人は第一印象が重要だと言われています。初対面のときに好印象を得られるかどうかで、その後のお付き合いも変わってくるという話も。
それならば、できるだけ初対面の人に好印象を与えたいですよね。そうすれば今後のお付き合いもスムーズにいきそうです。
この記事では、初対面の人に好印象を与える方法をご紹介します。
初対面で好印象を残したい!
第一印象がどれだけ重要かは、いろいろなところで耳にすると思います。仕事なら取引がうまくいくかもしれませんし、恋愛なら好意をもってくれるかもしれません。どんなときでも初対面で好印象を得られることはメリットが大きいので、絶対に好印象を残したいですよね!
初対面で好印象を残すには?
どれだけ初対面で好印象を残したいと思っても、実際に第一印象をよくするにはどうすればいいかわからないもの。もしも初対面で好印象を残す方法があるなら、ぜひ知りたいですよね。初対面で好印象を残すには、どうすればいいのかな?
笑顔を心がける
笑顔の多い人はそれだけ親しみがもてます。特に初対面のときの笑顔は大切。もしも初めて会った人がブスッと不機嫌そうな顔をしていれば、あなたはその人にいい印象は抱かないでしょう。でも逆に笑顔が多い相手なら「話しやすそう」「なんだかいい人そう」と感じるのでは? 笑顔になるだけで印象がよくなるのなら、こんなにお手軽なことはありません。ただ、笑顔というのはなかなかむつかしいもの。自分では笑っているつもりでも、きちんと笑えていないときも多いです。鏡を見ながら練習してくださいね。
あいさつをきちんとする
幼稚園生でもわかる「あいさつをきちんとする」という行為。あいさつがどれだけ大切かは子どものころから教えられているはずです。しかし、意外とあいさつができない大人は多いもの。だからこそ、あいさつのできる人はそれだけで「しっかりした人」「頼れそう」という好印象を与えられます。「はじめまして」「こんにちは」「お疲れさまです」「さようなら」など、定番のあいさつはしっかりしておきましょうね。相手の顔を見てハキハキと言えればより好印象を得られますよ。
会話のときに相手の名前を呼ぶ
初対面で好印象を得られる会話といえば、会話のときに相手の名前を呼ぶことです。会話の中に名前を含むのもいいでしょう。たとえば相手が田中さんなら、会話の際に「田中さんはどう思いますか?」「私は田中さんの意見に賛成です」など。名前を呼ばれるとたいていの人は好感をもちますし、初対面の場合は「名前をちゃんと覚えてくれたんだな」と思わせることができます。こちらもしっかり名前を覚えられるので、とてもいいですよ。
話題を用意しておく
初対面だとどんな話をしていいかわからず、無言状態が続くときもあります。そういう辞退を避けたいのなら、事前に話題を用意しておきましょう。定番なのはお天気の話ですね。ただ、これでは間がもたないので好きなテレビ番組の話、好きな映画・本、趣味などの会話もいいですよ。これらのことを相手に質問するのもいいですが、詮索されていると感じる人もいるので、まずは自分から話してみてください。相手が食いついた話題があれば広げていきましょう。
声のトーン・話す速さに気をつける
初対面で好印象を得る女性は、たいてい声のトーンを抑えています。女性はもともと声が高く、緊張するとより声が高くなるもの。キンキンと響く声は相手に不快感を与えることも……。また、初対面で好印象を与える話し方は、ゆっくりと話すことです。声のトーンが上がったうえに早口で話す人はあまりよくありません。話すときは落ち着いたトーンで、ゆっくり話しましょう。それだけで知的な人にも見えますよ。
話すときは相手の目を見る
