「出会ったのはいいけど、どうやって付き合うところまでいけばいいのか」「進め方が分からない」という方も多いはず。そこで、今回は出会ってから実際に付き合うまでの流れをご紹介します。多くの方が悩んでいることでもあるので、疑問を解消してスムーズにお付き合いを始めましょう。
連絡は基本的にLINEで、頻度は相手に合わせる
出会った後にまず悩むのが「連絡はどうすればいいのか」「連絡の頻度はどれくらいが目安なのか」ということです。この点を間違えると相手に良くない印象を与えてしまうので、必ず押さえておきましょう。
まず、連絡手段については今の時代であれば基本的にLINEが良いでしょう。電話という手段もありますが、電話は半ば強制的に相手に時間を取らせてしまうので、相手の都合が悪い場合「気を使えない人」というイメージを与えてしまいます。
もし、電話で伝えたいことがあるならば事前にLINEやメールで「今、電話しても大丈夫?」や「〇〇時に連絡してもいい?」など相手の都合の良い時間を聞くようにしましょう。そうすれば相手に負担をかけることもありません。この点、LINEであれば相手も都合の良いタイミングで連絡を返しやすいので、もし忙しいタイミングで送ってしまったとしてもさほど問題はありません。
しかし、LINEは相手に負担をかけないといっても、一日に何度も連絡しては「返信が面倒だ」と思われてしまいます。一般的に男性と女性ではLINEや電話を使ったやり取りに対する考え方が違います。男性は主に何か用事や目的がある場合にしかLINEや電話は使用しません。すべての男性がそうだとはいえませんが、大抵の男性は短文で簡潔に伝えたいことだけを話す傾向にあります。
これに対して女性は、LINEや電話でのやり取り自体に意味を見出しています。つまり目的や用事がない場合でも相手と繋がることによって親近感が沸いたり、交友を深めることができます。同性同士の連絡であれば特に問題はありませんが、異性と連絡する際にはこの点に注意が必要です。
もし、あなたが女性であれば気になる男性に対して特に用事もなく頻繁に連絡すると、男性からは「何のために連絡してきたの?」「忙しいんだけど」と思われてしまうかもしれません。これはもちろん、相手の性格に寄るところが大きいですが付き合う前の段階であればLINEでの連絡は多くても1日2回~3回程度にしておきましょう。
こうして連絡を重ねているうちに相手の生活リズムではどれくらいの頻度で連絡が返ってくるかが分かってきます。基本的に相手のペースに合わせて連絡するのが肝心ですので、相手が忙しくしているであろう時間帯の連絡は控えましょう。連絡する時間帯のおすすめは朝と晩です。朝であればまだ本格的に活動している時間帯ではないので、軽く挨拶程度に連絡をしてみるのも良いでしょう。逆に晩であれば「今日もおつかれさま、仕事はどうだった?」など相手の労をねぎらうような文面で連絡するのも良いかもしれません。
いずれにせよ、相手の生活リズムを把握し相手のペースに合わせて連絡するように心掛けましょう。そして、相手に合わせることと同時に自分自身の生活リズムも大切にしましょう。相手に気を遣うあまり自分の生活リズムが崩れてしまってはやり取りが負担になってしまいます。お互いのペースでゆとりをもって連絡を取り合うようにすることが大切です。
告白の目安は「3回~4回デートした後」が一般的
「出会ってから何回かデートしているけど、いつ告白すればいいの?」「期間はどのくらいがベスト?」と悩んでいる人も多くいます。告白はタイミングがとても大切になってくるので、目安になる知識を知っておきましょう。
一般的に告白するタイミングは「3回~4回目に会った後」がベストなタイミングといわれています。これはなぜかというと、3回目のデートの後が一番お互いのことを意識しているからです。恋愛に発展する男女の間柄は当然お互いのことを意識しあっていなければ成り立ちません。自分が相手のことを意識しているのは当然ですが、相手も自分を意識している必要があります。
1回目のデートであればまだお互いのことをよく知らないので、相手が「どんな人なのか」を知るだけで終わってしまいます。そして、2回目のデートで初めて楽しんでより深くお互いのことを知ることができます。3回目のデートともなれば自分も相手もお互いのことをかなり知っている状態です。この3回目のデートを楽しく終えることができれば、それは相手が自分のことを意識している証拠です。
なぜなら、男性も女性も興味のない相手と3回もデートをしないからです。自分の時間をわざわざ割いてまで一緒にいることを優先しているのですからそれだけ相手に興味、関心を持っています。さらに、3回目のデートの後は相手も「告白されるかも」と思っている可能性が高いです。このお互いに意識が最高潮に高まっている状態が3回目のデート後なのです。
逆にこのタイミングを逃すと相手に「私って友達ってことなのかな?」と思わせてしまう可能性があります。5回も6回もデートをしていると相手は「この人は私のことを恋愛対象として見ていない」と判断して、最悪の場合には「別の人を探そう」と思われてしまうかもしれません。
恋愛はタイミングが命です。もし、3回目のデートに誘ったときに相手が乗り気だったり、デートの最中に何度も目が合ったりした場合は脈有りの可能性が高いのでタイミングを逃さず告白しましょう。逆に1回目や2回目のデートでまだお互いのことをよく知らないうちに告白すると「この人のことまだよく分からないし」「私のこと何も知らないでしょ」と思われたり、「がっついてる」と思われることがあるのであまりおすすめできません。また、出会ってから3回目のデートまでの期間はおよそ1カ月~2カ月程度が目安です。
一カ月より短いのはスパンが短すぎて「急いでいるのかな」と思われますし、2カ月以上でも熱が冷めてしまうおそれがあります。できれば1カ月~2カ月の間で3回ぐらいはデートできるようにしましょう。
