結婚後のライフプランを考える上で避けて通れないのが、「専業主婦」か「共働き」かの話題。
好意を寄せるお相手がどう考えているか気になるものの、付き合いが深くない段階では踏み込んでききづらい……ものですよね。
では、今ドキの男女はどう考えているのでしょう。「専業主婦」派、「共働き」派、双方のご意見を集めてみました。
「専業主婦」と「共働き」、男性の希望で多かったのは?
まず男性の希望を見てみると、「共働き」が35.1%に対し「専業主婦」は3.4%と少数に。
ただし、注意したいのは「共働き」や「とくにこだわりはない」を選択した男性の中には「子どもが生まれるまでは共働きで、産後は専業主婦」との声もかなりあったこと。その数を含めると「専業主婦」派の男性は増えると考えて良さそうです……!
<妻には専業主婦を希望する男性の声>
「家事と仕事との両立で負担をかけたくない。子どもがある程度育つまでは、専業主婦のほうがいい」(40代前半/男性)
「生活費を稼ぐのは男の役目。そこは頼られたいという思いもあるかな」(20代前半/男性)
「仕事から帰った時に妻がいないのは寂しいし、子どもができたらなおさら近くにいて愛情を注いであげてほしい」(20代後半/男性)
専業主婦派の男性からは、「家事、育児を重点的にしてほしい」、「妻に負担をかけたくない」との声が目立ちました。中には「収入面でも頼られたい」と男らしい(!)コメントも。
<妻にも働いてほしい男性の声>
「自分の収入だけでは将来的に不安だから、共働きがありがたい。家事育児はできるだけ手伝うつもりです」(30代前半/男性)
「家庭での分担は平等にしたほうが、トラブルも少ない気がします」(40代前半/男性)
「経済面の安心はもちろん、妻には外に出て生き生きとしていてほしいから」(30代後半/男性)
共働きがいいとした男性から多く挙がったのが「共働きでないと経済的にキツイ……」とのリアルな声。また、「女性も社会と接点を持っていてほしい」と考える男性も少なくないようです。
女性は結婚後、「専業主婦」になりたい? それとも「共働き」?
仕事をどうするかを現実的に考えなければならない女性の立場で見ると、「専業主婦」希望は13.9%、「共働き」が41.5%とこちらも共働きがリード。
気になるその理由とは?
<「専業主婦」を希望する女性の声>
「主婦業に子育て、その上仕事までこなせる自信と体力がありません……」(30代前半/女性)
「正直、今の職場は既婚者に厳しいので……続けるのは難しいです」(20代後半/女性)
「専業主婦の家庭で育ったので。仕事をしていると自分のことだけで精一杯になりそうだから、仕事は辞めて穏やかな気持ちで、夫や子どもと接したい」(20代後半/女性)
特に多かったのは「主婦業と仕事の両立に自信が無い」との声。また、「家庭を第一に考えると、専業主婦のほうが均衡が取れそうな気がする」とのコメントもありました。
<「共働き」を希望する女性の声>
「社会とつながっていたいし、経済的に夫に依存していると、自分の立場が弱くなってしまいそう」(30代前半/女性)
「働くことが好きで、家でじっとしていられないタイプ。それに経済的に余裕がある生活がしたいから」(20代後半/女性)
「出産、育児を考えたら、フルタイムではなくてお小遣い稼ぎ程度に働きたい」(30代前半/女性)
ダブルインカムのメリットはもちろん、「経済的、精神的に自立していたい」ことも、共働きの動機となっている女性が多数。
ただし、「子育て中は仕事を辞め、ある程度大きくなったらパートなどで働きたい」との声も目立ちました。
「共働き」の捉え方も人によってさまざまなようです。
ライフステージによって、考え方が変わる可能性もあり
今回のアンケートでは、男女共に「共働き」を希望する人の割合が高いという結果に。
とはいえ、その中でも「子育て中は専業主婦を希望する」など、その時々の状況によって女性の働き方を変えることを理想とする人も多数!
今は「結婚後はこうしたい」と漠然と考えていても、いざその時になったら気持ちが揺れたり、迷ったりすることもあるものです。
ライフステージに応じて、ベストな方法を柔軟に探っていくことが大切かもしれません!