誰かと話すときは、話す相手の目を見ることも大切です。目を見るだけで「ちゃんとあなたの話を聞いていますよ」とアピールできます。あなたも、目を見て話してくれない人には好感を抱かないのではないでしょうか? 目を見ることは相手の信頼感を得るためにも必要な行為ですね。ただし、目をずっと見るのは禁物。見つめすぎると相手は緊張しますし、最悪の場合「じろじろみて気持ち悪い!」と思われます。数秒見ては目をそらし、そのあとまた目を見るようにしましょう。
キレイな言葉を使う
言葉遣いが汚い人は、それだけで教養のない人に見えてしまいます。そんな人は第一印象も悪くなることを避けられません。初対面の人と話すときは、キレイな言葉を使うようにしてくださいね。堅苦しい言葉を使う必要はありません。たとえば「食う」を「食べる」、「マジムカついた」を「本当に腹が立った」などでも十分です。言葉遣いはひごろの癖がでやすいので、普段からキレイに話すよう努力していきましょう。
聞き上手になる
基本的に人は話を聞いてもらいたいと思っています。ですから話を聞いてくれる人には好感をもつのです。好印象を得たいと思ったら、自分が話すよりも相手の話を聞くことに意識を向けたいですね。ただ聞いているだけでは好印象とまではいえないので、適度に頷く、話が終わったときは質問を交える、相手がもっと話したそうにしていれば話を促すなど、相手が気持ちよく話せるように気を配りましょう。話し終わった相手はきっとあなたに対して「話しやすい人!」と思うはずですよ。
喜怒哀楽はしっかり表現する
相手の感情がわかれば、それだけ付き合いやすくなるでしょう。喜怒哀楽がハッキリしていない人はロボットと同じような感じになってしまいます。相手が面白い話をしたときは笑い、なにかしてもらったときは喜び、悲しい話には一緒に悲しむようにするのがいいですよ。普段はクールなタイプだったとしても好印象を得るためには少しは喜怒哀楽を表現していきましょう。
姿勢を良くする
猫背だと老けた印象を与えます。特にパソコンを使っているときに前かがみの姿勢をとると、不健康な印象に。歩いているときの姿勢が悪いのもよくないですね。シャキッと背筋を伸ばすと「仕事ができそう」「しっかりした人かな」と、ポジティブなイメージを与えられます。姿勢は気を抜くとすぐに悪くなるので、気をつけたいですね。また、歩き方も大切です。ぶりっこみたいな歩き方やガラの悪そうな歩き方をしていないか確認しましょう。
肌や髪の毛の調子を整えておく
肌や髪の毛の調子が悪いと、不健康で老けてみえるのはもちろんのこと、さらに「自己管理ができていなさそう」という印象まで与えてしまいます。健康的な生活を送っていれば肌も髪の毛も調子が悪くなることは少ないでしょう。普段のだらしなさや生活習慣が表れてしますところなので、日々気をつけておきたいですね。肌や髪の毛のお手入れはもちろん、食生活の乱れや睡眠不足を起こさないようにしてください。
清潔感を大切にする
どれだけイケメンや美人でも、清潔感がない人は好かれません。むしろ嫌われてしまうでしょう。好印象を得たいのなら、清潔感も大切にしてください。具体的には、ヘアスタイルを整える、シャツやハンカチにはアイロンをかけておく、爪は短く切っておく、汚れた服や靴を着用しないなど。細かいところをいえばきりがないくらいたくさんあります。清潔感がないとだらしない印象を与えるため、会う前はしっかり鏡でチェックしたいですね。
体臭・口臭に気をつける
自分で気づきにくく、かつ人から嫌われやすいのは体臭や口臭です。これらは自分で気づかないぶん、対策を取りにくいもの。自分が臭っているかどうか、勇気をだして身近な人に聞いてみるといいでしょう。相手からすれば答えにくいことですが、家族や恋人なら正直に答えてくれそうです。もしも体臭や口臭があるようなら、臭い対策グッズを用いたり、食生活を変えたりして臭いがでないように工夫しましょう。緊急の場合はタブレット系のお菓子で口臭を防ぐことも可能です。
髪型を整えておく