こういった知識をしっかりと頭に入れてタイミングを逃さないようにすれば、告白が成功する確率もぐんと上がるはずです。ぜひ押さえておきましょう。
もし「相手と合わないな」と思ったときの対処法
相手と出会っていろいろな話をする中で「この相手とは合わないかも」「付き合うまではいかないかな」となることももちろんあります。そういった場合にどのようにして相手を傷つけずに関係を終わらせるかについてお伝えします。
まず、相手との関係を終わらせる際に一番重要なことは「自分の意思をはっきりと伝える」ことです。相手に対して優柔不断な態度を見せると相手は「まだ脈有りかな」と勘違いしてしまう原因になります。こういった誤解を防ぐためにも、できるだけ分かりやすく相手に好意がないことを伝えるのがベストです。
しかし、実際には「そんな直接的には言えない」という人がほとんどです。そういう場合は、会った後にお礼を伝え、その後こちらからは誘わないようにし、もし誘われた場合にはやんわりと断りましょう。その際に使える言い訳としては「仕事が忙しい」「他に予定が入っている」などが一般的です。断った後でも執拗に誘ってくる場合には、LINEであれば「既読スルー」が効果的です。
いきなりブロックや連絡を絶ってしまうよりかは、「既読スルー」をするほうが相手がこちらの意図を察してくれやすくなります。「既読スルー」は相手に対して「もう返信する気はありません」「既読スルーする前の文章をもう一度よく読んで」と伝える手段ですので、これで大抵の人はこちらの意図を察してくれます。
もし、「既読スルー」は角が立って嫌という方は「あいづちを打つだけで話を膨らませない方法」や「返信を遅くする」などして相手が諦めてくれるのを待ちましょう。それでも連絡をしてくる場合には、はっきりと「あなたに好意はありません」と伝えるか、LINEであればブロックしたり電話であれば着信拒否をしましょう。折角なにかの縁で繋がった関係を切ってしまうのはお互いにとってつらいことですが、はっきりとしない態度はどちらのためにもなりません。ここは心を鬼にして毅然とした態度を示しましょう。
相手と関係を終わらせたいというのは、決してあなたが悪いわけではありません。ただ単に相手と相性が合わなかった場合やタイミングの問題もあります。もし「相手と合わないな」と思ったときにはできるだけ自然な形で距離を置く方法を取るようにしましょう。
プロポーズは付き合ってから早くて3ヶ月、長くて1年半が目安
「実際に付き合ってからどれくらいでプロポーズはするのか」もしくは「プロポーズを受けるのか」を気にされる方も大勢います。プロポーズも告白と同様、タイミングが重要なポイントになってくるので世間一般ではどのタイミングでプロポーズするのかを知っておきましょう。
まず、一般的に婚活サービスや結婚相談所などを通しての結婚は、普通の恋愛結婚に比べてお付き合いからプロポーズまでの期間が短い傾向にあります。これはお互いがすでに結婚を前提としてお付き合いを始めているので、お互いが自分の理想と合致する場合には結婚までがスムーズに運ぶからです。
期間については、早い人で付き合ってから3カ月、長くても1年半ぐらいを目処にして結婚という流れになります。これに対して、一般的な恋愛結婚であれば、お互いのことを知りながら結婚願望があるのか、経済的には問題ないか、仕事はどうするのかなどさまざまな問題をクリアしたうえでプロポーズ、結婚という運びになるので比較的時間がかかります。
期間としては付き合ってから1年~3年というのが一般的です。婚活サービスや恋愛結婚でも共通していえることは、年代によって付き合ってから結婚までの期間が変わってくるということです。20代であれば、まだ経済的にも余裕はさほどなく、女性も「まだ時間はある」と考えるので期間が長くなる傾向にあります。
そして、30代になれば男性は仕事も落ち着き経済的にもゆとりが出始めますし、女性においても「そろそろ結婚しないと子供が産めない」という危機感を持ち始めます。40代ともなれば女性は「子供を産むのか産まないのか」という人生における重要な決断を迫られるので、理想と現実を見極めながら「この人なら」と思える男性がいればすぐにでも結婚したいと考えるようになります。
さらに、40代であれば自分に合う人と合わない人の区別がはっきりしているので、もしお付き合いが続いているのであれば3カ月という短い期間で結婚してもなんら不思議ではありません。こういったことを踏まえて、お互いの現状をしっかりと話し合い、ベストなタイミングでプロポーズをするのがよいでしょう。
上記にまとめた期間はあくまでも一般論であり、このタイミングで結婚したから結婚生活が上手くいくというものではありません。ただ、プロポーズにおいてもタイミングはとても重要になるので、ぜひ参考にしてみてください。
スムーズなお付き合いをするために
出会いからお付き合い、そして結婚までの一連の流れについてお伝えしてきましたが、スムーズなお付き合いをするために大切なことは「相手を知る」ということです。出会った時点ではまだお互いのことを何も知りません。そうした二人がお付き合いに発展し、結婚するまでの関係になるには「相手がどんな人なのか、何が好きで何が嫌いか、どんなことに興味・関心があるのか」などいろいろな角度から相手のことを知ることが必要になります。そうして初めてお互いに恋愛感情が芽生えます。
ここで重要なのは相手に対しての「思いやり」や「気配りをする心を持つ」ということです。「このタイミングで連絡したら相手はどう思うかな」「こんなことを言うと相手は傷ついてしまわないか」と相手の立場や状況を考えて1つ1つ行動に移していけば、相手はあなたに心を開いてくれるでしょう。そうしたやり取りを重ねることで相手を知り、そして自分のことを知ってもらうことでスムーズなお付き合いをすることができます。今回お伝えしたポイントをしっかりと押さえて、素敵なお付き合いができるようにしましょう。