社会人になると生活の中心が仕事となり、恋人がいてもデートより仕事を優先しなければならないこともあります。また休みが合わないカップルの場合には遠距離恋愛でもないのになかなかゆっくり会えないという場合も。会っていない時間の中で心の距離が離れてしまわないよう、恋人と会う頻度が下がってしまったときのポイントについてご紹介します。
理想のデートの頻度は?
出来るだけ毎日会いたいカップル。会えない時間が多くても上手くいくカップル。デートの頻度が多いからと言って必ずしもラブラブとは言えませんし、少ないからと言って仲が悪いとも言い切れません。カップルにはそれぞれ愛の形があり、強制することではありません。しかし、一般的に理想とされるデートの頻度は? カップルのタイプ別にご紹介します。
同棲しているカップル
同棲している場合、毎日一緒に過ごしますよね。だからこそ、お休みの時は自分の時間を大切にするのがおすすめ。友達と遊んだり、本を読んだり、自由に過ごす時間も必ず必要です。もし、お互い特に予定が無いのであれば、外に出かけて気分を変えてみてはいかがでしょう。
もちろん、毎日顔を合わせるからと言ってデートが要らないわけではありません。たまには2人でどこかへ出かけてデートを楽しみましょう。同棲しているカップルが長続きする秘訣は、お互いの時間を大切にすることなのです。
同じ職場のカップル
同じ職場に勤めている2人、いわゆる社内恋愛中のカップルは会う回数は多いですが、なかなか2人きりの時間がとれないことにもどかしさを感じることもあるでしょう。職場が同じだとお互いの都合を調整しやすいので、仕事帰りにサクッとご飯に行ったり、週末にデートしたり、週1回デートできるといいですね。
社内ではなく、2人きりで会う時間は何よりも幸せを感じる瞬間なはず。お互いの仕事の忙しさや内容も理解できるので、仕事の愚痴を聞いてもらえたり、ストレス発散にもなるでしょう。
近くに住んでいるカップル
社会人同士のカップルは、デートの時間を確保するのがなかなか難しい場合もあります。とは言え、お互いの家が1時間〜2時間ならば会おうと思えばすぐ会える距離ですよね。週に1度はお互いの時間を作ってデートができると良いですね。
仕事や友達の話などをすることで、よりお互いを深く知ることができます。しかし、付き合いが長くなるとデートがマンネリ化してしまい、お互いの大切さを忘れかけてしまうこともあります。そんな時は、デートの頻度を少なくし、少し距離を置いてみてみましょう。お互いの大切さを再確認できると、愛が深まるはずです。
遠距離恋愛をしているカップル
会いたくてもなかなか会えないのが長距離恋愛。社会人同士のカップルの中には、仕事の都合上遠距離恋愛をしている人も多いでしょう。距離が離れてしまうのは仕方のないこと。それぞれの予定や、金銭的な問題もあるので頻繁にデートに出かけることは難しいですよね。
しかし、なかなか会えないからこそデートがとても楽しみなイベントになります。月1回はデートができるのが理想ではありますが、もちろん必ずしも毎月時間が取れるわけではありません。なかなか会えず、すれ違いになってしまうこともあるので、せめて連絡は小まめにとるようにしましょう。そして、愛情の言葉をなるべく直接伝えるようにしましょう。距離が2人の気持ちも離してしまわぬよう、お互いに高め合うことが欠かせません。
恋人と会う頻度が下がった時の対処法
理想のデートの頻度をご紹介しましたが、あくまでも理想。週1回のデートはおろか、1ヶ月、2ヶ月も恋人に会えない……なんてこともあるでしょう。恋人と会う頻度が下がってしまった時、心にぽっかり穴が空いてしまったように感じるのは誰でも同じ。無理やりその穴を塞ごうとするより、「会いたい」気持ちに素直になる方が恋人との関係はうまくいくはず。しかし、どうしても耐えられない時はどう対処したらいいのでしょうか?
メールや電話でコミュニケーション
会っていない間こそメールや電話といったツールを最大限に生かしてコミュニケーションをとりましょう。「おはよう」「今日もお疲れさま」など些細なことでもいいので、一人の生活の中にお互いの存在を感じさせることが大切です。
ちょっとした日常生活の報告はお互いを身近に感じさせますが、お相手が忙しくて疲れているときなどは愚痴を控えるといった気づかいも忘れないようにしましょう。かけがえのない恋人という存在に、少しは甘てみていいのですよ。
顔を見る時間を作る
デートというほどではなくても、顔を見て話せる時間を短くてもいいので作るようにしましょう。仕事帰りに待ち合わせたり、朝食を一緒にカフェで食べたり。短い時間でも同じ空間にいて過ごすのは特別な意味があります。
なかなかゆっくり会えない不安は顔を合わせることで解消されるはず。遠距離恋愛中の2人の強い味方は、テレビ電話。今は無料で顔を見ながら話せるツールが沢山あるので、上手く利用して顔をみる時間を作りましょう!
我慢しすぎない
仕事や距離など、二人にはどうしようもできない理由で会う頻度が下がってしまった場合、しょうがないからといって我慢しすぎるのはよくありません。あまり感情を押し込めてしまうとお互いに何を考えているのかわからなくなってしまったり、久しぶりに会ったときに楽しめなくなってしまったりということもあります。
わがままを押し付けるのはNGですが、時には素直に「会いたい」「寂しい」と素直にお相手に伝えましょう。もし、恋人からその言葉をもらった時は、「私も(僕も)会いたい」と返事を返しましょう。お互いの愛を再確認できる機会になるはずです。
カップルで話し合って決めることが大切
好きだからこそ毎日のように会いたいと思う人もいれば、それぞれの時間を大切にした上で時間があるときに会いたいと思う人もいます。どちらかが我慢することなく、話しあったうえで、デートを楽しみましょう。お互いに最適な頻度でデートをすることで、愛を育んでいけるといいですね。カップルにとって、会う頻度が下がってしまうのはあまりよくない状態。
距離が離れていると、すれ違いやすくなってしまうのも事実です。しかし、会えない時間があるからこそ、会えた時の喜びは2倍。自由に会えないときこそ工夫して愛情を深めるようにお互い努力することが大切です。