初対面のときに好印象を与える髪型は、きちんとカットされて整えられている髪型です。ずっと美容院へ行っていなさそうな伸び放題の髪の毛、根本がプリン状態になっている髪の毛、髪型を整えずボサボサの頭……。これでは好印象を与えられません。日頃から髪型を整える癖をつけておき、伸びている髪の毛はさっさと美容院で整えてもらいましょう。髪型は目につきやすいものなので、気を抜くわけにはいきませんよ。
印象の悪い癖に気をつける
もしもあなたが印象の悪くなるような癖をもっているのなら、その癖を直すようにしてください。たとえば爪を噛んだり貧乏ゆすりをしたりなどです。これらは「汚い」「落ち着きのない人」と思われるため、好印象どころか悪い印象しか与えません。自分にどんな癖があるのかちゃんと把握してくださいね。人から指摘されることもあるでしょうから、指摘されたら素直に受け入れましょう。悪い癖がなくなれば、好印象を得られる可能性がググッと上がりますよ。
服装の色は与えたいイメージの色にする
初対面で好印象を与える服装は、色も重要になっていきます。各色にはそれぞれイメージがありますよね。赤なら情熱的や積極性がありそう、ブラウンなら落ち着いていそう、青なら冷静で知的な人、ピンクなら温かみのある優しい人など。自分が与えたい印象に会う色の服装にしてください。もちろん、TPOを守ったうえで、です。ビジネスの場で派手な赤いスーツを着用していては非常識になりますよね。TPOは気をつけておきましょう。
ネガティブな言葉を使わない
初対面のとき、ネガティブな言葉を使われると悪い印象が残りやすいです。特に最初の一言でネガティブな言葉を発すると、あとあとまで響くでしょう。初対面の人とはできるだけネガティブな言葉を避けてくださいね。たとえば天気の話だと「今日は雨で嫌ですね」ではなく「今日はいつもより涼しくていいですね」とか「新しい傘が使えるので嬉しくて」とかです。または、ネガティブな話題自体を避けるのも手です。
一通りの礼儀を身に付ける
初対面で好印象を与えるためには、礼儀も必要。特に男性は大きなビジネスチャンスをつかむことも多いため、礼儀作法はかなり重要です。女性も「女性らしさ」の中に礼儀作法が含まれることが多いですよね。大人として礼儀作法が身に付いていることは当然です。非常識な行動をとらないように気をつけましょう。もしも礼儀作法に自信がない場合は、ネットや本で調べたり、礼儀作法を教えてくれる講座に通ったりするのもいいですよ。また、礼儀正しい人と行動すると自然と礼儀を覚えることもあります。
男性はヒゲに気をつける
男性の場合、注意すべきはヒゲです。ヒゲはないほうが清潔感を得られますし、ヒゲ嫌いの人からすればヒゲはNGでしょう。しかし、どうしても生やしておきたい男性だっていますよね。そんなときは生やしてもいいですが、できるだけ整えておきましょう。ヒゲを整えておくだけでヒゲ嫌いの人からの印象もだいぶ変わります。無精ヒゲも素敵ですが、得る印象は個人差が大きいので要注意です。
女性はメイクの濃さに気をつける
初対面で好印象を得るメイクを紹介する講座も多くなりましたよね。大人の女性はメイク必須のときも多いため、メイクには気をつけたいところ。薄すぎるメイクはスッピンと間違われるのでNGですが、濃すぎるメイクも「なんだかケバい」という印象をあたえるためNG。アイメイクをがっつりすると濃いメイクに見えやすいので、全体のバランスを意識しながら濃さを調整していきましょう。よくわからない人は百貨店のコスメコーナーにいるビューティーアドバイザーに聞くのがてっとり早いですよ。
初対面で好印象を得れば安心♡
初対面で好印象を得られれば、次もスムーズに会うことができます。特に出会いの場においては、印象が悪いと「もう二度と会いたくない」と思われ、デートのお誘いも断られてしまうでしょう。印象は今後のお付き合いに大きく関わることなので、ぜひ気をつけてくださいね。急に素敵な出会いがくるかもしれませんので、今から気をつけておきましょう!