくけど、パートナーは何事もすごく丁寧で時間をかける。
一方で考え方が柔軟で、新しい価値観や新しいものに触れることに抵抗がなくて。大事にしているポイントが一緒だったり興味の対象が似ていたりと、相性のよさを感じます。そのうえで仕事へのスタンスや価値観など、お互いに尊敬し合える関係がすごくヘルシーだと感じますし、将来もずっと一緒にいる姿が想像できましたね。

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―結婚の決め手はなんだったのでしょうか?
驚いたのは、すごく家族を大切にする人だったことですね。例えば一緒に住むにしても「その家をどうやってよくしていくか」という姿勢は、正直自分にはない考えでした。でもそうありたいとは思っていましたし、その流れで「将来的に子どもはどうしようか」という話も自然にできたんです。
2人の暮らしをよくしていくために、毎週土曜日の朝にカフェでお茶しながら「今週の振り返り」の時間を作っています。人によっては面倒くさいって思うかもしれませんが、私たちの場合は、私のほうがアグレッシブでパートナーがすごく控えめなので、話し合う時間をとらないと私の意見だけで物事が進んでしまう危機感がありました。
「振り返り時間」は私から提案したんですけど、向こうも同じ課題を感じていたみたいで。日々の生活に対して「よりよくしたいから自分から働きかける」という姿勢がお互いできているのはすごくいいなって思っています。パートナーは一見おとなしくて物静かなタイプですけど「軸」があって、それが一緒に過ごすなかで見えてきて、すごく尊敬しています。

―フィーリングや生活への向き合い方含め「この人しかいない」と決断されたんですね。
「この人しかいない」というより「この人がいい」ですかね。極端な話、全人類とは出会えないですし「100%自分と一致する人」や「この人しかいないって人」と結婚するって無理じゃないですか。それより「この人がいい」と思えて「自分自身で自分たちを最高にしていく」って決心できる相手かどうかが重要なのかなと。その点でパートナーにはまったく違和感がなかったですし、人生のタイミングがぴったり合ったんだと思います。

初デートは1時間!「マイタグ」を活用して出会いのきっかけ作り

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―「ペアーズでパートナー観が変わった」とお話しされていましたが、ペアーズを利用されたきっかけはなんだったのでしょうか?
友達夫婦がペアーズで知り合って結婚したと聞いて、はじめました。ペアーズはUI※が非常に使いやすかった印象です。ペアーズ経由では、現在のパートナーを含めて2人とお付き合いしたのですが、ペアーズを使っていた期間はそれぞれ1〜2ヶ月くらい。全部で4ヶ月弱ぐらいだと思います。友達夫婦にはずっと恋愛相談に乗ってもらっていました。
※UI:「User Interface(ユーザーインターフェイス)」の略。Webサービスやアプリにおいては快適な操作性を指す

―ペアーズを利用する際、決めていたルールなどはありましたか?
プロフィール写真は人にアドバイスをもらって気をつけましたね。私は髪型や顔つき的にきつい性格に見られやすいので、とっつきやすい雰囲気が伝わるような写真を選んで、プロフィールの内容も共感しやすいポイントを多めに作るようにしました。個性がとがりすぎず、相手に「嫌だな」と思われそうな部分をできるだけなくすように。他にも大好きな「ラーメン」のコミュニティ(現在は「マイタグ」に名称変更)に入ったり、浴衣などの季節感がある写真を使ったりするのもいいリアクションにつながりやすいと感じます。
コミュニティによってはあまり女性がいないジャンルもあったのですが、本当に好きな分野であれば積極的に登録したほうが出会いのチャンスが広がると思います。それに自分が詳しいカテゴリだと、相手の好みによってどんなタイプなのかも見えてくるじゃないですか。例えば漫画が好きなら、この作品が好きな人って合いそうだなぁとか。私は食べることが好きなので、グルメ系の話題で「どの店が好きか」って3つ挙げてもらえたら食の趣味が合うかどうかまでなんとなく判断できるんですよね。

―なるほど。実際に会うかどうかの判断は、どのように決めていましたか?
私の場合はできるだけ間口を広めて会うようにしていました。正直、自分がどんな人に合うかって会ってみないと分からない部分もあるので、最初からあまり選択肢を狭めすぎないのは大事だと思います。また、実際に会った時はいつもなるべく自分から話を振り続けました。もともと「人」が好きな性分なのと、短い時間でできるだけ相手のことを知りたいので。
ただし、初デートの時間はとりあえず1時間くらいと決めて、かつラーメン屋さんとか餃子屋さんとかあまり長居できない場所をあえて選んでいました。

―1時間はスピーディですね!
これも私の特性なのですが、経営者という仕事柄、採用に関わったり人と会う機会が多かったりするので、大体15分くらいで相手のタイプや自分との相性とかがなんとなく分かってしまうんです。もし合わないと感じたら「おいしかったです!」ってすぐ解散できたほうがお互いストレスが少ないですし、逆にいいかもって思ったらそのままカフェとかに移動してもう少し一緒にいればいいじゃないですか。
あと、1時間って私が「我慢できる時間」なんですよね。今日のデートは無駄だったってイライラしないように、自分の機嫌を守るために時間を決めていました。普段から気になるお店をリストアップしているくらい食べることが好きなので、場所も自分が行きたい所にすれば、万が一「相性が合わなかったな」と感じても「行きたかったお店に行けてラッキー」と思えるじゃないですか(笑)。自分が何で不機嫌になり得るかを把握しておけるとストレスを減らせますし、人と会うモチベーションを維持しやすいんじゃないでしょうか。

ゆるく構えて肩の力を抜きながら、カジュアルに出会いの機会を作る

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―相性を見るうえで決めていたポイントや、やっていたことはありますか?
ペアーズに登録する前から、次に出会った人とは交際前に小旅行をしようと決めていました。ご飯を食べて話すだけでは見えてこないものもあるので、軽い遠出をしようと。
今のパートナーとは交際前に片道4時間くらいかけて山形まで行きました。新幹線もずっと一緒です。私は割とスケジュールを詰め込むタイプなので、新幹線を乗り換える合間の1時間でダッシュでお寿司を食べに行ったのですが、時間がギリギリになっても嫌がらなくて、むしろ「タクシー呼ぶね」って柔軟に対応してくれました。そういうイレギュラー時の対応って相手の人柄が見えやすいと思います。

―最後に、「本命を見つけたい」と思っているペアーズユーザーにアドバイスをお願いします!
もちろん自分が抱いた違和感を無視しちゃいけないんですが、「世間的にこういう人がいいって言われてる」「私はこういう人じゃなきゃ駄目」と、決めつけすぎるのはもったいないと思います。無理のない範囲で カジュアルに会う機会を作って、そのうえでもし「合わない」と思ったら相手も同じように感じている場合が多いですから、そこは大人として早めに決断するのがお互いのためによいのかなと。
ゆるく構えて肩の力を抜いたほうが普段の自分らしい姿でいられるでしょうし、無理せずフィーリングが合う相手に出会いやすいと思います!

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