男性は女性に比べると過去の恋愛を引きずりやすいと言われています。
別れた直後よりも時間が経つごとに元カノとの関係を美化し、いつまでも心の奥底にとどめてしまうのです。男性がふと元カノを思い出す瞬間にはどんなときがあるでしょうか。
二人で行った初デートの場所や相手が住んでいた地域を訪れたときなど、思わず元カノを思い出してしまうようです。
「あのときはこんなことがあったな」「あのころは幸せだったな」など具体的に回想に浸ることも。
元カノとのドライブデート中によく聞いていた曲や元カノがカラオケでいつも歌っていた曲など、なじみのある音楽が耳に入ってきたときに思い出すきっかけとなります。
聴覚からの情報は意図しなくても入ってくる上に脳に直接的に訴えかけるため、より感情や当時の記憶を呼び起こすようです。
新しく彼女ができたときにも元カノを思い出す男性が多いというのは意外かもしれませんね。
でも思い出に浸るためというより、前の恋愛を振り返ることでデートのプランや彼女が喜ぶことを考えようとしているという場合が多いようです。
今は様々なSNSで本人はそのつもりがなくても昔の知人の情報を目にすることがあります。
元カノの名前が出てきてしまったときや共通の知り合いの投稿に元カノの写真・コメントがあったときなどはついまじまじと見てしまうようです。
最初から元カノと共通の友人がいる場合や付き合っている期間中に紹介することで二人のことを知っている人がいる場合、その人物に会うことで元カノを思い出すきっかけになることがあります。
悪気なく相手が「そういえば○○って結婚したらしいよ」などと情報を伝えてくるケースもあり、気にしていないふりをしながらも心中は穏やかでないことも。
全て処分したはずの元カノの私物を自分の部屋で発見してしまった場合もいっきに思い出がよみがえります。
そのアイテムを使っていたときの元カノの様子やしぐさ、表情などを思わずぼんやりと回想してしまうようです。
今は彼女がいても喧嘩をしてしまったときや何か不満があるときなど、つい元カノと比べてしまう男性は少なくありません。
「○○だったらあんなことは言わなかったのに」「○○のときはこんなことで喧嘩しなかった」など、いいことだけを都合よく思い出す傾向にあります。
買い物に行ったときやコンビニに立ち寄ったときなど、元カノがよく買っていたものを見かけると「そういえばこれ好きだったな」と思い出すようです。
好きな洋服のブランドショップ、デートの休憩に使っていたカフェ、部屋でいつも食べていたアイスなど、意外と男性は覚えているものです。
元カノとの付き合いが長かった場合は特に、相手の誕生日や記念日といった区切りが近付くとつい思い出してしまいます。
クリスマスやバレンタインといったカップルのイベントは誰もがそれぞれに思い出があるものですが、元カノとの二人だけの特別な日だからこそこっそりと思い出を大切にしてしまうようです。
仕事でうまくいっていないときや孤独を感じたときなど、弱っている瞬間も元カノのことを思い出してしまう男性が多いようです。
自分の様々な面を知っている存在に心細さを埋めてほしいのかもしれません。
元カノなんてもう忘れた、といったフリをしながらもいつまでも引きずってたまに思い出してしまうのが男性。
別れてしばらく経てばすっきりと忘れてしまう女性には理解できませんが、こっそりと思い出に浸るくらいは許してあげてもいいのかもしれませんね。